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”旅する料理人” 料理人のノマドワーク  vol.3(全5回) ”行きたい場所に仕事を作る”

3/3(日)
今から沖縄に出発します。
今回は、
【POP UP】"沖縄おもろまち"
ナチュラルワインバー
"BAD GIRLS DANCE CLUB"
3/7(木)〜3/23(土) :月曜定休(予約相談可)
OPEN18:00〜
沖縄県那覇市おもろまち2-2-20
098-943-9266
https://goo.gl/maps/ih5BHNHSjwH2

という事で、
沖縄に約3週間滞在しながら、
POP UPでワインバーを営業してきます。

クラファンも期間が残りわずかなので
宜しくお願いします。
https://camp-fire.jp/projects/view/125074
(↑目標金額達成しました!!ありがとうございました!!)

第3回目は、
”行きたい場所に仕事を作る”
ですが、まさに今やってることです。

以前、
"仕事が来たら、今自分が興味ある国を絡めて
仕事でその国に行って、
その国の食文化や街並みや人々の生活ぶり、
見たかった景色を見に行く。
そこからモノを作る"

というやり方で働く方の話を聞いたんです。

最初は、
"あー、売れっ子なんですねー、
お仕事もきっと大きなお金が動く案件で、
その為の予算もたくさん組まれて、
海外出張なんてすぐ行けるくらいの
有名な人なんだねー"

と思ってたんです。
自分の毎日の仕事の中では、
全然リアリティが無いっていうか、
旅費だけでも結構かかるのに、
それ以上の利益を出すイメージが湧きません。

客単価8000円で、
14席、
フード原価率25%、
ドリンク33%、
スタッフの人件費、
固定費、、、

そんな感じで毎日頭の中が進んでるので、

"ある程度売り上げ立てても
交通費と人件費で終わりじゃん"

ていう感じです。

そんな時、知人の方から香港にケータリングで
行かないかとの誘いが来ました。

その知人はデザイン事務所を
やってる方なんですが
クライアントが香港の方で、
日本に来た際によくアテンドしてるそうです。

しかも、

その香港の方々は聞けば聞くほど
リッチな方達で、
香港のレストランはほぼ
食べ尽くしてしまったので、
東京のシェフを呼んで自分の事務所で
昼と夜の食事会がしたい。
というなんとも豪華なお話でした。

即オッケーしました。(*´∀`)♪

条件として支払って頂けるのは、
●こちらで提示した食事代金
●食材費別途
●購入する機材費用
●旅費
●宿泊代

です。

まあ、店を2日間休む。と考えると、
妥当な条件でもあり、
なおかつ
2年くらい働いてくれている
スタッフの◯藤くんと、
日本酒勉強中のスイス人女性スタッフ、
イザ◯ン
の2人で無理しない程度に営業してもらえば、
彼らにとっても"チャレンジ"になる
という様な状況でした。

これで、以前から興味があった、
●ケータリング
●海外出張
●香港の食事情
●自分不在の店営業

これら全部が味わえる仕事が完成です。

まあ、いろいろとバタバタしました。
海外の仕事は大体食材問題があります。
日本と同じ様にはいかないんですよね、
しかも、日本で食べたウチの料理の感じを
期待されてるので現地の食材で
インスピレーションを受けて作ろうとすると、
期待されてるものじゃなかったりするんです。
自分の経験の中では、海外の場合
食材は、ぶっつけ本番だと大体期待値を
下回るんです。

その辺りの苦労話はまた別で書きます。

これで、香港でのケータリングを
SNSで広めまして、お店でもその土産話で
盛り上がると、
なんと、
香港出張の翌月に、パリでの日本酒テイスティングイベントのお話が来ました。、

そうです。

"アイツ(田嶋)は、海外でも呼べば来る"

というキャラ設定が出来てるんです。

即オッケーしました(*´∀`)♪

その案件は、日本人として
日本酒テイスティングイベント
の時にペアリングできる料理を3種類くらい
出す仕事でしたが、
予算は輸出関連の組織からでした!
(どこまで詳細に書いていいか分からないので
あやふやにしておきます。
もちろん真面目に仕事してきましたよ!)
なので、旅費も宿泊費も食費も問題なし。

食材費なども当然経費なので全て出ます。

そのパリでの仕事で出会った方々と
今も交流は続いていて、
かなり実りある旅でした。


まずは頂いたお話を
精一杯頑張ってやり遂げる。
そしてそれはちゃんとSNSでもブログでも、
しっかりアウトプットする。
(note は正にそうですね)
からの、別の案件を誘って頂けるようになり、
ある程度慣れてくると、
旅行で行く行き先にアポを取って、
コラボ営業とか、食材の生産地視察とか、
仕入先の開拓とかを自分で進めていく。
ようになります。
(ちゃんと活動を写真や文や動画で
プレゼン出来るようにしておく)

やっぱり、
呼ばれるのを待っていても何も起こらず、
自分から作って、誘って行くべきです。
もちろん最初はかなり大変でしたけど、
その分経験とノウハウという一生もんの
成果を持って帰ることができます。
(うまくいくとお金も)

自分が留守にしてる間、自店のスタッフ達も
ドキドキしながら頑張って経験を積んでくれて
います。

人生なんて、RPGみたいなもんですからね。
仕事に費やす時間って、結構膨大だから、
仕事で楽しむって決めてからは結構なんでもやるようになりましたね。

お仕事、面白い案件ありましたら、是非ご一緒させてください。
ご連絡はコチラから⬇︎
mail@namida-tokyo.com


さて次回は、

”プロダクトとクリエイティブ”
についてです。

また宜しくお願いします!

2019/3/3 田嶋善文



有難うございます。 生き金を使わせていただきます。