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個人で行うAWSインフラ構築日記資格合格記

先日AWS SAAの試験に挑み3回目の挑戦にしてようやく合格出来ました。
以前も述べましたが、AWS SAAの人気は高く会社によっては取得補助を設けている所もあります。
ここからはAWS SAAの概要と資格取得へ向けてやった事を書き記します。

AWS SAAとは

正式名称はAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトと言い、名前の通りAWSを用いてソリューション(課題)を解決するためのアーキテクト(システム設計)を行っていく人向けの試験となります。
公式サイトには以下のように、1年以上の実務での経験がある方を対象としていますが、独学で数週間、数日で取得されている方も多くいるようです。

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験は、AWS における分散システムの可用性、コスト効率、高耐障害性およびスケーラビリティの設計に関する 1 年以上の実務経験を持つソリューションアーキテクト担当者を対象としています。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/

海外でも人気の高い資格となっており、アメリカでは稼げるIT資格トップ15 2019では4位に位置し、2018年度の2位から少し後退したとはいえ依然として高い人気を保持している。
2019年度の資格保有者の平均年収は約13万2800ドルと昨年よりも1万ドル以上上昇している。https://www.globalknowledge.com/us-en/resources/resource-library/articles/top-paying-certifications/

資格取得にむけてやったこと

実際に私が行った勉強方法と参考にしたものを紹介します。
まず最初に書籍からAWSの概要を学んでいきました。最初に使用した書籍がこちらになります。
こちらの本はキャンペーンに当選したときに頂いた本で私がAWSの勉強を始めようと思ったきっかけになった本です。(私のツイート参照
要点を抑えてスラスラと読めて2週間ほどで読了でき、本試験にむけてAWSが用意している公式模擬で腕試ししてみました。
ところが、模擬試験を受けても全然分からず半分しか取れない結果となってしまいました。個人的に感じたことですが、本の内容がある程度AWSに慣れていて理解している人向けのため細かい機能説明が省かれているように思いました。
この本だけでは、絶対に合格できないと感じましたので、Udemyというオンライン動画教材も利用しました。
このUdemyは定期的に新規登録者に大幅値引きキャンペーンを実施しており、ものによっては80%近い割引もありました。私が受講したオンラインコースは以下のコースです。
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(初心者向け21時間完全コース)

各種機能を動画を見ながらAWSのサービスに触れられるので、より理解が深まってきました。全部見終えていよいよ11月に本試験に挑戦しました。ですが…

あと1,2問

はい、配点は不明なので推測ですがあとほんのちょっとというところで不合格でした。
初めて挑戦した感想でしたが、本試験は書籍に記載されている模擬試験や公式が用意してくれる模擬試験よりも遥かに難易度が高い印象でした。
詳しい問題内容は規約上書けませんのでぼかしますが、模擬試験に比べるとより実務的な内容になり単なる機能の暗記では太刀打ちできない試験でした。
もう一度基本から立ち返るために、また新しい書籍を購入して再挑戦しました。

何故か下がる

2回目の挑戦でしたが、1回目よりも点が落ち込んでしまいました。
2度目の挑戦は11月中に合格するという焦りで無理やり受験して失敗したという感想です…
12月にもう一度再挑戦するために同じ書籍を繰り返し読むことと、1回目2回目で自分の苦手な領域についてAWSの公式ドキュメントやオンラインセミナーを活用してしっかりと準備をして3回目の試験に挑みました。

やっと合格

冒頭にあるように3回目にしてやっと合格できました。
AWS SAA取得に向けて勉強した中で感じたことですが、AWSはどんどん機能が進化していき日々のキャッチアップが大変でした。11月末から12月にかけてラスベガスでAWSの大きな発表会があり、新しい機能が追加されました。AWS SAAも来年の3月に改訂が行われ、試験の難易度が上がるみたいですので資格取得後も継続的に学習し続けていかなければならないと感じました。
長々と私の合格体験記を記しましたが、冒頭に記した通り実務経験1年以上推奨とのことですが独学でも半年くらい頑張ればいけますし1週間で取得された人もいますので、先ずは手を動かして始めれば何とかなる事をお伝えします。

JAWSについて

AWSのユーザー勉強会にJAWSという会があります。AWSジャパンやAWSユーザーがLTを行い、AWSのアウトプットの場になっております。幾つか支部が存在し、初心者支部に参加して皆さんの面白い活用事例を聞けましたので、折をみてこちらも日記に残していきたいと思います。

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