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字を書くまでの道のり【自発書字編】
こんにちは,umenoです.
これまでお絵かき,なぞり書き,模写と順番に進んできました.そして最後は,何も見ないで自発的に文字を書く段階です.もちろん最後なのでとても難しく,鏡文字になったり,どこか欠けていたりと,色々な文字に関する悩みがあると思います.そこで今回は,自発的に字を書くことに関する練習で私が心掛けていることをまとめてみました.幼児期のお子さんをもつ親御さん,教育や療育関係者の皆さまにとって参考になれば幸いです.
①自発的に文字を書けるということは,どういうことか
「音と文字が正確に対応して理解していること」,「文字の形を覚えていること」がこれまでの,運筆や模写に加えて要素として加わることが考えられます.
②音と文字が正確に対応して理解している
ひらがなの話とすると,まずは読めることが前提です.「この形はこの音」という認識があった上で,それらを組み合わせて単語をつくったりしますので,ここはチェックしてください.しりとりのような「音を入れ替え,操作すること」ができていると,なお練習がしやすくなると思います.
③文字の形を覚えていること
「あ」と「お」,「ぬ」と「め」など似ている文字もありますので,正確に覚えていることが必要になります.先ほどの正確に読むということと繋がりますので,チェックしてください.
④自発的に書くのに適しているもの
自分の名前,家族の名前,好きなもの,大体はこの3点かと思います.読むものもこの3点から入ることが良いです.まずは,何か一つでも書けるようになったら,よく褒めてあげてください.少し間違えていても,また,書き順が多少異なっても,最初はよしとして,楽しむこと.本人が意欲的に「次もやってみるぞ」となることを第一とした方が後々の学習に取り組む姿勢も良くなっている印象があります.
⑤慣れてきたら
しりとりを実際に書いて遊ぶと,文字の練習になりますし,とても楽しいです.多くの文字を書けない内は,「絵」でしりとりすることも良いと思います.
⑥まとめ
文字を書くことは,学齢期以降は飛躍的に多くなります.まずは嫌にならないよう,楽しく書くことを目標にすることが良いと思います.
本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.
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