Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #16「THIS COKE IS A FANTA」
THIS COKE IS A FANTA
2018年PR部門Gold作品
CL:ブラジル・コカコーラ
概要
目的:
LGBTへの偏見に対しての問題提起
アイデア:
・ブラジルではもともとLGBTの方を揶揄する意味の「THIS COKE IS A FANTA」(このコーラは中身がファンタのようなものだ)という言葉があった
・これを逆手に取り、LGBTの祭典である「プライドバレード」の日に、外見はコーラ、中身はファンタという商品を実際に発売
・そして「This coke is a Fanta, So What?」(このコーラは中身がファンタのようなもの、だから何?)というメッセージを発信
効果:
・SNSで多数の拡散
・プライドパレードには、コーラやファンタのロゴをつけたコスチュームで参加する人も
・キャンペーンを通じて、10億インプレッションを獲得
感想
・自分たちの製品についての言葉だから、コカコーラが自分ごと化しやすい状況ではあったと思う。
こういう揶揄する言葉があったが、施策的に行われず2018年に行われる事になったのは、SNSなどによってLGBTの方々が声を上げやすい環境が成熟したからだと考える。
・PRの基本である「タイミング」が最高
抽象化
◎企業が自社の製品を使って、世の中の声を代弁する
参照
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