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こどもが自分で選んだ洋服は,否定せず好きにさせる方が良いと思う

 こんにちは,umenoです.

 お子さんが選んだ洋服は否定せずに,そのまま着せていますか?この洋服が良いと言って持ってきたとき,それを買ってあげていますか?

ついつい,「こっちにしなさい」という声掛けをしてしまうことが多いのではないでしょうか.私もしてしまうことがあります.

 些細なことかもしれませんが,この件は一回立ち止まって考えてもよいかと思います.今回はそんなことについてまとめてみました.幼児期や学齢期のお子さんを持つ親御さんにとって少しでも参考になれば幸いです.


①自分で決める経験を奪うことになる


 結論は,可能な限りお子さんの選んだものを尊重してあげた方が良いです.もちろん,とても高価なものであったり,どう考えても季節外れのものはこの限りではなく,理由を説明して変えてもらうべきだと考えます.

 見出しにもありますが,自分で決める経験は必要です.将来,生きていく上でとても大事な力だからです.大げさかもしれませんが”自分で決めたことに責任をもって,経験して,間違えたと思ったら修正して次の決定につなげる”,こういったことは幼少期から身に着けておくべきです.

②自分で決めることが出来ないと”本人が困る”


 自分で決めることができないお子さんも多くみられます.問いかけに対して,毎回親御さんの顔をみて確認したりしています.親御さんが近くにいる間はよいかもしれません.しかし,成長に伴いそういったことも徐々にできなくなります.

 また,進路の決定,職業の決定など自分で決めなくてはいけないことがこれから沢山あります.学生の内でも,卒業研究になると研究テーマを決めることが出来ずフリーズする学生も多くなるという話もあります.そのため,自己決定の苦手なお子さんはまだまだ多いのではないでしょうか.

③洋服えらびの心がけ


 親御さんとしては,色々と口を出したくなる気持ちになってしまうと思います.私も同じくなのですが,口を出したくなった時は②のことを思い出すようにしています.よほどのことが無ければ,「いいんじゃない」と伝えます.その方が本人もいきいきしている様子がみられます.

④まとめ


 普段の何気ないワンシーンかもしれませんが,個人的にはとても大事な場面です.自己決定して,それに責任をもって,失敗したなら修正して,また決定する.そういったことを繰り返して,将来は自分で未来を切り開いていってほしいですね.

本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.

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