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考察型オタクがやっているタロットパスワーク:カードの中身には性格が出る!?

洋服はカートで1ヶ月寝かせるけど、画集は脊髄反射で買います!けいです

今回はタロット界のストレッチ運動、「パスワーク」の話です。…といっても、私もパスワークの定義が一般的にどのようになってるかはあまり詳しくないのですが!私なりの個人的見解を説明していこうかと思いますよ〜!

ちょっと調べた範囲だと、一般的なパスワークというのはカードの絵柄の中に入ったつもりで想像してみるとか、瞑想などしながらタロットの壮大な世界観にじっくりと浸るような、そんな試みが多くお見受けできました。
野生育ちのわんぱくタロット愛好家な私は、また少しアプローチが違っているかなと思いますが、目的はおそらくこうしたこととほとんど同じではないかと思ったので…あえてこの「パスワーク」という言葉で今回は通したいと思います。

タロットカード=引き出し である!

パスワークの話の前に、ちょっと前提の共有。
私はタロットカードの構造を「引き出し」と同じように考えています。つまりカード一枚には色々なものがしまわれているわけですね。キーワードで表すならこうだろう、状況ならこうじゃないか?感情ならこうなりそう…といった一定の気質や傾向などの「特徴」を持った品々が入った引き出しです。
タロットを扱ったいわゆる魔術書や、研究・技法書などの解説で書かれていることは私たちに引き出しの中身を表現することで、このカードの「特徴」を伝えようとしてくれているのではないでしょうか。私はなんとなくそう感じています。

図の左側が説明した内容の図です。これから話すパスワークというのは右側のアクションですね。

引き出しを例に私なりのパスワークを解説してみる

図の引き出しの中身を見てみると、「ハサミ・のり・メモ帳・ホチキス」が入っています。この4つのアイテムを見ながら、この引き出しの持ち主は「どういう性格や特徴、状況にあるのか?」を想像してみてください。
例えば、「ハサミ・のり・ホチキス」は、切ったり貼ったりまとめたりするもの…なので情報のまとめや調整が好きなのかな?とか「メモ帳はあるけどペンはない」に注目して、自己発信が苦手なタイプかな?書くためではなく、折ったり切ったり、はたまた人に貸したりするためのメモ帳なのかな?などなど…
こんなふうに推測を広げて、引き出しの持ち主を自分なりにプロファイリングしていく作業が「パスワーク」と私は考えてます。推測が飛躍しすぎないように本やネットで他の人の解説を参考にしつつ、その場の印象で柔軟にカードのことを考える作業ですね。これはカードの「特徴」をフワッと把握しておくための作業なので、必ずしも全部を実践に反映させる必要はありません。実践の時に先入観になるとかえってしんどいので…私は「そんなところがある時もありそう」くらいに把握しておく感じです。
パスワークとは「カードが持つ気質・傾向・状態を大まかに把握することにつながる行為」全般を示すものと私は考えています。カードについて理解が深められるのであれば、取り組み方法は自由でオッケー!というわけです。

方法は自由にって言われても…どうしたらいいの?

なんでもいいことをどうしたらいいか…?というのもなんか変ですが。例えば「解説書に書かれた感覚やシチュエーションにじっくり浸ってみること」は鉄板のパスワーキン!そして「カードについての解釈や分析した特徴、感じたことを表現してみる」のもパスワーキン!そして「誰かとカードについて語り合う」もとてもパスワーキン!
そもそも、みなさんがカードについての解説や情報を興味深く、楽しく見ている時間そのものがパスワークであると私は思うんですね。
どこかに行き詰まりが開けたり、私ならどう考えようか?というきっかけが紛れていたり、もっとタロットが魅力的に思えるアイデアが紛れていたり、深刻だった気持ちがちょっと軽くなったり、それはこういう風にしか思えないだろ?という自分の先入観にハッと気づかされることが紛れてたり…タロットに関するこんな発見を探すのが目的の時間は、私にとっては大体パスワークです!

自分に合ったテクニックで楽しくパスワークができれば、どんどんタロットが面白がれるようになると思いますよ!私もゆるくテキトーに自分のアイデアを発信していこうと思います!ま正直こっちも教えて欲しいわけなんだが!?