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◆vol.7 【外伝②】電子書籍で写真集を出版する際、家から一歩も出ないでプロに仕事を委託する方法

電子書籍で写真集を出版するハウツーnote、いよいよ最終回となりました。先日の【外伝①】にて、出版する際に予算をかけたほうがいい3つのポイントについて解説しましたが、身近に仕事を受注してもらえるプロがいるという方がどのくらいいらっしゃるかは定かではありません。

私自身も、出版したときは0才児の子育て真っただ中で名刺を持って外回りをするわけにもいかず、さらに2020年このコロナ禍で在宅ワークやリモート勤務を余儀なくされている中では特にフリーランスにとっては働きづらい状況が続いていました。

そこで、家から一歩も出ることなくクラウドソーシングサービスを使って仕事を発注する方法、それから発注したあとの“本当のプロ”の見分け方のポイントについてご紹介させていただきます。

今回の記事はこんな方におすすめです。

・本業や育児で忙しく、出版に関してアシスタントを募りたい方
・クラウドソーシングサービスでワーカーの選考基準にお悩みの方
・より仕事のできるプロに委託するためにどんな募集文を書いたらいいか迷っている方

私自身もクラウドソーシングを使うことで、出版する際に 国内はもちろん海外のプロフェッショナルにもお力添えをいただきました。
ピンからキリまで在籍するワーカーの見分け方、募集のコツについて参考になればと思います。

私について簡潔な自己紹介を掲載しますのでよろしければご一読ください。

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発注者目線でのクラウドソーシングサービスについて赤裸々に書きましたので、クラウドソーシングサービスの受注でお悩みの方や契約がとれないとお困りの方にも、お役に立てることもあろうかと思います。一部有料にしていますが、コーヒー1杯分で契約獲得のアドバイスを見られると思っていただけると幸いです。

◆忙しい人こそクラウドソーシングサービスを使いこなす!

あなたには、仕事を委託できるような関係にある知り合いがどのくらいいますか?写真集を出版するからといって、銭無しで手伝ってくれるような人はなかなかいないでしょう。居ても、無報酬でのお役立ち度なんていうものは目に見えています。

ほんの数十年前までは、仕事を依頼するためにはまず 委託先の会社を募り、コンペを開き、必要に応じて会食して親交を深め…と、互いに信頼関係を構築するまでにとても時間を要するものでした。

ところが本業が忙しすぎる方や育児真っただ中の方にとって、さらにはコロナ禍で外出を控えるこの風潮の中では、なかなかこういった方法での仕事の依頼はしづらいのが現実です。

そこで、クラウドソーシングサービスの出番です!
2011年創業、ジワジワと存在感をあらわにしてきたクラウドワークス(https://crowdworks.jp/)、
会員数300万人を突破したランサーズ(https://www.lancers.jp)、
スキルマーケット ココナラ(https://coconala.com/)、
とにかく手軽に仕事を発注したい方に bosyu(https://bosyu.me/)など、
心強いクラウドソーシングサービスがたくさん展開されています。

中には仕事を定年退職したあと、のんびりとスキルをオンラインで販売しているプロフェッショナル中のプロフェッショナルや、育児や介護で出社できるほどではないが1日数時間ずつの空き時間でオンラインでサービスを展開する方も多数在籍しているので、パソコン1台あればどこからでも仕事を発注できるという本当に便利な世の中になりました。

当然のことながら互いにアポイントをとって顔合わせをすることも、親交を深めるための会食をすることもありません。状況に応じてZOOMやLINE通話を使ってテレビ電話をすることもありますが、必要最低限の時間で業務をやりとりできるようになりました。

ほぼすべてと言っていいほどどのクラウドソーシングサービスはメールアドレス1つあれば会員登録は無料、登録して即日仕事を発注することができます。実際に発注してみてさて、理想のワーカー(今回の場合はデザイナーや装丁家など)に出会えたなら、それでいいのですが ここでつまずく方もけっこう多いのです。

「どうして意図が伝わらないのだろう」「思ったようなクオリティで仕上がってこなかった」など、ワーカーに対してのクライアントサイドの不満も実はけっこう存在するのです。それでも仕事のレビューを見ると星は5段階評価の5点満点がザラなので、クラウドソーシングサービスそのものに愛想をつかしてしまうクライアントも少なくありません。

便利なクラウドソーシングサービスをうまく使いこなして幾多のワーカーの中から“温度感の合う”ワーカーと出会うために、続いて、失敗しない発注方法についてご紹介します。

◆クラウドソーシングサービスで失敗しない発注方法

電子書籍で写真集を出版する方の多くは個人事業主として、個人で出版される方も少なくありません。法人とは規模の異なる予算でも、貴重な予算。発注後に失敗しないための3つの方法をご紹介します。


当記事を含めた「電子書籍で写真集を出版するハウツー」の一連記事は有料マガジンに収録します。全部で7つの記事を収録予定のマガジンは1,500円で発売中です。

単品で各300円~500円で発売している7つの記事すべてを拝読できて1,500円というマガジンは、価格にして600円~最大1,000円ほどオトクになります。

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