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ねぇパトラッシュ…えっ、疲れた?何言ってんだ、ほらアントワープ行くぞ。
みなさんこんにちは。
長かった冬が明け、待ちに待ったサマータイムが始まって超歓喜しているKです。
今回は前回に引き続き旅行記を書きます。
先に書いておきますが、初日の濃度だけやばいです。
後半は「えっ、手抜き?」と思うくらい少ないです。
それと間に自転車のイベントを挟むのでちょくちょく自転車の話が出てきます。
お時間あればお付き合いください。
今回の旅行先
3月末から4月の初旬にかけてヨーロッパでは日本のゴールデンウィークの様な期間であるイースターがあります🐰
今回はその期間を利用して名作アニメフランダースの犬で有名なアントワープ、それと3月30日に参加する自転車イベントの受付会場でもあるオーデナールデへ行きました。
⇩フランダースの犬の紹介はこちら⇩
アントワープ
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北へ行けばすぐオランダに入るため公用語は一応オランダ語となっている
英語ももちろん通じる
オーデナールデ
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アントワープから電車で片道2時間近くかかる
私の住んでいるクレーフェルトからは電車でケルンを経由して約4時間程で行く事ができます。
前回のオランダ旅行同様に県を跨ぐ感覚で国を超える事ができるのはヨーロッパならではですね。
今回の旅行の目的
旅行の目的といったら「そりゃ観光だろ」で終わってしまうのですが、今回は自転車のイベントのついでにベルギー旅行を組み込みました。
イベントの話は次回書きます。
と言うことで今回は旅行に必要な衣服以外に自転車を担いで電車に乗りました。
日本だと輪行袋(自転車を畳んで入れる事で電車に乗る事ができる袋のこと)に入れて電車を利用しますね。
ヨーロッパだと自転車を畳む事なくダイレクトに乗車する事ができます(自転車仲間のKEIMASA CYCLEのかなり昔の動画にあるので載せておきます)
ドイツ国内なら仕様が分かっているので何も考える事なくそのまま乗車しますが今回は国が変わるので自転車を畳んで電車に乗せる事にしました。
本来なら特急列車及び新幹線も車両次第ではそのまま自転車を乗車する事が可能です。
しかし私が切符を買うタイミングが遅かったのか、はたまた今回利用する新幹線に自転車スペースがなかったのか自転車乗車の予約をする事ができませんでした。
仕方がないから輪行袋…っと言いたい所ですがイースター期間中は電車の乗客が爆増します。
ただでさえマナーもルールもへったくれも無いヨーロッパにいるのに『これなんの袋?』と輪行袋の存在を知らないヨーロッパ人達の前に自転車が入った輪行袋を置いたら…蹴られまくり、スーツケースを当てられまくりでボッコボコになる未来しか見えません。
今回は面倒ではありましたが飛行機輪行用のバックを活用しました。
⇧高額だが信頼がおける輪行バック⇧
解体収納等の話はすっ飛ばしまして(何回も書いているので)出発日です。
1日目(アントワープへ移動)
定刻通りに出発、順調に新幹線に乗る事ができました。
自転車も無事に積み込む事ができましたが大きすぎて邪魔です。
車掌さんには「自転車に付きっきりならここに置いても良いよ」と言ってもらえたので混むと思っていたのに全く混まなかったスカスカの座席を横目に2時間ずっと立っていました。
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新幹線内は日本同様にWi-Fiが飛んでいるのでのんびりオランダへ行った話のブログを書いていました。
あっという間にブリュッセル北駅です。
今回は全ての乗り換え待ち時間を30分に設定したので電車が遅延しまくらない限りは確実に予定時間に到着する事ができます(実はアプリにて切符を買う際に直前まで乗り換え待ち時間を設定して検索出来ることを知らなかった)
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左はブリュッセル出身の陸上選手オフィサトゥ・ティアム
右はプロサイクリストのワウト・ファン・アールト
残念ながら今回は怪我でベルギーのレースは欠場するそうだ
ここからは特急列車に乗ってアントワープまで向かいます。
約30分北上して到着です(この時12時半)
あっという間に到着、アントワープ
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この後に再び訪れるがあまりの綺麗さに終始遭いた口が塞がらなかった
まずは大きい荷物(自転車)をなんとかしたかったので宿泊先へ直行…したい所でしたが、チェックインは14時からとの事。
宿舎でチェックインするのではなく別の場所にて鍵を受け取ってくれと前もって連絡を受けていました。
無駄だとは知りつつとりあえず受取所へ行ってみましたが案の定誰もいませんでした。
とりあえず街中を見学しつつマックでのんびりお昼休憩をしました。
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時間になったので鍵を受け取りに行きます。
先程来た際には無人だったスペースに人がいました。
パパッとやり取りを済ませて鍵を受け取ります。
今頃ですが、今回も一緒にベルギーへ来てくれた方を紹介します。
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最近ヨーロッパへ来てくれた
初めての海外生活でドイツ、オランダ、ベルギーを制覇
後々来てくれて良かったと思う事が起きる
今回は自転車を持ち込み組み立てやら何やらをする関係で他の宿泊客に迷惑をかけたく無いという理由でアパートタイプを借りました。
なので前もって宿舎がある程度広いと言うのは知っていました。
1人で泊まったら絶対に寂しいだろうと言う事で一緒に来てもらうことにしました。
宿泊者の追加はできるのか?ホテルのスタッフにメールで伺ったところ、1泊25€追加すれば連れて来て良いと返事をもらったので連れてくる事にしました。
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駅からのアクセス、部屋の綺麗さ、全ての用途にあった最高の宿舎だった
唯一の欠点は壁が薄すぎて上と下の音がアホみたいに聞こえる
早速宿舎へ入ります。
エレベーターがドア式(扉は自分で引いて開ける、本来は二重構造で内側にもスライド式の扉が付いている)で内側のドアがなかったのに驚きながら部屋へ行きます。
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広いです
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冷蔵庫は壊れていた
スタッフに連絡をしたら別の場所に小さな冷蔵庫が設置されていた
冗談なしに広いです
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広すぎます
更に奥にはキングベッドが3つもありました。
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写真にはありませんが謎の反省部屋みたいな小さなスペースもあり全てが驚きです。
これを1人で滞在しろと言われたらあまりの広さに寂しすぎて泣いているかもしれません。
本当にさんたろうさんには付いて来てもらって正解でした。
荷物を降ろした後は切符を買いに再びアントワープ駅へ向かいました。
と言うのも、明後日のイベント参加の際に必要なゼッケンを受け取るためにはゴール地点兼受付会場へ行く必要があるからです。
(ベルギー在住組には郵送で受け取る事ができる)
アントワープに到着した時に出た場所とは違う入り口から入ってみました。
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間違えて美術館に来たようです🤪
と、思う方もいるでしょう。
私も思っていました。
ここは駅です。
アントワープの駅です。
あまりの綺麗さに開いた口が塞がりませんでした。
あっ、切符は簡単に買えました。
今ならインターネットで前もって買い方を調べる事ができるので購入も楽ですね。
ベルギーは改札がないようなので買うだけで乗車する事ができるそうです。
それと受付会場までは片道2時間程かかります。
運賃が高い場合は1人で行こうと予定していましたが26歳以下は半額で乗車する事が出来るというのを知ったのでさんたろうさんも連れて行くことにしました。
(ヨーロッパでは若い人達に経験を積んで欲しいという観念から割引プランが豊富にある)
せっかく駅が綺麗なので中も見て来ました。
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ホームも綺麗すぎます。
アントワープの駅は3階構造だそうです。
さすが第2の都市だけありますね。
他の観光客もここを中心に写真を撮りまくっていました📸
その後はエコー川近辺へ行きました。
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⇩今頃ながら今回の行動範囲⇩
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西側がエコー川
イベントのスタート地点もここら辺
宿舎は街のメイン通りすぐ横
アントワープ駅から歩いて10分で着く事ができる好立地
エコー川を目指しつつ街中をぶらぶらしていたら大きな大聖堂を発見しました。
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最初は『大きな教会だなぁ』なんて思っていましたが目の前にある白い銅像を見てすぐにフランダースの犬の舞台である大聖堂だと気が付きました。
私は世代ではないのでなんとなくの知識しかありませんが、私の母の世代にとっては思いっきりぶっささる建造物でもあるのですぐに写真を撮ってお母さんに送りました(超喜んでいた)
まだ私が学生だった頃、偶然見たフランダースの犬の再放送(英語字幕)にて最後の言葉である「パトラッシュ、疲れたろ。ぼくも疲れたんだ。何だかとても眠いんだ。パトラッシュ…」がなぜか「Patrasche. I'm so f○cking tired」と訳されていたのを思い出して1人笑いころげていました。
もう少し別の訳し方あんだろ。
その後もぶらぶらしていたらアントワープの市庁舎がありました。
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長友かな?
4月1日にロンドファンフラーンデレンのエリート部門(プロ)があます。
そのスタート地点が市庁舎前でまさに設置中だったそうです。
プロのレースって見るとなぜか病みつきになるんですよ。
その後は2日後の私が参加するイベントの方のスタート地点を確認しに行きました。
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ゲートを見るとワクワクします。
やっぱり自転車イベントにはスタートゲートとゴールゲートが必要ですね。
これ、とても重要です。
ちょっとだけ興奮しながら宿舎へ帰宅。
夕ご飯はラザニアを食べました。
自宅にオーブンがないのでこういう時にしか食べれないのでちょっと嬉しかったです。
2日目(受付会場があるオーデナールデへ移動)
朝は8時起き。
昼頃にはオーデナールデへ行くのでそれまでは宿舎でゴロゴロしていました。
ベット大きいですから。
12時頃に朝ごはんを買いにスーパーへ。
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知らない土地へ来たら入った事がないスーパーへ入る。
これ、旅行の楽しみですよね(普段しない奴が言うから説得力がない)
定刻通りに電車に乗り込み約2時間をかけてオーデナールデへ向かいました。
途中の駅でイベントの参加予定者らしきローディーが乗って来て互いに目を合わせて頷いていました(こっちは私服だったがなぜか通じ合った)
遅延もなく順調に到着。
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しばらく歩くと見覚えのある場所が見えて来ました。
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当たり前ですがここに来るのは1年ぶりです。
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『また来る事になるとは…』と震えていた
会場奥に行くと受付窓口があります。
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私は1000番代なので左側の受付
前もって登録番号が記されたメールが届くので会場で提示するだけでゼッケンを受け取る事ができます。
フランス語は話せませんが笑顔でこんにちはとありがとうさえ言えればほぼ問題はありません。
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最長距離部門のせいで地図がとんでもない事になっている
外に出るとわずかながら出店があります。
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品質は選べないが予備としては有能なものが揃う
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上記の写真の奥には参加登録の際に付ける事ができるオプションの受け渡し会場があります。
記念シャツや靴袋をもらう事ができます。
更にこんな物までもらう事までできます。
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走る前にもらえる
まだイベントが始まってすらいないのに完走メダルをもらう事ができます。
と言うのもイベントが過酷過ぎて長距離部門で途中断念する参加者が後を経たないからです。
完走後に首にかけてもらうと言う最大のご褒美が台無しです(笑)
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お祭りテンションにやられると高額な商品も安く見えてしまうので気をつけましょう。
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価格は1万円と妥当ではあるが滅多に着ないので欲しい方はよく考えてから買うように
街自体は大きな街ではないのでやる事が済んだらパパッとアントワープへ帰ります。
前日に購入した切符は私は往復で30€、さんたろうさんは半額の15€でした。
思った以上に安いです。
夜は再びユンボスーパーへ行き夕ご飯、イベント当日の朝ごはんと夕ご飯、そしてチェックアウトする日の朝ごはんを買いました。
旅行と言ったら現地のレストランへ行ったりしますが今回は自炊ができるアパートタイプの宿舎を借りたので自炊する事にしました。
何を隠そう、さんたろうさんは調理師の資格を持っているのです。
とても心強いです。
価格も半額以上抑える事ができるので(ヨーロッパの外食産業は高額)とてもお得です。
夕ご飯を食べたらパパッと寝る事にします。
その前に入念に準備を済ませました。
明日は物を忘れたらとんでもない目に遭いますからね。
3日目(イベント当日)
朝は5時起き。
イベントは7時から。
普段から自宅出発1時間前に起きるので今日は少し早めに起きました。
最終チェックと着替えが済んだら会場入りします。
ちなみに、ベルギーの気候特有のお天気がちゃは大外れでした。
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イベントの話はまた次回書くので良ければ次回もお付き合いください。
イベントから帰宅
帰宅したのは21時過ぎ。
お留守番をしてくれていたさんたろうさんに迎えられてイベントの話をしながら楽しく夕ご飯を食べました。
4日目(ドイツへ帰宅)
4日間もあっという間に終わりが来ました。
前日の疲れもなくいつもの様に早起きです。
朝ごはんにしては中々の重さがあるボロネーゼを食べたら最後の片付け。
自転車を輪行バックに詰め込みます。超めんどくさいです。それが済んだらチェックアウトです。
私達が起きた時間帯には既にプロが出走した後で残念ながらスタートを見ることはできませんでした。
しかしプロと同じ舞台を走れたと言う満足感があるのでまたの機会にしましょう。
昨年のエタップ、それとイタリアのイベントに参加した際にアパートタイプの宿舎を借りましたがやはり良いですね。
次にアントワープに来る機会は当分ないとは思いますが可能であればぜひまた利用したいです。
本来はする必要がないのでしょうがスタッフの方にも感謝のメールを送っておきました。
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帰りも行きと同じルートでの帰宅です。
そして行き同様に自転車と一緒に通路で突っ立っていたら車掌さんが「こんなところで立ってないでレストランスペースの立ち席が空いてるからそこで立ってろよ」と自転車のスペースを開けて招いてくれました。
そのおかげで道中は気楽に過ごす事ができました。
気づけばドイツ。
あっという間に私達の住んでいる街に帰る事ができました。
汚い街ですがやっぱり帰ると落ち着きますね。
楽しかったベルギー旅行4日間、あっという間に終わってしまいました。
最高に楽しかったです🤗
最後に
今回もこんな長々と書いてしまいましたが、最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます。
昨年も来たベルギー。
しかし今回は初めて行ったアントワープにてとても良い時間を過ごす事ができました。
次回行くなら自転車を持たずに観光できたいですね。
読んでくださった方もベルギーへ行くのであれば『アントワープ』おすすめですよ👍
次回はイベント直前の話(コース紹介や必要な物)を書くつもりです。
おそらく次回も長文だとは予想しておりますが良ければお付き合いください。
最後に、ここまでご覧いただきありがとうございました。
ではでは🤘
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