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輪の外の人に、やさしくする

輪の外にいる人に対して、どう接するか?
いつも心掛けようとしてることがある。

少しだけ、微笑んでみよう。
少しだけ人に対して、温かい眼差しを向けてみよう。
少し勇気を出して、優しい言葉をかけてみよう。

集団の輪に入らない人は、人それぞれの事情があり、考え方も違うから、あまり中身を掘り下げなくて良い。

僕の場合は、こんな言葉で声をかける。
「一緒に楽しもうよ」って。

その人がついてきてくれても、ついてこなくてもどちらでも構わない。
声をかけることが大切だと思うから。

そして、無理に輪の中に入れなくても良い。
たとえ輪の中に入らなくても、声をかけられた人は、声をかけた人を見てる事が多いのを、僕は知ってるから。

もし、声をかけた人がついてきてくれたら、僕はその人と遊ぶ。
たとえその人がついてこなくても、僕は輪の中で楽しんで、その人に手を振る。

何故なら、きっと声を掛けたこと、僕が楽しんでいることが、その人の心に残っていると信じてるから。

こんな経験がある。
高校の時に、よくいじめられている子がいた。
なかなか心を開いてくれなかったけど、よく声をかけた。体育のグループ分けや、遠足の時も、同じ班に呼ぶ事が多かった。

何度か声をかけたりしてるうちに、少しずつ心を開いてくれて、卒業前に駅前の喫茶店でお互いの夢を話したのは今でも覚えている。
そんな彼は、今は立派にお医者さんになった。

優しい眼差しを向けたり、少し声をかけたり、目があったら微笑んでみたり。
こういった事を積み重ねることで、相手が少しずつ心を開いてくれるようになるのだ。

これは普段からできる事だから、少しずつ試すことが、本当の優しさにつながるのではないか。
卒業シーズンに、先程の彼を思い出しながら、考えてみました。

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