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仕事での理不尽な人とのお付き合い

世の中には理不尽な人は多かれ少なかれ居るものだ。

周りが理不尽な人ばかりだと嘆く方もいらっしゃれば、こんな人に出会わない人生を過ごす方も中には居たりする。
「どんだけ前世で徳を積んだら、理不尽な人に遭わないんだろう?」って考えたりもする。

ただ、そんな事を考えても問題の解決にはならないので、本題に入る。

理不尽な人に会った場合にどうするか?
友人関係ならもう会わない、連絡しない。
そのようにするのが一番だが、仕事関係だと何度も会ってしまうからそうは行かない。

それができないのであれば、毎日のように顔を合わせてメンタルを削られる。
このような形で、本当にやり切れない思いをしてる人は世の中にはたくさん居る。
こんな事を思いながら書いている、私だってそうなのだ。

仕事関係の理不尽な人だと、会わないようにするのは難しい。

取引先なら担当者を変えればいい。私はそうした事があるし、上司は別の取引先に変更したりすることもあったが、自分の会社の上役や取引先が対象であれば、尚更のこと。

仕事を辞めてしまえば会わなくなるし、話は早いし、簡単に辞められる。
ただ、それがベストの選択だろうか?

会社に居ながら労働組合に訴えることだってできる。会社に居ながら部署を変えて貰うことも出来なくはないはずだ。

そういった大きな対応から、日々暴風をやり過ごして、うまくこなしていくやり方もある。
多くは何とか向き合いながらも対処してやり過ごしているのだ。

例えば、自分が相手と対峙するのではなく、相手をうまく立てるやり方や、理論で固めて話す方法。話がややこしくなったら持ち帰ると宣言するの術、別の誰かに任せるという方法もある。

こう言った形で、何なりとやり過ごす方法はあるので、うまく場面に合わせてやり過ごすのが一番だったりする。

それでも毎日顔を合わせるのであれば、その人の態度や言葉を反面教師にするしかない。
こんな人に自分はならないと心に誓うのだ。

ちなみに、相手のことを何とか理解すると言うやり方もあるが、個人的にはあまりおすすめしない。なぜなら、相手を理解することがその人の考え方のレベルに合わせることになるからだ。

理不尽な人の考え方に合わせるのは、自分もその人の土俵に立つと言うことだ。そう考えると、立ちたくないではないか。
だから、余計なことは考えない方が良かったりもする。

そしてもう一つ大切なのは、仕事以外の自分の居場所を強く持つことだ。
例えば趣味に没頭したり、ごはんを作ったり、家族との時間をたくさん過ごしたり、電車や車で一時間ぐらいのところに行って散策するのも面白い。

プライベートの時間を充実させないことには、心も回復しない。
寝るのも回復手段だが、その後は身体を動かさないとスッキリしないものである。

どんな人付き合いでも、理不尽な人は出てくるもの。
そして、心を削られるもの。
でも、冷静に対処すれば相手の方が削られていくものなのだ。

だから、公私を分けつつ、うまく対処する方法を自分で掴むしかないのだ。

人付き合いって、難しい。私も正解は未だにわからない。
ただ、世の中に生きている人達の大半は、みんな何となく人付き合いをこなして過ごしているのだ。

ちなみに理不尽な人って、私の知る限り寂しい人が多い。
誰かに構って欲しいから、大声を出したり、変なお願いしてきたり、難癖つけてきたりする。

あんまり書くと語弊はあるかも知れないが、私の周りのこういう人って、実は結構早く亡くなったりしてる。
だから、理不尽な人を反面教師にして生きるのが賢いのだ。

すぐに対処できるようにならないし、うまく対処できなくてもいい。
少しずつ学びを掴んで試していくのだ。
ゲームで勇者が戦闘の経験値を上げるように。

自分で対処する方法がわからないなら、人に聴いて貰えればいい。
カウンセラーさんでも、占い師さんでもいいのだ。
それが突破するきっかけになることだってあるのだから。

理不尽な人と付き合うには、その人を対処するよりも自分の考え方をまとめて心を整える。

こう考えておけば、少しずつ強くなれるのではないかなと考えた夜。
秋の夜長を鳴き通す、虫の声を聴きながら。

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