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こさいたろ オススメ記事 6月号

写真のnoteを開設して3か月が経った。
みんなのフォトギャラリーに何枚の写真を登録してきたか自分でも把握できなくなってきているが、アイキャッチに使用していただいた記事がまもなく500件を迎える。
(という当記事を公開しようとした本日6月24日午後16時現在、記事は500件を超えていた。感謝。)

はじめの30日間で50件、次の60日で230件、そして90日経った今では461件。土日に至っては通知をもとにnoteを拝読しに行くことで半日が過ぎる。育児の片手間で活字中毒を満たすには実にちょうどいいツールだ。この場を借りて、ライターさん(noterさんと言ったりするのだろうか?)に感謝したい。

さて、先月に引き続き、今月も印象的だったnoteを私の独断でご紹介させていただこうと思う。(2020年5月22日~6月21日集計)


◆ライター Yuki 氏 「第86日目 初めての尻洗い」

「昨日書き出したやることリストに 鶏の尻を洗う とあったのご覧になりました?」と、記事はなかなか衝撃的な文章で始まる。すると、言葉の比喩ではなく本当に鶏の尻を洗う一連の流れが実に軽快なテンポでつづられていて、わが家で鶏を飼っているわけではないのについつい参考リンクまで拝見してしまった私だった。長崎ランタン祭りで撮影した鶏の写真からこんなにコミカルな記事に出会えるなんて、これでこそnoteである。


◆ライター 杉岡みなみ 氏 「高校生を終えて」

今年3月に執筆されている記事だが、通知がきたのが今月だったのでこの場でご紹介させていただく。タイトルから「高校生を卒業した筆者」が執筆したということを知っていたはずなのに、読後に「本当に高校生が書いたのか!?」と ついプロフィールを二度見してしまうほどの美しい文章でつづられた記事だった。落ち着いた語りの中に若さがあふれていて、一言でいうなら「いいなぁ青春!」。私にワードセンスを分けて欲しい、切実。


◆ライター 杉原 学 氏 「人生にレフ版を。」

ポートレートを撮影するカメラマンなら必ず携帯しているレフ版。瞳に光が一点入るだけで写真はお世辞抜きで100倍良くなるものだが、その“光”についてセオリーのひとつとしてではなく、「目に宿る光」として考察された記事。読んでいてスマホ片手にとてもハッとしてしまった。「人生にレフ版を。」この言葉に出会えて、やはり今日もnoteをやっていてよかった。


◆ライター どんぶらこ 氏 「レインコートを買うまで」

筆者の「外を歩くと、人を見ると、攻撃的な気分になる。嫉妬ですか?」という問いに、自分の胸の奥が無意識に痛むほど“なんかわかる”と思った。「うらやましい」という感情は「ああなりたい」という願望と必ずしもイコールではない、ということを、言われないと分からなかった私がいる。先般の問いかけに対する医者の回答に、私まで励まされてしまった。無視し続けてきた自分の不出来な部分にやさしい気持ちで向き合ってみようと思う。


◆ライター 為末 大 氏 「感情とは推論ではないか」

通知を見たとき同姓同名の方かと思いきやご本人で飛び上がった。嬉しさ余って記事を拝読にいくも、興奮状態が勝って内容が入ってこない。一度落ち着こう、と深呼吸をして内容を熟読した。育児真っただ中の私にとって大変興味深い内容で「情動は行動に至るわけではなく、言語化、対象の選定、コミュニケーションによって結果を変えられる」という、拝読早々に有意義なインプットをいただいた。メディアだけでは出会えない文章に出会えるnoteが楽しくて仕方ない。


今回ご紹介したほかにも、素敵な記事を無料マガジンにまとめているのでぜひ楽しんでいってほしい。


それから、もしよければ先月・先々月号もぜひ。

写真がつなぐ縁に感謝しつつ、きょうもシャッターを切る。
2020/06/24 こさい たろ


頂戴したサポートは日々の撮影活動と個展開催費に充てさせていただきます。ありがとうございます。