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【成果を出す政治/社会運動】ストーリー1

<このシリーズを書く動機について>
 
何年か前のこと。
70歳近く、優しそうなおばちゃんがピンポーンと営業に来た。
丸くふくよかなお顔。ゆっくり穏やかに話してくれる。

 インターフォン越しに”日本共産党、赤旗の~”と聞いて、僕は賃貸マンションの玄関まで出て行って「安倍政権・日本の政治への不満」を話した記憶が。 ……赤旗日曜版を取り始めて何年だろう。

 そのおばあちゃん、立居さん(仮名)、ということにします。

【立居さん、心底 尊敬しかない。】

 コロナ禍で「生活苦の方に生活用品や食料・生理用品などの無償提供」をやられたりしていて、本当に本当に頭が下がります。 
丁度子どもが小学3,4年になり、新聞取りたいと思っていた。
 まぁ父親は保守で自民党支持・アンチ共産党だったし、少し世間体というか躊躇はしたけども。 せめてもの想いで赤旗日曜版をとってきた。

 我が家はコロナ禍でもラッキーなことに大きな問題はなかったので、その活動に、せめてもの寄附をさせてもらったり…。
 その地道な活動ー共産党としてではなく有志ーが評価され、社協も協力してくれるようになったり、それは僕にとってもウレシイ。ともかく、色んな人に告知をし、物品や寄付を集め、保管・仕分けして困った人に提供する。かな~り面倒だと容易に想像がつく。それで何か悪いことがあれば批判される可能性もある。
  そんなことをやられている方々、本当に本当に頭が下がります

【共産党の地域活動、マジ敬意しかない。】

共産党が強い地域で、それなりに共産党のポスターも見るし、「共産党系の病院」もある。 

 当然、地域の共産党の議員さんは市民のお困り事の相談を聞いてくれる。例えば、凄い台風があった数年前ー実際、我が賃貸マンションの壁も倒れたー、木々が倒れて被害が各地であったので「どんな補助金が申請できるか?」とか丁寧にビラを作ってくれていたなぁ。

 「どんな市民でも困ったら相談してね」「一番困っている人に寄り添いたい」と本当に思う仲間(議員)が複数いること。 それが一過性じゃなく継続出来ていること。 心底、頭が下がります。

【地元スーパー前での街宣・ビラ配り】

そんな心底応援したくなる立居さんたち、「九条の会」の活動、地域の署名活動、そして、共産党の活動もされている。

最寄り駅近のスーパーで野菜やパン、総菜、魚 まぁ買い物をするのが日常です。
 その通り向かいで「旗を掲げ、マイクを使い、数名の仲間たちが訴えて、ビラ配り」などを時折されています。
 配慮をされ、騒音で不快ということはないし、風景の一部になっている感じです。

僕や家族も、「立居さん、お疲れ様で~す」と労う位しかできませんが…

何事も当事者が一番大変。 外から、どんなきれいごとを言っても「やってる本人、現場、当事者は色々と大変なんだ」ということは分かっています。
 だから、具体的に関わらない以上、あれだけ敬愛し、心底尊敬できる皆さんに対して「労を労う」くらいしかできない……

【応援したいし、尊敬しているからこそ。】

でも、本当は色んな違和感がある。
「こうしたらどうですか?」って僕の経験・知識から思うことがある。

「味方だから、尊敬しているからこそ」
「期待する、応援したいからこそ」
僕のアイデアを話せたら、彼らの思いや経験と融合できたら…。

ひとつでも二つでも、何か労が報われるようになったらいいな…。

そんな想いがあって
一度、僕のビジネススキル視点からの政治/社会運動への想いを、遺言(笑)として書いてみたくなったんです。

まぁ結局は、いつ死ぬか分からないので、自分で考えを整理したくなったんですね。
*Equityについて長年時間かけて調べて考えたことをまとめて、最近友人が公開しはじめたのも刺激を受けました。

==【成果を出す政治/社会運動】シリーズ==
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