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ナラティブ・アプローチ

個々人がバラバラに体験している人生経験を「全体として理解可能な」統一した体験に結びつけて意味を与える物語的自己論。

独自の「物語的自己論」を利用して、

日常生活を変えたり、儀式を構築して、

行動計画を起こし、新たなシナリオを作成し、

個人の憧れ、希望、夢を達成する手法。

【ワーク】
人生にタイトルを付けると
「愛と平和で温かい「共育ち家族」構築して、自分らしい「第二の人生」スタート」


ナラティブ・アプローチの特徴1

【「転機・転換点」がいる】

・課題(弱み)を強みに変える
・成長段階のどこかにいる
・新しいメリットを取りに行く
・困難から希望と可能性へシフトする
・役に立つことに転換する

・リソースを携えている
・教訓を携えている

【ワーク】
(課題)
結婚から夢をあきらめざるおえない
離婚から新たな夢の達成
再婚からその夢を再度あきらめる
死別から新たな夢に挑戦

(シフト)
そのように、結婚と仕事のどちらかしか選択できなかった自己から
家族の支えを得て、家庭と仕事の両立が可能になる物語を創造する。


ナラティブ・アプローチの特徴2


・会話・対話型
・問題を外在化する
・ユニークでオリジナルな結果に焦点を当てる
・「オルタナティブな物語」と「客観的な観察者」を構築する
・自分(商品)が主人公
・テーマ・タイトル・サブタイトル・キャッチコピーがいる
・起承転結・ハリウッド式三幕構成・演繹法・帰納法・弁証法

【ワーク】
私の好きな物語は
塔の上のラプンチェル、シンデレラ、
どんなところに共感したか・・
毒親からの解放(トラウマを解放)(問題)
何を学びましたか・・
独立して自由になってパートナーと幸せを築くこと
(オルタナティブな物語)(転機)




社会構成主義・アプローチ

・RE再 EN強化 CO共 
リフレーミング エンパワーメント コミュニケーション 等
・家庭環境・社会環境・文脈(状況)を理解し、問題課題を解釈する
・時代・社会・文化・風土の影響を受けていることを加味する
・関係性・仕組み・システム・構造の影響を受けていることを加味する
・対話・コミュニケーションで相手とつながったり離れたりする

【ワーク】
・今、抱えている問題(目標)は?
独立自営業が出来ない。

・状況・環境は?
出来ないのは人のせいではなく、状況や社会や環境のせいである。


家族システム・家族療法・アプローチ

問題は、その人の中に有るのではなく
家庭的、文化的、社会的、歴史的な文脈で生み出されているのであり
人の内部に問題があると言うよりも
当事者の外側の「問題」に苦しめられていると考える。


リメンバリング

関係する人たちで、「問題」に対抗するためにチームを組み、協働で解決に取り組む
・思い出す
・メンバーを変える
・素材、材料、事柄を変える

【ワーク】

私の幼少期トラウマのケース

子どもの頃、親がアルコールのせいで、短気で怒りっぽかったために、
甘えに行ったら、私はよく、いきなり突き払われて「うるさいから、自分でやりなさい」とか、「邪魔だから、子どもはあっちいってなさい」とか言われたり、
いきなり怖い顔で「理不尽に怒られ」たりを繰り返されたことが、私の傷となって大人になってからの生きづらさになっていってしまいました。


親に甘えに言って話しかけたら

⇒頭ごなしに怒られた
⇒びっくりして思考停止
⇒辛さ、寂しさをグッと我慢するようになった
⇒すると、子どもは *自分が悪い子だから怒られたんだ* と解釈する
⇒落ち込み、焦り、不安、恥、罪悪感、恐怖
⇒自分を責める
⇒エンドレスに自分を否定し非難する

できあがった人格
ネガティブな思考
自己否定・自分責め・自己卑下

・遣りたいことが出来ない
・人間関係が続かない
・恋愛・結婚が上手くいかない

自分の生い立ちより



質問法



上手くいっていない価値観・思い込み・信念を変える思考法
自分自身にどのような影響が有るかを両面から多角的に質問する
・会話
・文章
・ストーリー

スキル① 常識を疑う質問をする

「自分自身の仕事、私事において
以前は常識であったが、今は常識ではないことは何ですか?」
女性が家族の世話をする。男性が社会で働く。

「自分自身の仕事、私事において
以前は有り難かったけれど、今では変えたいことは何ですか?」
女性も働く。自分の世話は自分でする。
私も社会で働きながら、家族にケアされてもいい。

スキル② 脱構築化

1、影響を知る {親、先祖、戦争、商売、兄弟が多い}
2,問題を外在化する {生き抜くため}
3,強みや資源を確認する {明るさ、元気、切磋琢磨}
4,オータナティブな物語を探る {仲良くすること 話し合うこと、承認}
5,新たな希望がある物語を構築する {別荘・民泊で過ごす} 

スキル③ 語られなかった事に注目する

1,隠された意味に注目  {母親の私は本当はそんなにバカじゃない}
2,矛盾する物語の存在に注目 {私はそんなに弱くない}

お母さんが若かったので、そのように思い込んでいただけ
誰も、バカでもブスでも劣っているわけでもなかった。
大人の女性に紛れ込んだまだ子どもだっただけ。
家族が助け合わずにバラバラで干渉しないことを選んでいたから
本当は支え合うところでさえも、わがそれぞれを選んでいた。

自分の過去の話より

スキル④ 問題の外在化


 
1,自分の中に問題を求めない
2,人間関係に問題を求めない
3,問題を人間に帰属しない
4,問題は、問題であり、人間の中に問題を見るのではなくて、問題と人間を切り離して、問題そのものに人格を与えて考える
5,問題で、問題であり、人間関係の関わりとは切り離し影響を与えない。

スキル⑤ 影響相対化質問法

影響
問題・課題がどのような「ディスコース(思い込み)」から、影響を受けているか確認する どの程度の影響か?大きさ?期間?必要性は?いきさつ、きっかけは?理由を聴く。
これからはどのような影響を受けたいか聴く。

{早く成功しないと怒られる のんびりしたら怒られる 早くしないと責められる。これからは、まず、落ち着いて、心穏やかに対応していいことにする.}

相対化(ダブルリスニング)
メリットデメリットの両面から、ネガとポジの両面から 影響を把握する
ネガ影響を解放し、肯定的解釈または対処法を把握する。ポジ影響は強化する。
これからどのように両方から影響を受けたいか考える。


【ワーク】

どのような物語が望ましいか?」
やさしく丁寧に笑顔で、確認もありつつ

「本当はどうしたい、どうなりたい?」

短気を止めて、穏やかに柔軟にいろいろな考え方をして、対処できるようになりたい。落ち着いて選択したい。

自分らしいとはどんな生き方ですか?」
やさしく温かく丁寧に協調性思いやりを大切にして
一人の女性として愛し愛されること

「自分として主体的に生きるために出来ることは何ですか?」
人とのコミュケーションに価値を置いて、大事に扱う
カウンセリング、コーチング


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