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あなたの身体が硬い原因

渋谷・青山のパーソナルジム「b{stoic」でパーソナルトレーナーとして活動している仙福(せんぷく)です!

「ストレッチをしているのに、いつまでたっても柔らかくならないんですよね」

お客様からこのようなお声をいただくことが非常に多いです。
筋肉が硬い=ストレッチで伸ばそう!は間違ってはいませんし、ストレッチをすること自体がとても心地よければ実施する意義は十分にあります。

が、身体が硬いままでは

・肩こりや腰痛
・猫背
・スポーツでの競技力低下や怪我

に繋がりかねません。

今回はストレッチをしてもやわらかくならない身体の原因について解説します。

筋肉が硬くなる理由

筋肉の働きは「脳」がおこなっています。
脳からの指令を受けて筋肉が縮み、私たちは動くことができています。

つまり筋肉が勝手に硬くなることはなく、脳からの指令によって硬くなっているわけです。

ではなぜ脳が筋肉に硬くなる指令を送っているのか?
それは身体を守る防御反応かもしれません。

身体には皮膚の感覚や目、耳、バランスなど様々なセンサーが存在し、脳へ身体がどこでどうなっているのかを伝えています。

・耳が周囲の音を感知、近づいてくるものや人を認知する
・目で周囲の環境や自分の身体を把握
・バランスセンサーが重心の位置を認知
・皮膚の感覚が足裏で重心を感じ取る

このように各センサーがそれぞれの役割を果たすことで、脳が自分の身体を把握します。それにより安全であることが確認できることで身体はリラックスすることができます。

安心が筋肉をほぐす

ところが現代人はこれらのセンサーの精度がかなり落ちている方が非常に多いです。なぜならセンサーは使わなければ精度が落ちるためです。

それにより自分の身体の情報を正しく脳に伝えることができず、脳は身体の状態を把握することができません。

直立二足歩行である人間は頭の位置が高い為、転倒して頭をぶつければ死につながります。
脳は生きることを優先するようにできているため何よりも転倒を防ぐようプログラミングされています。(つまづいたときに無意識にバランスを立て直す反応がその例)

ではセンサーが鈍り、転倒を防ごうとするとどうなるのか?
それは筋肉を硬くし、身体が動かないようにしてしまいます。

動くから転倒のリスクが増える。であれば動かないようにすれば転倒のリスクは避けられるわけです。

身体を柔らかくするトレーニング

では身体を柔らかくする方法は?
それは鈍った身体のセンサーを働きを取り戻すことです。

センサーが働き、脳が身体の安全を把握することができれば筋肉の防御の鎧を取り外すことができます。

皮膚の感覚や目、耳、バランスなどのセンサーのどれが故障しているのか?
それさえわかれば体を柔らかくするのは難しい問題ではありません。(筋肉自体の問題であることもありますが)

試しに目を閉じて片足立ちをしてみてください。10秒ブレなく立てなかった方は、センサーがかなり鈍っているかもしれません。



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最後までご覧いただきありがとうございました。

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