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療育関係の仕事を10年以上しています。自身も2児の子育て中。子育てや療育に役立つ情報な…

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療育関係の仕事を10年以上しています。自身も2児の子育て中。子育てや療育に役立つ情報などを発信しています。発達障害や不登校の子供たち及び親御さんと毎日向き合う中で、学習経験をいかに積むかが大切と気付きました。あらゆる発達特性をもつお子さんのための学習塾の開業を目指し準備中です。

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事業準備の進捗状況について

こんにちは,umenoです. 本日は事業の進捗状況に関する報告です. 会社員を継続しながら,粛々と事業の準備を進めています. ”やる意味はある” そう信じて突き進みます. ということで以下目次です. ①事業計画,サマリーシート完成   事業計画自体は昨年からつくっていたため,概ね完成です. 商工会の方にもご協力いただき,素人でもなんとか頑張って作ることができました. ②ロゴマークの制作 地元のデザイナーさんに制作をお願いしました. 私がどのような理念で事業

    • まとめ記事【小学生になったらおすすめしたいこと編】

      こんにちは,umenoです. 今回は以前に公開した【小学生になったらおすすめしたいこと】に関連する記事をまとめてみました. 子育て中の親御さん,教育や療育関係者の皆さまにとって少しでも参考になれば幸いです. ①自由研究編 「わくわくするような勉強って何だろう?」 それは自らで課題をみつけて,とりくみ発見する過程ではないでしょうか. そういった点で自由研究はとても良いと考えています. ②旅行編 旅行に行く前の事前学習を楽しみましょう. 地理,歴史の勉強にうってつけで

      • 子どもにイライラしてしまう時はどうしたらいい?【大切にしたい3つのこと】

        こんにちは,umenoです. 「子どもにイライラしてしまう・・・」 こういった相談は多くあります. 「言う事をきかない」「こちらのペースを考えてくれない」 理由はご家庭によりさまざまですが,こういった声が多いです. 結論は ”少し距離を置く時間を作る” ”自分の好きなことをする時間をつくる” ”第3者が子どもと関わっているところをみる” この3つが大切です. 「そんなこと言っても,時間が作れない」,「自分しか面倒をみることが出来ない」,「自分の好きなことって何・・・

        • 「子どもが甘えること」と「子どもを甘やかすこと」は違う

          こんにちは,umenoです. お子さんに対して,「厳しく育てないと・・・」「社会は厳しいから,あまやかすわけにはいかない・・・」 そういう声も多々あると思います. ただ幼児期のお子さんは親御さんに甘えてきます. 「外ではやっているのに,家ではやらずに甘えてくる」こういった相談もよく受けています. 結論として,幼児期は甘えさせて”愛着を形成”させる必要があります. しかし,甘やかす必要はありません. こういう事を言われても,「気持ちに余裕が無い」「区別がよくわからない」

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          不登校のお子さんのためにできること【学校での配慮とその先にあるもの編】

          こんにちは,umenoです. 不登校,登校拒否行動のあるお子さんの対応は非常に難しいです. 学校の先生方も日々思考錯誤しながら過ごしていらっしゃると思います. 「どうしたら楽しく学校で過ごしてもらえるか」「どのように環境を整えたらいいかわからない」そういった思いも多々あると思います. 不登校や登校拒否行動のあるお子さんと,学校外で向き合う者として,”こんな風に対応して頂けると良いのでは”と日々感じることがあります. もちろん基本的にはお子さん一人一人の分析をした上で

          不登校のお子さんのためにできること【学校での配慮とその先にあるもの編】

          不登校のお子さんのためにできること【自宅での活動編】

          こんにちは,umenoです. 不登校については社会課題として,よくニュースでも取り上げられています. 私も現場では登校拒否行動のあるお子さんと向き合うことが多いですが,原因や背景は様々です.当然ですが,簡単に解決するということは難しい印象があります. 当事者のご家族は 「専門家から話を聴いても,どうしたらよいかわからない」 「色々ためしてみようと思うけど,難しくてできていない」 そういった声もあると思います. ただ,療育関係者として向き合う中で,簡単に出来ることで行った

          不登校のお子さんのためにできること【自宅での活動編】

          ”きょうだい喧嘩が絶えない・・・”どうしたらいい?

          こんにちは,umenoです. きょうだい喧嘩が起きた時どのように対応していますか? 「○○が先にやってきた!」「ちがうよ!△△からやってきた!」 親御さんは”どうしてそうなったのか?”を知りたいので困ってしまうことも多いですよね.そして,それが毎日毎日だと疲れてしまうと思います. 物の取り合い,ちょっかいの出し合い・・・ほんの些細な事,大人にとっては本当にどうでもいいことでも,ケンカの原因になってしまいます. よく言われている対応方法として”気持ちを代弁してあげる”,

          ”きょうだい喧嘩が絶えない・・・”どうしたらいい?

          身をもって実感した”学習習慣”の作り方

          こんにちは,umenoです. 「家で勉強しない」,「勉強が嫌いといってやらない」こういった悩みをもつ親御さんは多いと思います.教育の現場でもよく話を聴くことが多いです.その対応方法として”学習を習慣化する”ということは一般的によく聴きますよね. しかし「勉強を楽しいと思ってもらえるわけがない」,「勉強ができる人が習慣化できる」と思われる親御さんもいると思います. 私自身も子どもの時は,自分から勉強をすることは無かったです.しかし,大人になってから勉強の”楽しさ”と”大切

          身をもって実感した”学習習慣”の作り方

          忘れ物、人間関係、宿題、ゲーム動画依存【学齢期のトラブルのまとめ】

          こんにちは,umenoです. 今回は過去に公開した,学齢期の様々なトラブルの対応方法に関する記事をまとめました. 子育て中の親御さん,療育や教育関係者の皆さまにとって少しでも参考になれば幸いです. ①忘れ物編 学齢期は持ち物の自己管理が求められますね. ポイントは”一つずつつぶしていくこと”です. ②対人トラブル編 成長に伴い対人トラブルは増えてしまいます. どうお子さんを分析し,どのように学んでもらうのが良いでしょうか. ③宿題編 学齢期は宿題が求められます

          忘れ物、人間関係、宿題、ゲーム動画依存【学齢期のトラブルのまとめ】

          幼児が物を投げてしまう”くせ”上手に対応するには?

          こんにちは,umenoです. 親御さんから,”子どもが色々なものを投げる癖があり困る”といった相談が多々あります. この時「危ないからやめてほしい」「やめてといってもわからない」「なんでそんなことをするのかわからない」ということを思う親御さんも多いと思います. 療育の専門職としてお伝えすることは2つ,”分析”と”環境を整える”ことです. 「心に余裕がない」「専門家だからできること」と思われる方もいると思います. ですが,時間をかけず,少しの工夫で出来ることもたくさん

          幼児が物を投げてしまう”くせ”上手に対応するには?

          父と子の関係性のつくりかた【5つのポイント】

          こんにちは,umenoです. 「子どもとどう遊んだらいいかわからない」 このような父親の悩みはよく聴きます.  その背景として,”時間がない”ということが多いと思います.仕事が忙しいため,朝早くでて,夜遅く帰ってくる・・・.時間が無いから,顔を合わせることも少なく,だから「父に懐かない・・・」と思っている方も多いと思います.  ですが,今回私のnoteのこのテーマにアクセスしていただき,この序文を読んで頂いているお父様は,この時点で一生懸命お子さんに向き合おうとしている

          父と子の関係性のつくりかた【5つのポイント】

          教育者のこころの余裕を生む”黙ってしまう子ども”への対応の仕方

          こんにちは,umenoです.  「子どもが黙って何も言わなくなってしまう」ということは子育て,教育の現場ではよくある悩みの一つだと思います.  そういった場面になったとき,「冷静になれず感情的に迫ってしまう」「表現してくれないと,何を考えているかわからない・・・」と思うことも多いと思います.  そのように感じている教育者の方々は”誰よりも一生懸命に目の前の子どもと向き合おうとしている”と思います.だけど,上手くいかない・・・そういった状況ではないでしょうか.  今回は

          教育者のこころの余裕を生む”黙ってしまう子ども”への対応の仕方

          雑記:テレビゲームと私の人生史

           こんにちは,umenoです.  私はファミコン,スーファミ,初代プレイステーションが子供のころに遊んだハードです.これまではゲームと子育てというテーマでお話してきましたが,今回は自分がゲームとどう出会い,どうして好きになったのかを振り返りたいと思います.「そんなゲームあったな」「同じような経験をしたな」なんて思ってくださる方がいれば,とてもうれしいです. ①出会いはマリオブラザーズ3  幼児期に,ファミリーコンピュータの時の”マリオブラザーズ3”を友達の家でやっていた

          雑記:テレビゲームと私の人生史

          人を育てることは,相手を尊重して向き合うこと【会社員編】

          こんにちは,umenoです.  療育の現場では10年以上働いているため,色々と教える立場になることも多々あります.今はハラスメントの問題もあり,教える方も気を遣うことが増えていますね.ただいつの時代も大切にしなければならない本質は変わらないのではないかと思います.  それは”相手を尊重”して”向き合うこと”です.今回は私が職場で人を育てる上で大切にしていることをまとめていきたいと思います. ①人それぞれ仕事に対する気持ちが違うことを確認する  まずここの確認が必要です.

          人を育てることは,相手を尊重して向き合うこと【会社員編】

          こどもが自分で選んだ洋服は,否定せず好きにさせる方が良いと思う

           こんにちは,umenoです.  お子さんが選んだ洋服は否定せずに,そのまま着せていますか?この洋服が良いと言って持ってきたとき,それを買ってあげていますか? ついつい,「こっちにしなさい」という声掛けをしてしまうことが多いのではないでしょうか.私もしてしまうことがあります.  些細なことかもしれませんが,この件は一回立ち止まって考えてもよいかと思います.今回はそんなことについてまとめてみました.幼児期や学齢期のお子さんを持つ親御さんにとって少しでも参考になれば幸いです

          こどもが自分で選んだ洋服は,否定せず好きにさせる方が良いと思う

          数学の証明問題を解くことは,交渉する練習である

           こんにちは,umenoです.最近は学習塾開業に向け,私自身改めて色々な学問の復習を楽しくしています.  その中で,「数学の証明って交渉することにとても似ているし,構造的に一緒では?」と感じました.学生の頃は証明問題が苦手でしたが,大人になってから触れるとまた違う側面が見えて楽しいですね.そういう側面が見えると,子どもたちにも勉強の色々な魅力を伝えていけそうな気がします.  今回は証明問題がどのように交渉術に繋がるのかということについて,考えをまとめてみました.学齢期のお

          数学の証明問題を解くことは,交渉する練習である