第16章 炎のゴブレット 8
「わしの見込みでは、あと一分ほどじゃの。さて、代表選手の名前が呼ばれたら、その者たちは、大広間の一番前に来るがよい。そして、教職員テーブルに沿って進み、隣の部屋に入るよう__」
ダンブルドアは教職員テーブルの後ろの扉を示した。
「__そこで、最初の指示が与えられるであろう」
ダンブルドアは杖を取り、大きく一振りした。
とたんに、くり抜きかぼちゃを残して、あとの蝋燭がすべて消え、部屋はほとんど真っ暗になった。
「炎のゴブレット」は、いまや大広間の中でひときわ明々と輝き、キラキ