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読書記録#8 『運動脳』

今回、紹介するのは『運動脳』です。

同じ著者の本だと『スマホ脳』で話題になり、この『運動脳』は知り合いの方にお貸しいただき、読ませていただきました。


一言要約

この本を一言で表すと、
「適度な有酸素運動が自分を高める」
です。


私の習慣の1つに筋トレがあります。
もちろん、自己満足で見た目を良くしたいというのはありますが、それ以外にも、体型維持をはじめとして筋肉による血行促進による脳の活性化、テストステロンの分泌によるやる気増強など、様々な効果を求めて続けています。

個人的には、有酸素運動反対派というか、見た目に表れにくいのもあり、あまり好きじゃないということで、これまで避けていました。

ですが、この本で有酸素運動の重要性を思い知らされました。


筋トレばかりで頭が凝り固まっている私のような脳筋は、ぜひ読んでみてください。


やった方が良いことは、全部やろう。

人は良い習慣を求めて情報を入れて、実際にアクションを起こしてみる人もいるかと思います。

そして、いろいろ試してみて、効果の有無を検証してみて、より効果が実感できる習慣に淘汰されていきます。


先にも述べた通り、筋トレをやっておきさえすれば、とりあえず最強だと思っていました。(インプット元はこちら👇の本です。)


ですが、当然、何事においても万能な習慣はありません。
もちろん、筋トレが最強のソリューションの1つであることは間違いないと思っていますが、それだけではカバーしきれない範囲があります。


これは極端な例ですが、筋トレをしたからと言って、モテモテになるわけではありません。(私自身、とても痛感しています…)

「モテる」という目的を果たすには、見た目を磨き、自信をつけるだけでなく、その他のコミュニケーション能力や気遣いなど、多岐にわたる能力が必要なはずです。
※正しい情報は、モテている人に聞いてください😭


話を戻すと、これだけやっておけば人生一生安泰というものは存在せず、様々な習慣を組み合わせていくことで、生活全体の質が向上していくでしょう。

『運動脳』の例でいうと、有酸素運動をすることによって、海馬が大きくなり、記憶力が高まったりといった効果があるそうですが、記憶力だけ強化したとしても、学びが無ければ一向に頭は良くならないし、スキルも身につきません。

練習だけして身体能力や技術は向上しても、戦略や戦術で負けていて、スポーツに勝てないのと同じです。そして、その逆も然り。戦略や戦術だけが長けていても、そもそもの基礎力がなければ勝てません。


だからこそ、これだけやっておけば良い!というのではなく、様々な効果の掛け合わせ=相乗効果を使って自分の生活の質を高めていくような意識を持っておくことが重要だと思います。


これからは「こっちの方が効果がありそう」ではなく「これもやればより一層効果がある」という考え方で色々な物事に取り組んでいきたいと思います。

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