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身をもって実感した”学習習慣”の作り方

こんにちは,umenoです.

「家で勉強しない」,「勉強が嫌いといってやらない」こういった悩みをもつ親御さんは多いと思います.教育の現場でもよく話を聴くことが多いです.その対応方法として”学習を習慣化する”ということは一般的によく聴きますよね.

しかし「勉強を楽しいと思ってもらえるわけがない」,「勉強ができる人が習慣化できる」と思われる親御さんもいると思います.

私自身も子どもの時は,自分から勉強をすることは無かったです.しかし,大人になってから勉強の”楽しさ”と”大切さ”を知り,子どもにもそれを知ってほしいという気持ちになりました.

そのような中で実践したことがいくつかあり,今では机に向かうことが自然と行えるようになっています.結論としては,”枠づけ”,”難易度調整”,”自己採点”,”日常で学んだことを使って褒める”です.

今回は実践して効果を実感した内容をまとめてみました.これらは小学校低学年からやっても良いことです.また,今後私が行う事業の中でも推奨していこうと思っている内容でもあります.学齢期のお子さんを持つ親御さん,教育や療育関係者の皆さまにとって少しでも参考になれば幸いです.


①枠づけ


 はじめは”机に向かう”という行動を自然とできないお子さんは多いと思います.そのため,”この時間は机に向かう”,”遊ぶ前に机に向かう”という生活の枠づけをしていくことは有効です.ただ,強制する言い方よりも,「時間だね」「その前にこれだね」といったように肯定的な促しをしていきます.

②難易度調整


 難しいことは誰でも嫌です.何事も”少し頑張ればできること”が一番やりがいがあるのです.学習指導要領に沿って教材を提供していくと,そのお子さんの理解度,習得具合を無視した状態になることもあります.時には少し前に戻り,得意なものは少し進める.もしくは小学生では習わないことを教えても良いと思います.とにかく本人の状態を分析し,適したものをどんどん提供します.

③自己採点


 自己採点には,人から点数をつけてもらって喜ぶだけにならないためといった意味合いがあります.間違えた場合は回答をみて,自分で修正します.「それでもわからない時は声をかけて」といった具合のことしか言いません.大切な事は”なぜ間違えたのか”を考えることでもあるからです.

④日常で学んだことを使って褒める


 日々の学習が何に繋がっているのかを実感してもらうためです.また,日々の学習が積み重なっている,出来るようになっているということを何度も実感してもらうという意味もあります.時間の読み方,料理における調味料などの分量,説明書の読解などどんどんやってもらいましょう.そして,必ず「いつも勉強しているからできるんだよね」を強調してほめてあげてください.俄然やる気が出てきます.


まとめ


 本日は学習習慣の作り方についてまとめてみました.お子さんやご家庭ごとに状況が違います.事業開始後はご家庭やお子さん毎に状況の分析し,学習習慣の作り方を個別に提案していく予定です.

本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.

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