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これからの美容師に求められるもの。

( 画像は関係あります。後ほど。)


こんにちは。

コロナの影響で世界が急速に変わっていってます。

遅かれ早かれ、そうなるはずだったことがコロナの影響で急加速しました。
もちろん良い影響も悪い影響もあります。

afterコロナと言われてたのが、
今ではwithコロナと言われています。

コロナはまだまだ終息しないし、これによって変わったものは元には戻らないことを世界が理解し始めました。

zoom会議なんていい例ですね。わざわざ出向かなくていいし、あれで事足りる。
コロナが終息しても、良い影響として残っていくでしょう。zoom呑みなんかも残るでしょうね。

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こうなってくると、もちろん逆の影響もあります。
レンタル会議室の需要は確実に減りますよね。減るというかなくなるんじゃないかな。

当然、ここの人たちは対策を考えなければいけません。
今のままだと確実に取り残されます。ビジネスモデルを変えるか、選んでもらえるための工夫をしないといけません。


と、ここまでは色んな人が言っています。調べれば誰でもわかることです。

問題は、自分の仕事はどうか?という部分ですね。
みんな自分に置き換えて色々考えていることだと思います。


そこで、今回は僕は美容師なのでそれについて考えたいと思います。


美容師の求められるものが変わる。


これに気付いている人はどれぐらいいるかな?

おそらくほとんどいません。

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技術?SNSのフォロワー?
その時代は間もなく終わります。

一昔前は技術の時代でした。
SNSなんてなかったし、上手くて雑誌に出ればお客様が殺到する。
有名なサロンに勤めていればお客様が来る。
「カリスマ美容師」ブームですね。僕もそれを見て美容師を目指しました。
そして現代は、完全に個人のSNSですね。
振り切って言っちゃうと、技術が下手でも、SNSでの魅せ方が上手ければ売れっ子になる。

僕が本格的にSNSを始めたのは、スタイリストデビューしてから。
でも今ではアシスタント時代からフォロワーが何万人といて、既に売れっ子な子もいます。何なら学生時代からそういう子もいます。

一日一投稿することも僕からすると大変だからびっくりです。
でも今の若い子ってSNSに触れることなんてただの日常。当たり前のように一日何投稿もしたり、何時間も見ています。【そういう世代】なのです。

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技術を練習する時間より、SNSに使っている方が長いと思います。これが現代の美容師のリアルなところ。

だから問題があるとすれば、肝心の技術が無いところ。

でもそれも近い未来、無くなります。
無くなるというか、技術の格差が限りなく少なくなります。

これが次の時代。
美容師の求められるものが変わるポイントです。


情報に価値はなくなる。


このタイトル、誤解を生みそうなので詳しく説明します。

最近、有名な(フォロワーが多い)美容師さんがよく、自分の技術やノウハウをSNSにあげたりしていませんか?
一昔前なら考えられなかった。高いお金を払って講習に言って教えてもらうのが当たり前だった。ライバルが増えるから出来れば教えたくないもの。

そんな「お客様向け」に発信していた美容師が、「美容師向け」に発信をしだした。

今はオンラインセミナー等も普及し、youtubeやInstagramなどで技術を発信している美容師さんが本当に増えました。ここ1、2年です。そしてコロナで急加速しました。

早くにそういう時代に気づいていた人は前からやっています。
僕も2年前からこのnoteなどで発信していました。気付いて先取ったつもりです。

無料でもトップの技術を見て盗める時代です。
もちろん有料で発信している方もいます。

ですが、あと1、2年以内に「それら全てに価値はなくなります。」

無料もしくは、有料だとしても気軽に見れるということは、出来る人が増えるということです。誰でも出来ることを発信しても価値ないですよね。美容師に限らず、超有料級の情報は今はyoutubeなんかに溢れきっています。

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情報がさらに溢れる時代、本当にその人しか知り得ない情報とか考え方とか、専門家じゃないと価値がつかないんですね。人数が集まるオンラインサロンとかがいい例です。

僕も超有料級情報を美容師さん向けにyoutubeで発信していますが、もっと価値ある情報はnoteにまとめています。ある程度の情報は小出しにしないと、信用がつかないからみんなそうするんです。
だから無料で見れるSNSでの情報の内容がどんどん良くなってくる。周りがやるから差をつけるためにどんどん出す。どの業界でもそうです。

もちろん美容学生でも出来る人がポンポン出てきます。
美容業界的にはレベルが上がってすごく良いことだし、お客様的にも美容師のレベルが上がるのは髪が綺麗になるので良いことです。

ただ、美容師個人で考えるとライバルとの差別化がすごく難しくなってきます。

・技術はみんな上手い。
・SNSも日常的に使っている世代だから差がつけづらい。
フォロワー数なんて、無料で情報を得ている人たちだから、来店に繋がったりファンになってくれたり、アクションを起こしてくれる人ではない。ので価値がなくなる。(後半で説明します。)

もちろんいつの時代も、そこで飛び抜けてやる人はいて、そういう人は成功すると思いますが、これは平均的にな話です。

「情報に価値がなくなる。」
言い換えると、「本物以外はほとんど価値がなくなる。」


お客様のレベルも上がる。

これ、どういうことかというと。

コロナで美容室に行けない方、働けない美容師が増えました。

SNSなどで、こういうことを発信する美容師さんがめちゃくちゃ増えました。
心意気としては素晴らしいと思います。美容師はいつでもお客様のことを思っています。

・セルフカラーのやり方
・前髪カットのやり方
・キッズカットのやり方
・伸びてもいい感じにするアレンジ など

でも少なからず、こういう方が増えます。

「意外とセルフカラーでも大丈夫そう。」
「前髪ぐらいなら自分でも切れた。」
「子供のカットならこれからも自分でできそう。」
「今までだったら切りに行ってたけど、もう少しアレンジで楽しめそう。」

つまり、来店頻度は減るし、自分でできる人が増える。(お客様のレベルが上がる。)
そしてこの不況でお金を使わなくなるので、行くとしても安い美容室に行きたい。

お客様側(選ぶ側)も目が肥えてきているので、そこそこの技術でそこそこの値段とってる人はしばらく(ずっとじゃないです)ピンチです。

もちろん逆に、

「やっぱり自分じゃ切れないや。」
「セルフカラーで失敗した・・・」

なんて人も出てきます。
が、その場合選ぶのは技術が高い美容師さんのところですね。


ですが上にも書きましたが、その技術格差も近いうちに次世代(これから美容師になる子たちやアシスタントの子)に確実に埋められていきます。


お客様は美容師に何を求めるのか?

美容師の技術格差が無くなってくる。
フォロワー数に価値は無くなってくる。
お客様側のレベルも上がってくる。

これは今すぐじゃないです。現在進行形。
ここ1、2年で確実にきます。他業界ではそうなってますもんね。

今はまだギリギリ、美容業界でフォロワー数に価値はあると思います。
なので今たくさんいる人は勝ち逃げできると思います。

これから大事なのは、「その中で何人が自分のファンなのか。」です。

・フォロワー1万人でファンが100人
・フォロワーは150人だけど全員がファン。

なら、後者の方がファンが多いです。

コロナで気付いた人も多いかもしれません。
助けてくれるのはファンの100人、150人です。

【 信用の時代 】と言われている今、大事なのはここです。

ちなみにアーティスト(歌手)なんかのフォロワーは全員がファンなのでめちゃくちゃ価値があります。最強です。曲が好きで、その人が好きだからです。

ライブでハプニングが起こっても、誰も怒らないのは全員ファンだからです。
「安倍さん」より、「星野源」の反響があるのはファンが多いからです。(インスタフォロワー133万人。)

認知度 : 安倍さん (ほぼ全国民) > 星野源 (おばあちゃんとか知らないよね)
ファン : 安倍さん < 星野源 

なわけですね。

ちょうど昨日「あいみょん」のライブ配信を見たのですが、アクセス集中しすぎてサーバーダウンしました。(インスタフォロワー107万人だった、、、!)

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一方、テレビに出てる芸能人が同じことをしたらなりますかね?
おそらくなりません。

これは知っている人は多い(有名人)だけど、本当のファンは少ない。ということ。
さっきのフォロワー1万人の人と同じですね。


これと同じことが、色んな業界で起こっています。

例えばアパレル業界。

人気のお店でもブランドでも服を売っているのはお店でもなく、ブランドでもなく、「 人 」 なんですね。

ファンの多いインフルエンサーが店員になることで、宣伝し売れる。

そのお店から買うのではなくて、「その人」から買いたいんですね。

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僕も服に限らず、「その人」がいるときに買おうとか、「その人」がSNSでオススメしてたから買おう。って行動したこと何回もあります。


美容師でも同じことが言えます。

お客様は「 人 」で選ぶんです。

というより、前から選んでました。
今まではこうでした。

新規のお客様 = SNSなどでの髪型、雰囲気など
既存のお客様 = 人

新規の方はSNSなどで好きなスタイルや雰囲気を見て来ますが、既存のお客様はその人自体のファンになってずっと来てくれているわけですね。

それがこれからはこうなります。

新規のお客様 = 人
既存のお客様 = 人

お客様は「 人 」で選ぶようになります。
さっきのショップ店員と同じです。

もちろん技術が上手いのは当たり前で、見せ方が上手いのは大事です。
ただ、その差が小さくなってくるので、そこでは選ばなくなるということです。

SNSはなくなりません。
特にインスタはこれからもっと生活に浸透します。SNSやってることすら忘れるぐらいに。

そこで他と差をつけるのはもう、「 人 」しかないです。
そしてそれは全然難しいことじゃない。

何かキャラを作るとか、何かに特化するとかじゃない。
元々同じ人なんていないんだから、自分そのものを発信すればいいんです。

フォロワー数を集めなくてもよくて、ファンを集めればいいんですね。

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昔から美容師でも売れてる人は「 人 」がとにかく良いんです。
昔からファンになる理由は「 人 」だったんだけど、これからは「最初に選ぶ理由」にもなってくる。

・とにかくジャニーズが好き!
・〇〇オタク

とか美容師のSNSじゃ控えてたことも、これからは強味になると思います。
ファンしかフォローしないので、フォロワーはそんなに増えません。

でもアクション(予約とか)に繋がるので、結果は良いです。

・共通の趣味がある人
・同じ勉強をしてる人
・同じコミュニティに属している人

とか興味ありません?

そんな飲食店オーナーいたら、食べに行きたいです。
味が美味しいかなんて、行かないとわからないのに。


これからは「 人 」です。

今までの美容のことはもちろん発信しつつ、「自分のこと」は発信した方がいいです。自分がどういう人なのか。

コロナの影響はありますが、周りに比べて予約数が急激に減った方は考えた方がいいです。選ばれる人になるために。


ちなみに僕がnoteをやる理由。

美容師が誰もやっていないときに、別ジャンルとして僕がnoteを始めた理由は「自分のことを発信するため」ですね。最近またハマってます。

自分のことを一番伝えやすいのが、僕はインスタやyoutubeじゃなく、noteだと思ったから。( 全然なんでもいいと思う。)

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いまたぶん「美容師でnoteやってるやつ(最近まで本当にいなかった)ぐらいのイメージ持たれてますが、逆転させます。

今年以内に「noteで知って、ファンになったらたまたま美容師だったから髪切りに行ってみよう!」ってとこまで持っていきます。
今のとこ意味わからないと思いますが、そのうちわかります。でも気付いた頃には出遅れてます。


ちなみに国内のMAU(月間アクティブユーザー数)はInstagramは3300万人。
noteが4400万人。意外ですよね。僕もびっくりでした。

Instagramは去年のなのでもう少し増えてると思いますが、note可能性ありますよね。これも理由の一つです。

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参照元:5大SNSのユーザー数を比較!
noteが6周年を迎え、月間アクティブユーザーが4400万を超えました。


結論。これからは人。


・技術は圧倒的だけど、あんまり気が合わない人
・技術はそこそこだけど(下手な人いなくなるので)、めちゃくちゃ人として好きな人

どっちを選びますか?僕は圧倒的後者です。
前者の美容師さんは行っても2、3回ですよね。

もちろん僕は技術も圧倒的で、人としてファンになってもらえるようなところを目指します。
今までは技術を磨いてきたので、そこを突き詰めていきます。(よかったらのぞいてください。)

美容師に絡めて書きましたが、どの業界でも同じだと思うので、ぜひ参考にしてください。

みなさんの職業だったら、こういうことがあるよ!みたいなのあれば教えてほしいです!めちゃ興味あります!





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