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20230830 小松島新堤(仙台市) #風景誤読

ある日の観察日記⑦


ある日、大きな万歳をしているような植物がポールの間に座っていた。 

“ズシんッ…!” と 
力強い生命力と風格のある植物に思わず心の中で挨拶する。 
(“おはよ~。“ もしくは ”こんにちは~。“ ”今日も暑いね~汗汗。“)
そんなことを考えていたら、 
(“おはよ~。元気だよ~”) 
と、返事が聞こえたような気がした。 
絵具を勢いよくのせたような、力強いエネルギーがある植物を見ているとじんわりと滲むように少しずつ心が元気になってくる。

そういえば、 
「花咲くお姉さん」と「ブタナ(タンポポマガイ)」のその後が気になっていたんだった。 


▼「花咲くお姉さん」との出会い

▼「花咲くお姉さん」と「ブタナ(タンポポマガイ)」の観察


月日がたち一体どんな姿になっているのだろう~(ワクワク…!!) 一人で高揚感に包まれながら「花咲くお姉さん」と「ブタナ」が居た場所に到着。そこには別の、見覚えのある植物たちがいた。

ねこじゃらし

花咲くお姉さんは“ねこじゃらし”に、ブタナは麦のような植物へと姿を変えていた。やわらかい風に揺れ、ほんわかと穏やかに暮らしているようだった。
(思わず、 “おかえりなさい~” と心の中で挨拶をしてしまう) 
まるでアニメの中にいるかのような、ゆったりとした時空間がそこには流れていた。

ねこじゃらし

(ねこじゃらしをよく観察してみると、胞子が空へと向かうように連なっていた。胞子からやわらかい毛が繊細に生えている様子が、なんだか面白かった。)

麦のような植物

(麦のような植物もよく観察してみると一粒一粒が手編みのような繊細さで、その連なっているラインがすごく綺麗だった。) 

花咲くお姉さんは、ねこじゃらし…?。
ブタナと思っていたのは、麦のような植物…? 
つぼみの状態からは想像できない姿にとても好奇心と興味がそそられる。:) 
久しぶりに観察の楽しさを取り戻し、見慣れた何気ない風景が一枚の絵画のような特別な空間に変わっていた。

参照:https://youtu.be/z6pNn_Fxze4?si=9qEACQV7Spmamft8

♩~♬…
なつかしいあの感覚にやさしく味わう散歩だった

[りな]


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