子供にクリスマスプレゼントのオモチャはもう飽きたと言われた時に問われた、親って何なんだろうねって問題



子供は無垢で飾りのない言葉を投げつけてきます。
しかも凄い角度から、ものすごい豪速球で!

その中には気づきがあったり。ズバッと答えられないシンプルな問いが含まれていて、それを、ただ単に「子供にこんな事を言われて傷つきました」で終わらしてしまうともったいないんじゃない?って思うのですよ。


大人の定義

大人に定義づけしてます?
いつか子供に、大人って何?って聞かれるだろうなって思い、すごい考えて、最近おもいついたんですよ。
大人って、矛盾を上手く答えられる人の事を言うよって子供たちには言おうと思ってます。
その後、じゃあ矛盾って何?って子供が聞いてくると思うんで、後は話をどんどん逸らしていくつもりです。
自分は、小さい頃から、これはこういうもん!それもそーいうもん!って、割かし疑問を持たないタイプの人間だったと思います。そこにはじぶんなりの答えがありますが、その話は今度するといたしまして

ともかく、周りの大人には「疑問とか持たないの?疑問を持ちなさい!常識を疑いなさい!」って言われて育ちました。
その度に、いやいや、だってもう、それは俺が産まれる前からあった問題でしょうが!って思って生きてきたんですね。
色々な事柄について疑問が、湧いてくるようになったのは、子供が産まれてからなので、30過ぎてからなのですよ(´・ω・`)
ちょっともったいなかったなーって思うんです。10代くらいの時にいろんなことに疑問を、持っていたら、もっと色んなことに情熱的になれたんじゃないか。情熱的であれば今頃、その一つ一つの疑問をリリックにしてステージに立ち、ビートに乗せて、マイク一本で家族を養うパパラッパーになっていたのではないか。そう思う訳です。
なので、僕の子供に色んな問い、疑問を持たせることが親としての役割なのかな?と思い日々子供たちと向かい合っている最中です。

そんな慎ましい生活の中勃発しました

クリスマスプレゼントもう飽きちゃったから・・・

娘(5歳)の、むき出し超絶ストレート発言。
我々親が怒りだすこともできたと思います。が、少し奥さんと議論して、みんなで寝ました。
これはこれで正解だと思います。みんなでモヤモヤして寝る。娘(5歳)は、布団の中でしくしく泣いてました。娘は色んな事を感じ取ったのでしょう。それでいいのかなって。泣いた理由は分かりません。言ったことに後悔したのかもしれないし、傷つけた事を感じて、傷ついたのかもしれない。
今回は我々親が積極的に行動しないことで何かを感じてくれればよいのかなって思いました。
成長には絶対大事なプロセスだよなって。娘が泣いてる横で、色々考えてみよう!と思っていたら僕はすぐに寝てしまったようです。寝床で考え事が出来ないダメ父ですw

この件、奥さんがどう感じたのか考えておかないと、俺、奥さんに捨てられちゃうかも

自分は、父子家庭だったので、父親と父親の歴代彼女何人かとの触れ合いの中で育ちました。
対して奥さんは、立派なご両親の元、育ちました。
育った環境が違いすぎるので、僕の何気ない発言で、奥さんの事を傷つけてしまうことがとても多いので、奥さんが今回何を感じ取ったのかしっかり考えておかないといけないんじゃないかと思いました。
はっきりいって私が育った環境は異ノーマル。

育ってきた環境に向き合う日がやって来ました。

では、奥さんと私のおうちの環境設定を確認していきます。

奥さんのおうち
・オモチャを何でもかんでも買って貰えるような家ではなかった。
・遊び道具は自分で作れ!自分で生み出せ!というハーコーな、父上殿だった。
・塗り絵禁止、テレビ禁止
・共働きでおばあちゃんに育てられていた


私のおうち
・何でもかんでも買ってくれる家だった。
・家が貧乏になるまでは、最新のテレビゲーム機が揃ってた

さて、うちは何でもかんでも買ってくれるような家だったなぁーとぼんやり考えてると、そういえば自分も父親に、「このオモチャ飽きちゃった」と言って、悲しい思いをさせたような気がします。
 飽きちゃったって言えば、また新しい物を買ってもらえるんじゃないかって思ってそんなことを言ったんじゃなかったかなぁーって。

 対して奥さんのおうちでは、何でもかんでも買ってくれるようなお家では無かった&おばあちゃんが常駐していたので、基本は与えられたオモチャを大事に大事にしていたけど、親にバレないようにおばあちゃんにおねだりとかしていたんじゃないかなって想像できます。

 以上の事柄を吟味していくと、子供に、クリスマスプレゼントもう飽きちゃったって言われて、自分もそこそこショックを受けましたが
奥さんは私の数倍はショックがでかかったんじゃないか。さらに、奥さんの環境よりはたくさんのオモチャを買い与えているのに、飽きたとは何事だ!みたいな感じになったのではないかと予想されます。


さぁ、文章が冗長になってきましたので、そろそろまとめていきます。今回の件、まとめると

飽きたって言ったら新しい物を買ってもらえるってシンプルに無垢な気持ちで思って言ったんじゃないか

娘は多分これじゃないかなーって。
娘は、ちょっと意地悪なことしてしまうけど優しい子で、人を傷つける事が嫌な子なので、我々とかけ引きしようとは思ってなさそう。ちょっと抜けてるとこがあるし、父親の私が娘には甘々なので、飽きちゃった!っていったら「じゃあ、新しいのを買いにいこうか!」って展開を想像したんじゃないかと思います。

今回はデレデレ甘々で接していた私。責任を感じます(´・ω・`)


子育てのこわさ

子供たちは、いう事聞かないくせに、私の口調はすぐにインストールしてきます笑
私と奥さんの半々くらいの挙動をとったりして、微笑ましくも見えます。これって冷静に考えると、とてもこわいことだなって思います。
娘や息子を俺みたいなダメ人間にしてしまったら、日本が良くなるわけない!
別に日本が良くなって欲しいとはちっとも思わないけど、ダメ人間になれば、当然人生ハードモード。

我々親の一挙手一投足が子供のプラスになることもあれば、一生忘れられないトラウマにもなるってことをもっと自覚して接しなければならないなと思いました。もっと向き合わなければ!そう思わせてくれた事件でした。

あざました!

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