ユータ

フィンテック企業でSREをしております。 ITインフラの勉強結果を書いています。 現…

ユータ

フィンテック企業でSREをしております。 ITインフラの勉強結果を書いています。 現在はnoteでの技術ブログ停止中。技術ブログはこちらで書いています⇒https://zenn.dev/yuta28

最近の記事

  • 固定された記事

ブログ媒体のお引っ越し

最近Qrunchというブログサービスの存在を知り、ITの技術的なことを書くのに適したサービスだと感じました。 なので今後はそちらで技術的な事を書こうというお知らせです。 2020/9/26(土)追記残念ながらQrunchのサービスが終了することになりました。 使い始めて1か月ちょっとでしたが、技術記事を書くのにピッタリのサービスでしたので、とてもよかったです。 新たな移転先として、Qrunch内でも紹介され、最近新しくリリースされたZennというサービスに記事を移行しまし

    • CredStashを使ってApache/Nginx再起動時のパスフレーズ要求を無視できるようにした

      背景 現在のWebサイトの多くはSSL通信、つまりhttpsによる常時接続が当たり前の時代になっています。Webサイトを構築する際にSSL証明書を取得し、それをApacheないしNginxなどのWebサーバに取り込んでSSL通信させています。ですが、SSL証明書をとりこんだWebサーバを停止して再起動する際、SSL証明書発行に使ったSSL秘密鍵に設定したパスフレーズを聞かれると思います。 手動で再起動したなら直接パスフレーズを入力すればよいのですが、問題は夜間バッチ処理など

      • 自己紹介と転職活動の活動記録

        現在ヘルステック企業でSREをしているユータと申します。会社では、インフラ基盤の運用構築、障害対応、煩雑な運用の自動化改善などを行っております。このnoteでは、個人で学習してきたITインフラの勉強結果を残していくことをメインとした記事を書いています。 2021/2追記2021/1に会社を退職しました。次の会社は決まっていまして、2回目の転職活動の詳細はこちらの記事を参照ください。 休みの日は博物館や目黒にある自然教育園によく訪れていました。(最近はコロナの影響で足が遠ざ

        • Packerを使ったInfrastructure as Code

          前回の記事の最後で触れたようにこちらではEC2インスタンスを構築することなく、Packerを使ってAMIの作成を自動で行えるようにします。 Packerについて PackerはTerraformと同じHashiCorpによって開発されたマシンイメージのオートメーションクリエイトツールです。 AWSやGCPなどのパブリッククラウドのマシンイメージの作成はもちろんDockerイメージやVagrantイメージの構築もできます。そしてPackerではテンプレートと呼ばれるJSON

        • 固定された記事

        ブログ媒体のお引っ越し

          Infrastructure as Codeによるインフラ構築

          Infrastructure as Codeとはインフラ基盤をいわゆるプログラミングを書くかのようにコードで構築することをInfrastructure as Code(IaC)と呼びます。従来のインフラ基盤の構築といえば、大きいサーバのセットアップやLANケーブル接続によるネットワーク構築など物理的な設定が主な仕事でしたが、クラウドサービス全盛の現在ではそういった仕事が減っていき、PCの画面上から自由にインフラリソースの設定が行えることが可能になりました。 しかし、手軽に構築

          Infrastructure as Codeによるインフラ構築

          Ansibleを使ってDockerコンテナを立ち上げる(モジュール編)

          以前、Ansible-benderによるDockerコンテナの管理に関する記事を書きましたが、今回はansibleが提供されているdocker関連のモジュールでdockerコンテナのイメージ取得からビルド、Docker Hubへのpushを行っていきたいと思います。 実施すること・dockerイメージの取得 ・取得したイメージを基にフレームワークNuxt.jsのコンテナ構築 ・もとになったイメージをDocker Hubへpush 参考資料使用モジュール今回はこちらのモジュ

          Ansibleを使ってDockerコンテナを立ち上げる(モジュール編)

          MoleculeでAnsibleのテストをやってみた

          AnsibleのテストフレームワークであるMoleculeを使ってansibleのroleが問題なく稼働するテストを体験やってみました。 やったこと①moleculeをインストールする ②molecule initでテスト構造を作成する ③molecule testで初期テストが行えるか確認する ④2つのdockerコンテナ(CentOS7,8)にhttpdをインストールし、自動起動が有効化されているか検証する 参考文献 Moleculeとはドキュメントによるとansib

          MoleculeでAnsibleのテストをやってみた

          Ansibleを使ってdockerコンテナを立ち上げる

          Dockerのイメージ作成からコンテナ起動までをAnsibleを用いてできるかの検証日記です。 やったこと①ansible-benderでコンテナイメージを作成 ②podmanで作成したイメージからコンテナを起動 手順詳細まずansible-benderについての説明です。 かつてAnsibleにはDockerコンテナを管理するものとしてansible-containerがありました。 ですが2020年現在、ansible-containerは公式のメンテナンスが終了

          Ansibleを使ってdockerコンテナを立ち上げる

          CentOS 8をノートPCに入れた話し

          タイトルの通りです。 昨年新たにCentOSの新バージョンの8がリリースされました。 昔7を中古PCに入れた事がありましたが、入れただけで放置していましたので、改めて8を入れてその時に起きたトラブルなどを記していきます。 CentOSについて文字に起こしてCentOSを説明した事がありませんので、改めてCentOSについて説明します。 CentOSはRed Hat社が開発しているRed Hat Enterprise Linuxから商用の部分だけを取り除いたオープンソースソフ

          CentOS 8をノートPCに入れた話し

          AWSとSlackを連携し、EC2インスタンスのステータス検知を通知してみた

          AWSとSlackを連携する方法として、2020年4月に正式リリースされたAWS Chatbotがありますが連携できる機能に限りがあり、私がやろうとしていたことはChatbotでは対応できなかったので、Lambdaを用いてSlackへ通知する従来の方法で通知できるようにします。 やりたいこと 時折会社で運用している開発用のEC2インスタンスがいつの間にか落ちていることがあり、開発者からの指摘で気づくことがありましたのでもっと早く気づくようにするために、EC2インスタンスのス

          AWSとSlackを連携し、EC2インスタンスのステータス検知を通知してみた

          個人で行うAWSインフラ構築日記6日目

          前回お伝えしたとおり、EコマースサイトをAWS上でインフラ構築していこうと思います。また、今回からは定期的に日記を書けるように途中でも載せていこうと思います。 EC-CUBEについて Eコマースサイトを構築するにあたり、EC-CUBEというオープンソースを使っていきます。 ネットワーク構成図 シンプルにしたいので1つのEC2インスタンス内にDBも導入してEコマースサイトを構築していこうと思います。 余談 導入のときにつまずいた箇所を整理します。 最初書籍の手順通りにEC

          個人で行うAWSインフラ構築日記6日目

          個人で行うAWSインフラ構築日記5日目

          今回から前回紹介した書籍に沿ってインフラ構築を進めていきたいと思います。 まずは画像動画配信サイトを構築していきます。構成図は以下の通りになっています。 ネットワーク構成図 Amazon S3について 今回新しく使うAWSサービスにAmazon S3があります。 S3はSimple Storage Serviceを意味し、古くからAWSに存在するサービスです。 大きな特徴として、耐久性に優れていて容量のスケール調整が容易なことが挙げられます。 今回はEC2上にインストー

          個人で行うAWSインフラ構築日記5日目

          個人で行うAWSインフラ構築日記4日目

          前回までにパブリックサブネット、プライベートサブネットに分けてセキュアに構成されたインフラを構築しました。 今回はELBを駆使した可用性を考慮したインフラ構築を行っていきます。 ELBについて ELB(Elastic Load Balancing)はAWSが提供してくれるロードバランサーのことで、 一つのインスタンスへのトラフィックを複数に分散することで負荷を減らし、耐障害性を高めてくれるリソースです。 AWSでは3種類のロードバランサーが用意されており、以下の通りになりま

          個人で行うAWSインフラ構築日記4日目

          JAWS-UGに行ってきたお話

          先日JAWS-UGが主催する勉強会、イベントに初めて参加しましたのでその時の感想を述べていきます。 JAWS-UGとは 以下HPからの引用となりますが、AWSを活用するユーザ会になります。 JAWS-UGとは、AWS (Amazon Web Services) が提供するクラウドコンピューティングを利用する人々の集まり(コミュニティ)です。 一人ではできない学びや交流を目的としてボランティアによる勉強会の開催や交流イベントなどを行なっています。 私たちは日本全国に「支部」

          JAWS-UGに行ってきたお話

          個人で行うAWSインフラ構築日記3日目

          前回までは、一つのインスタンスにWordPressとDBを相乗りさせた構成のサーバーを構築していましたので、今回はWordPressとDBを別々に分けてよりセキュアな構成になったサーバーを構成していきたいと思います。 2層クライアント構成について 基本的にDBサーバーなど個人情報や社外秘の情報を含んだサーバーを外部インターネットに接続されている状態にしておくのはセキュリティ的に好ましいことではありません。 そのため、DBサーバーはインターネットからの通信を許可せずWebサー

          個人で行うAWSインフラ構築日記3日目

          個人で行うAWSインフラ構築日記資格合格記

          先日AWS SAAの試験に挑み3回目の挑戦にしてようやく合格出来ました。 以前も述べましたが、AWS SAAの人気は高く会社によっては取得補助を設けている所もあります。 ここからはAWS SAAの概要と資格取得へ向けてやった事を書き記します。 AWS SAAとは正式名称はAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトと言い、名前の通りAWSを用いてソリューション(課題)を解決するためのアーキテクト(システム設計)を行っていく人向けの試験となります。 公式サイトには以下のよ

          個人で行うAWSインフラ構築日記資格合格記