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CentOS 8をノートPCに入れた話し

タイトルの通りです。
昨年新たにCentOSの新バージョンの8がリリースされました。
昔7を中古PCに入れた事がありましたが、入れただけで放置していましたので、改めて8を入れてその時に起きたトラブルなどを記していきます。

CentOSについて

文字に起こしてCentOSを説明した事がありませんので、改めてCentOSについて説明します。
CentOSはRed Hat社が開発しているRed Hat Enterprise Linuxから商用の部分だけを取り除いたオープンソースソフトウェアのLinux distributionです。(その性質からクローンOSとも言われます)
古くから人気のあるLinux distributionであり、私が研修で初めて触ったLinuxがCentOSでした。(確か7系)
小規模なサーバーなら法人でも使うくらい安定しており、国内でのサーバー使用用途のシェアは上位に位置しております。
数年に一度大きなバージョン更新があり、昨年行われたバージョンも4年ぶりの更新でした。
細かい機能の違いは今後省略しますが、今回はCentOS 8を自宅PCに入れる時に躓いた箇所を説明していきます。

CentOS 8の導入

OSをPCに入れるにあたりCent OSのファイルを公式サイトからダウンロードします。https://www.centos.org/download/

LiveUSB作成

isoイメージは謂わばCDなどのディスクイメージでそのままでは使うことができません。VirtualBoxなどの仮想マシンに読み込ませる、CDなどの光学ドライブに焼き付けるなど色々手段がありますが、今回はUSBメモリに格納するLive USBという方法でisoイメージからOSを用意します。
Live USBの作成方法はフリーソフトがたくさん用意されており、今回は以下の物を使用しました。

基本的にはブートの選択にダウンロードしたisoイメージをセットして、デバイスにセットしたUSBメモリを選択してスタートします。

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少し時間がかかりますが、完了したら画面を閉じてUSBメモリを取り外します。これでLive USBは完成です。

CentOS 8インストール

PCにUSBメモリをセットして、起動順序をPC内のHDDからUSBメモリ優先にした状態でPCの電源を入れます。そのまま画面の手順通りに進めばよいのですが、途中で以下の画面が表示されて先に進まなくなりました。

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色々原因を調べましたが、どうやらLive USB作成ソフトに問題があったようです。

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下にあるリストの中から推奨されたLiveUSB作成ソフトを使用して改めて作り直してもう一度初めからインストール作業を行いました。(dd for Windowsが日本語サイトも多いのでお勧めです)

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無事にインストールができPCにCentOS 8を導入することができました🎉

反省点

最初にインストールするときに使用したrufusというLiveUSB作成ソフトは日本語サイトでもおススメされていることが多いフリーソフトでしたが、これが原因だとは思いもよりませんでした。
日本語サイトでこの事象にふれている記事が少なく、英語の記事を見てやっと原因を見つけられたときはやはり英語を鍛えないといけないと痛感しました💦
家にはLinux Mintを入れたPCがありますので、例えばLinux MintからAnsible操作を実施してインフラ構築するなど色々と遊んでみようと思います。


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