中村 修

北海道釧路市でキャリアコンサルタントとして「すべてはこれからの日本の未来を担う子供たち…

中村 修

北海道釧路市でキャリアコンサルタントとして「すべてはこれからの日本の未来を担う子供たちのために」というテーマで、園児のご両親や幼稚園の先生に「悩みよろず相談」と「セルフ・キャリアドック」の要素を兼ね備えた心にゆとりを作ってもらう場となる「キャリアカフェ」プロジェクトを進行中。

最近の記事

来談目的を忘れちゃう

第25回のキャリアコンサルタント試験日が近づいてきています。 面接試験対策の勉強会に久しぶりに参加して感じたことを今回は書いていこうと思います。 クライエントは何故ここにいるのか? 面談が進んでいくと、ある瞬間にクライエントがここに来た来談目的からズレたことを聴いているという場面に出くわします。 これはほとんどの場合、クライエントの第一声の来談目的を丁寧に受容できていないことが多いです。 なぜ来談目的を丁寧に受容できないかというと、その前段があるというのを意外と理解されて

    • 受験者支援のいろいろ

      第22回のキャリアコンサルタント試験に向けて各所でロールプレイの勉強会が開催されています。僕も有資格者として支援に入るようになって今回で6期目。その期によってさまざまな特色のある勉強会を見てきましたが、今期22期のロールプレイの勉強会で感じたことを今回は書こうと思います。 養成講座の運営スタッフって・・・僕が関わらせてもらっている勉強会は、養成講座運営スタッフの方も勉強会に入っていますが、以前は勉強会において橋渡し程度の役割だったと思いますが、今回は積極的にというか介入に近

      • 有料講座は悪なのか(後編)

        キャリアコンサルタント有資格者が提供する有料講座について、無料・無償でお手伝いすべきという方の意見についての考察を前回前編として書きましたが、今回は有料化してもいいよねという意見についての考察を書こうと思います。 有料化にしてもいいのでは? 有料での支援に対して肯定派の人は、資格を取得してからの経験に差はあるものの、 ・キャリアコンサルタントである以上有料化は意識するのは当然である。 ・否定派はお金に対するメンタルブロックが強すぎる。 という意見が多いです。 これは以前上

        • 有料講座は悪なのか?(前編)

          先日19日に第21回キャリアコンサルタント試験の合格発表がありました。そして、22期の養成講座が終わり3月の試験に向けてロールプレイの自主勉強会が徐々に始まってきています。そんな中で自分自身が最近良く耳にする話題、キャリアコンサルタント有資格者が提供している有料講座について今回は書いてみようと思います。 そもそもそんなに毛嫌いするようなことなの?僕に近しいキャリアコンサルタント仲間でも考えが二分しています。 ・無料、無償でお手伝いすべきだ ・有料化してもいいのではないか?

        来談目的を忘れちゃう

          【キャリコン実技面接】口頭試問に挑む(JCDA限定)

          前回は面接試験15分間のロールプレイについての記事だったので、今回はロールプレイが終わったあとの5分間の口頭試問について書いてみたいと思います。 前提としてJCDAのホームページ、試験要項の中の出題形式の部分に記載されていますが、口頭試問では「自らのキャリアコンサルティングについて試験官からの質問に答える」ことになっていますので、聞かれたことにシンプルに答えることを意識しましょう。聞かれたこと以上に答えてしまうと質問の後ろの方で苦しくなってくるかもしれません。ロールプレイの

          【キャリコン実技面接】口頭試問に挑む(JCDA限定)

          キャリコン実技面接試験に向けて (JCDA限定)

          国家資格キャリアコンサルタントの試験日が近づいてきているので、今回は実技面接試験のことについて書いてみます。僕は日本マンパワーの養成講座を受講し、JCDAで試験を受験しましたので、この記事はJCDAで受験する方限定になってしまいますが、参考にできるところがあれば活用していただければと思います。 相談者はなぜこの場に来たのかに想いを馳せる相談者はなぜこの場に来たのでしょうか?なぜキャリアコンサルタントであるあなたに相談をしに来たのでしょうか?相談する人は世の中に数多くいるはず

          キャリコン実技面接試験に向けて (JCDA限定)

          キャリコン☓防災

          9月23日の秋分の日に、イオンモール釧路昭和のサンコートにおいて、「ひがし北海道防災スクール2022in釧路」が開催されましたので、今回の記事はこのことについて書こうと思います。 ひがし北海道防災スクールとは千島海溝巨大地震・津波による被災リスクの高いここ釧路における「市民レベルでの災害対策」を考える場として企画され、楽しみながら災害対策を身に着けることができる「市民防災」を体験できるイベントとして、2021年から開催しているものです。 災害支援とキャリアコンサルタントと

          キャリコン☓防災

          安心安全な勉強会

          キャリアコンサルタントの資格取得後、有資格者として次回試験を受験される方の支援に入って5期目に入り、また今回から実技試験不合格者に対する支援も始めましたが、支援に入る回数が増えるにつれ、いろいろ感じることがあります。 勉強会の在り方はこのままでいいのか?15分のロールプレイング、5分の口頭試問、15分の振り返り。これ自体は問題ないとは思いますが、それより中身はどうだろうか?先生ではないとはいえ、我々キャリアコンサルタントの言葉は多かれ少なかれ受験生に影響を及ぼしてしまうので

          安心安全な勉強会

          キャリアコンサルタントのことをなぜ「ホルダー」と呼ぶのか?

          それは養成講座終了後から始まる個別のロープレ勉強会から耳にするようになります。 勉強会にサポーターとして入っていただくキャリアコンサルタントの方を「ホルダー」と呼んでいるのを。この時から強烈な違和感を感じていて、今もこの違和感は続いています。 他の資格ではどうかな?例えば、同じ名称独占資格である中小企業診断士を保有している方をホルダーと呼ぶのか?・・・呼ばないですよね。業務独占資格である弁護士や税理士の方はホルダーと呼ぶのか?・・・先生とは呼ばれてもホルダーとは呼ばないです

          キャリアコンサルタントのことをなぜ「ホルダー」と呼ぶのか?

          自己紹介

          はじめまして。 中村修(なかむらおさむ)です。 初投稿なので、ひとまず自分のことを書いておこうと思います。 プロフィール 1978年5月12日北海道釧路市生まれ 44歳 北海道釧路北陽高等学校を卒業後、UDトラックス道東株式会社に入社。 (旧日産ディーゼル道東販売株式会社) 釧路支店の整備課で22年間、整備工場の事務方に従事。 整備料金納品書発行、メーカー補償関連、メンテナンスリース関連などの 工場業務全般に携わり、令和元年7月退職。 その後、釧路商工会議所主催のくしろ地

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