暗闇に浮かぶ顔
気づけば部屋はすっかり暗くなっていて、目の前のモニターだけが光を放っている。
なにかに没頭しているとこんなことが起きる。
学生時代はゲームしている時によくあった。
朝からゲームを始めて、気づけば夜になっていてハッとする。
そしてなんだか1日を無駄にしたような気持ちになって罪悪感が押し寄せる。
本当にゲームをしたくてやっているのかどうかよくわからなくなっていた。
こういうのが嫌でゲームをやめてから結構な年月が経つ。
今日、とあるプライベートな作業を朝からしていた。
ふとあたりを見回すと、すっかり部屋は暗くなっていた。
僕の顔だけが薄気味悪くモニターの光に照らされていた。
こんなに没頭できることが自分にあることが嬉しくなった。
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