プロテイン5000mgはタンパク質5gです
仕事を通して栄養学とスポーツ医学に関わったことから、日本人に足りないのはタンパク質と筋肉だと思います。
タンパク質は意識して摂ろうとしないと、なかなか摂取することができません。
世の中にはいろんな高タンパク質、高プロテインをうたっている製品がありますが、なかには5000mgなど単位や表示をごまかして、たいしてタンパク質が含まれていないものもあります。
プロテイン5000mg含有のゼリー飲料は、タンパク質5gです。
これはゆで卵1個以下です。
スーパーマーケットやコンビニでタンパク質の高いものを選ぶとき、タンパク質1gあたりの価格をチェックしていて、お得かどうかを確認しています。
ちなみに某チョコレートメーカーのプロテイン飲料は、
150円/15g=10。タンパク質1gあたり10円(コンビニなどの価格)
このあたりを基準にしています。
これを上回る高タンパク質商品とうたっているものは基本買わないです。
これより上回っていたら(コスパが悪ければ)、わざわざ選ばずにおいしいザ◯ス買いますし、あまりに割高だった場合は牛乳やゆで卵を選ぶほうがまし。
たまご10個(パック)や牛乳(1000ml)をみると、
たまご1個のタンパク質は6.5g、牛乳100g(≒ml)は3.3gなので
たまご 200yen➗65g=3.07 1gあたり3円
牛乳 200yen➗33g=6.06 1gあたり6円
たまごや牛乳はコスパよしです。
もちろんタンパク質といっても、それぞれの食べ物によってアミノ酸スコアなどで、特徴も異なります。
ちなみにもっともコスパがよいのは、プロテイン粉末です。
しかしプロテインだけでは筋肉大きくもならないし、ダイエットもできないので、適度に脂質や炭水化物を摂りながら、しっかりした量のタンパク質を摂取することが大切です。
またやりすぎも禁物です。いつも高タンパク質ばかりを選んでばかりいると気持ちも萎えてしまします。炭水化物や脂質が多いとわかっていても、おにぎりやラーメンやハンバーガーなど、そのときに食べたいものがあったりするので、そのときそのときです。
そのときは割り切って食べて、食べてしまっても後悔しないことです。
ニセモノの高タンパク質商品にだまされないように。