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【ハードボイルド①】ハードボイルド風に生きてみないか

「ハードボイルド」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょう。

・とんでもない事件に巻き込まれるストイックな私立探偵の生きざま
・悪者を追いつめる私立探偵の推理、そして、バイオレンスとアクション
・わびしさを紛らすためにバーでタバコの煙を燻らしグラスを傾ける姿

「ハードボイルド」という言葉に持つイメージは、みなさんそれぞれ異なることでしょう。はたしてそれは、正当な「ハードボイルド」そのものなのか、それとも、単に「ハードボイルド風」なものに対する個人的なイメージに過ぎないのか。。。

日本のハードボイルド小説の大御所のひとりである生島治郎氏はこのように言っています。
「まず、きみはハードボイルドってなんなのかが、よくわかっていないにちがいない。おそらく、ハードボイルド風にちょっと気どってみたいというだけではないかしらん?」(『ハードボイルド風に生きてみないか』生島治郎、1984年)

正直言って、わたし自身も、何が本当の「ハードボイルド」なのかについて、正解を持っているわけではありません。しかしながら、「ハードボイルド風」なものが好きであり、「ハードボイルド風」に生きてみたいと考えている人間のひとりです。

これから、私の好きな「ハードボイルド風」なものとして、以下について、お伝えしていきたいと思います。
・ハードボイルド風の小説/映画(正統派、通俗、ノワール、など)
・ハードボイルド風の音楽(もっぱら、ジャズについて)
・ハードボイルド風の嗜好(バー、お酒、葉巻、たばこ、など)

引き続きよろしくお願いいたします。


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