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ハリオのフタがガラスのご飯釜を五年使った感想

最近、ようやく炊飯器を買いました。
実はおうちに炊飯器がなかったのです。

今までどのようにご飯を炊いていたかと言うと、こちらのご飯釜を使って、ガスでご飯を炊いていました。

その時に使っていた商品が、ハリオの「フタがガラスのご飯釜」です。

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(おうちにある、ふたがガラスのご飯釜。長く愛用しています)

ハリオと言えば、何となく「コーヒー関連のガラス製品」を扱っているイメージが強いと思いますが、このような調理器具も扱っているのです。
そしてこのお釜が、かなりの高性能。
私自身、本当にこのご飯釜を重宝していて、五年以上使っています。

これだけこのご飯釜を使い込みましたので、今日は良かった点、悪かった点をレビューしてみます。

【良い点】

1.電気釜よりも断然美味しい

何と言ってもこれです。ふっくらで炊き立てのご飯がこんなにもおいしいのかと感激すること間違いなしです。
また、ご飯が出来た時のお米のふくらみ加減が、炊飯器の出来具合とは断然違います。
あと、ご飯の甘みも感じることが出来ます。
炊飯器に慣れている方は、驚くこと間違いなしです。

2.火加減が要らない

ご飯をセットして、火をつけて強火にしておくだけで良いので、火加減の調整を考えなくて良いのは良い点だと思います。

3.火を止めるタイミングは、釜が教えてくれる

火を止めるタイミングは、釜から「ピー」って音が鳴ります。
音が鳴ってから、1分30秒ぐらいで止める形になります。
おこげを作りたい場合は、さらに40秒程度待てばおこげご飯が出来ます。
その後、15分待てばご飯の完成です!

4.普通の土鍋よりも簡単

土鍋にしてはあまりコツの必要がなく、簡単に炊けます。
「ご飯がお釜にこびりつく」と言う問題もありますが、ある程度慣れの問題かなと考えています。

5.圧力鍋よりも簡単に炊けて丈夫

圧力鍋でご飯を炊いている方もいらっしゃると思います。
圧力鍋だと、他の料理もできてたしかに便利なのですが、耐久性が二年程度なので、買い替えだったり部品の交換が必要になります。

このご飯釜だと、特にメンテナンスの必要もなく五年間、無事に使い続けることが出来ました。
そういう意味で、耐久性は高いと言えます。

6.災害時でもご飯が炊ける

もし災害時に電気が止まったとしても、カセットコンロでご飯が炊けます。
これは大きいです。
なので、非常用グッズとしても活躍できると思います。

7.安い

炊飯器って1万円以上するイメージだと思います。
ところがこの「フタがガラスのご飯釜」。何と1万円しません。
後述のおひつと合わせても、1万円と少し。
お財布にとても優しいのです
これを私は五年使い続けた訳ですから、本当に「買ってよかった」と言い切れます。

【悪い点】

1.保温できない

ご飯を炊いて、美味しいご飯を食べれるのは良いのですが、釜の中でそのまま保温する機能はありません。
なので、食事後には「おひつ」に移動する必要があります。
おひつは合わせて準備しておきましょう。

おすすめは、同じくハリオで「ご飯釜のおひつ 電子レンジ対応 2合」があります。
これは、電子レンジで温めることが出来るのと、しゃもじでご飯がすくいやすいのが良いと感じています。

2.ご飯がお釜にこびりつきやすい

ご飯は炊けるのは良いのですが、お釜にこびりついてしまうのです。
(最新の製品は、かなり改善されたようですが)

これは、土鍋でご飯を炊く場合には多い話なので、土鍋でご飯を作る方は必ず通る話だと思いますが、このハリオのご飯釜もそうです。

でも、対策はあります。
一つは、お米をしばらく給水させた後、火をつける前に水につかったお米を全体的に混ぜるのです。
なぜなら、給水させている間にお米が沈んでしまうからです。沈んでしまったお米を持ち上げてあげる必要があります。

もう一つも重要。
火を止めてから最低15分以上、蒸らす必要があります。
しっかり蒸らすのがポイントです。
例えば「急いで食べたい!」と言う時に、10分ぐらいで蓋を開けると、お釜にご飯がこびりついてしまいます。

このように、ご飯を炊くのにはちょっとしたコツが必要になります。
ただ、良い点でも書きましたが、コツはこの話ぐらいなので「こびりつき問題」だけを抑えておけば問題なく使えると思います。

3.朝起きて、ご飯を炊くのが大変

今回、ガスで炊く生活にピリオドを打った理由がこれです。
忙しい朝に、炊飯器だと時間通りにご飯が炊けるのですが、ご飯釜で炊く場合に、ガスを自動的にオンにすることはさすがに出来ません。
寝坊してしまうと、時間までにご飯が出来ないと言う大惨事になります。
なので今回、別の炊飯器を買おうと言うことになったのです。

4.コンロを一つ消費する

実は、料理をする時にコンロを3つ使う方もいらっしゃると思いますが、ガスで炊きますので、コンロを1つ消費してしまいます。
料理好きの方は、このあたりも考慮する必要があると思います。

【全体を通じて】

炊飯器よりも、断然美味しいご飯が食べられます。
これは間違いありません。

炊飯器に戻った瞬間、ご飯の甘みをあまり感じなくなったので、「ご飯釜で炊く生活に戻りたい」と思うこともあり、たまに炊いたりすると「やっぱり美味しい」と感じます。

家庭用の電気炊飯器は安くても10,000円からだと思います。
ひとり用の炊飯器は、この商品よりも安いものは確かにあります。

でも、ご飯のおいしさを求めるなら、この商品は知っておくべき商品の一つだと私は思います。

なぜなら「白いご飯をおいしく食べて幸せに過ごしたい」と言う方には、うってつけの一品だからです。

「ふたがガラスのご飯釜」の口コミはネット上にもたくさんあると思いますが、これだけ長期間使った方のレビューは少ないと思いますので、かなり説得力はあるはずです。

ご参考になれば嬉しいです。

▼家庭用のご飯釜はこちら(私が使っているものです)

▼ひとり暮らし用のご飯釜はこちら

▼IHをお使いの方は、こちら





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