見出し画像

マイルールを手放す方法

こんばんは。

実は近いうちに「tarosuさんのワークショップ」を計画してます。

具体的には「伝える」ことをゲームしながら、自分の心を強くしていってみよう。自分の考えるスキルを増やしてみよう。
そんな場を設けたいと思っています。

ゲームの関係上、開催人数は最大で4名。
私が進行役となります。
オンラインでは難しいので、どこかの会議室なりで開催します。
あと、このワークショップでは、占いはしませんよ。

ご興味のある方は、コメント下さいな。

前置きが長くなりましたが、今日は質問箱に来た質問に回答いたします。
最近、この話をした記憶がありますが、改めてまとめてみました。
よろしければご一読ください。

【質問】

画像1

「これはこうあるべき!」というような、いわゆるマイルールで自分自身の首を絞めてしまうことがあります。
このようなマイルールを手放していくためには、どうしていくと良いでしょうか?

【回答】

マイルールって、自分で作ったもの。
部屋のお片付けと同じです。自分で決めて捨てちゃいましょう。

言葉の定義を話すのを大切にする人なので、最初にいつも書いているのですが、ルールって日本語に訳すと「規則」なんですよね。

規則をたくさん作ったら、人はストレスが掛かるものです。

例えば、公園で遊ぶルールを作りすぎて、子供が自由に公園で遊べなくなったじゃないですか。
最近では、中学校が校則を作り過ぎて時代錯誤も甚だしいと批判を受けてる話もあると思います。

この話を、自分に一度置き換えてみては如何でしょうか?
ルールを作り過ぎて、「木を見て森を見ず」の状態になってしまうのです。

ルールを作りたがる人は、ルールで自分に安心感を与えようとするからかなと私は思ったりもします。

例えばが多いですが、「廊下を走らない」と決めるのは、廊下で怪我をする人が減るだろう。そう言うのも安心感から来るものだと思います。

また、現行を踏襲したいと考えるのです。
なぜなら、その方が余計なことを考えなくて良いので楽だからです。

マイルールを作ろうとする考え方は、自分を律する面では素敵だと思います。ただ、相手を律しようとしても、うまく出来ない場合があります。
それは割り切るしかないでしょう。

ちなみに、相手を律するのは、自分のルールだけでは完全には出来ません。最初に書いたように、ルールで相手が疲弊しますからね。
相手に提示するのであれば、楽しさや喜びを感じるルールに変えてあげる必要がありますよね。

例えば、タバコのポイ捨てを防ぐために、アンケート型のポストを置いて、ポイ捨てを楽しくするような仕掛けを作ったり、電車で「七人掛けにご協力を」と言う看板を立てるよりも、手すりを間に二本作って、強制的に七人掛けにする椅子を作ったり。

これ、実は「ナッジ」と言うんですけど、行動経済学でちょっとしたきかっけで人を動かすようにする仕掛けだったりするのです。

ナッジの話をすると少し長くなるので、ここで詳細は書きませんが、ルールを作ったり、人に動いて貰ったりしたい場合に「ナッジ」を考えてみるのは面白いと思いますので、一度ナッジについて、調べてみて下さいな。

話は質問に戻って、マイルールを手放す方法について書きます。

まず、「そのルールは、何のためにあるのか?」と言うのを確認しましょう。

ルールを作ったからには、理由があるはずです。
その理由を一度確認しましょう。

・何のためにルールを作ったのか?
・ルールが、今の自分に即しているのか?
・考え方が、今の時代に合っているのか?
・本当に、その考え方が自分のためになるのか?

こういった形で、マイルールの必要、不要を分けてみましょう。

不要だったら、勇気をもって「捨てる」と言う選択をしましょう。
そして、「捨てる」のではなく、「変える」と言う視点も必要です。
歳をとればとるほど、自分の考えが凝り固まってしまいます。
なので、柔軟に物事を考える事を、忘れずに居ましょう。
柔軟に考えることで、今に即したルールに「変える」ことも出来ますからね。

自分に作ったルールで辛くならないように、うまくルールを見つめ直して、自分の心を緩めてあげることも忘れずにしてあげて下さいね。

ご質問、ありがとうございました。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます! スキやフォロー、サポートをして下さると嬉しいです。 毎日更新の励みになります!