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自分を知りたい人はいない?相談するとき、何も話せなくなるわけ

ものすご~く久しぶりの投稿になります。。その間、主にTwitterで
つぶやいたり、鑑定させていただいたり、自身も勉強したりの日々だった
訳ですが


自分自身も勉強の為、占い師さんに鑑定していただく機会が有りました。
相談内容は、架空の話をしても良かったのですが、客観的視点もほしくて
今回はガチの内容を相談してみました。

同じ内容で2人の方に鑑定していただいたのですが、2人とも全然個性の
違う方だったのですが、自分で鑑定していただいた際に気付いた点が
沢山ありました。

質問したいことは山ほどあるはずなのに・・・


相談内容は、ある程度考えていたので内容としては
「これこれこうで~」と話せたのですが、まず〝自分が
悩みの中で何を知りたいのか”
ここがなかなか明確にならない。

悩みの内容としては話せるけど
〝自分がどうしたいのか”〝どうすればいいのか”
そもそもわからないんですよね~

例えば「好きな人がいて、連絡を取り合っているけど彼の気持ちが
分からない」という悩み相談。彼の気持ちや、彼との今後を見る
ことは簡単にできます。


でもじゃあ、肝心の「私は(相談者)どうすればいいの?」
部分。〝彼は〇〇さんが好きだけど、今は仕事が忙しくて
連絡する気になれないみたい”と聞けば、(あ~なんだ~!
そっか~)と一応、安心はしますよね。


じゃあそれに対して、私(相談者)は「ひたすら待つ」のか「少しずつ声掛けはする」のか「気にしないで連絡し続ける」のか、人それぞれ思う事は違うはず。そこが〝自分はどうすればいいのか”の部分です。

もちろん、そこまで見越してお伝えしますが、占い師の言葉はあくまで
「そういうこともあるのか」という、ある〝側面”だけをお伝えしているに過ぎないもの。過信しすぎも良くないし、かといって全くデタラメならプロではないし、お伝えする資格は無いので<安心できる材料の一つ>ではある、
と言えます。

でも、肝心なのは〝自分自身が納得しているかどうか”が最も重要です。
占い師に言われたからといって、何でもかんでもその通りにしていたら
我々は、立派な<教祖様>になってしまいます(笑)



だから納得できない時や、「ん?どういう意味??」と思ったときは、遠慮なく質問してほしいと思います。真摯になって、向き合って、きちんとお答えできる占い師こそが当たる・当たらないよりも大切な事だと思っています。

ところが、違和感や納得できない部分が「自分でわかる人」はまだいいのですが、中には〝そう言われるのならばそうしよう”と、自分で考えることを
放棄してしまう方もいます。それは色々な原因が考えられるのですが、
一番は〝自分がどうしていいのか分からない”からなんですよね。

それに、なんとなく自分で決断するのは怖い・・・自分で決めたことで
動くことは、とても勇気のいる事。

だからこそ占いに来てくださるんです。


自分が明確に「こうしたい」「こうすればいいんだ」なーんてあったら
そもそもご相談に来ないと思います(笑)だからこそ、占い師の言葉を一生懸命聞いてくださいますし「ほかに聞きたいことはありますか?」と聞かれても、なにも質問が浮かんでこないこともあるのだと、今回実感しました。

頭の中は考えすぎて、常に迷子。だからこそ、絡まった糸をひとつひとつ
ほどいていって、寄り添ってお答えしていく。時にズバッと言いながら
時に同じ目線で感じながら・・・

なので「自分の使命を見つける」や「自分を紐解く」など〝自分が本当にやりたいことを見つける”等を看板にしている方の、ご相談者様の声を見ると
(本当かなあ)と疑ってしまう自分がいます(笑)


これは意地悪でもなんでもなくて、ちょっと前に自分もスピリチュアルに
はまっていた時に、大事なのは「自分軸」を売りにしていたからなのですが
それを求めていらっしゃる方は、割とある程度の悩みの目途はついていて
自分でそれを明確にしたいという<悩みのその先>を見ている方でした。

でも、そういう方は本当に「まれ」希少な方です。

なので大抵の方は「〇〇で悩んでいて~」が先で、自分がどうしたいかは
二の次、三の次でした。当然ですよね。悩みがあるからこそ「自分」が見えてくるわけで、ただ漠然と「自分の使命はなんだ」と、突然思う事は少ないのではないかと。


だからこそ「占いという道具」を使って、一緒に悩みをほどいていく。
そして〝どうすれば安心して過ごせるのか”を一緒に考える。
そんな寄り添える占い師として、お話していきたいと改めて思いましたし
妄信しすぎて、なんでもかんでも占い師の通りに従ってたら
〝自分の人生は生きられないよ”とも、今後もお伝えしていきたいです。


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