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製品の魅力を写すカメラマン/家具D2Cタンスのゲン 錨さんインタビュー

今回は、タンスのゲン株式会社でカメラマンをしている錨さんへのインタビューを記載します。


タンスのゲン株式会社は家具×ECの会社です。

タンスのゲン株式会社は、福岡県大川市に本社を置く家具・寝具・家電・インテリア用品等の製造販売を手掛ける企業。実店舗での販売を行わず、通販サイト「タンスのゲン本店」やネット通販モールに複数出店し販売をおこなっています。もともとタンス工場として1964年に創業しましたが、2002年にインターネット通販事業に参入して以降、数々の賞を受賞するなど、家具×ECのパイオニア的企業となっています。一方で本社所在地である福岡県大川市は過疎化が進み、1960年代に5万人いた人口は3万人まで減少。家具の街『大川』の復活のため、タンスのゲンは「大川を、世界のインテリアバレーに。」をコーポレートメッセージに掲げて活動しています。

福岡県大川市にあるタンスのゲン本社

タンスのゲンはD2Cの企業、オリジナル製品をファブレスで開発

暮らしのデザインに重点を置いたビジネスによって、潜在ニーズを適切に汲み取ったプロダクトデザインを可能にしています。自社に留まらない膨大な製造ネットワークによって、他社では実現できない仕様やスピードでオリジナル商品を提供しています。

様々な製品を開発しています。

タンスのゲンではページ制作を内製で行っておりWEBデザイナーが多数在籍しています。

担当部署は販売部WEB制作課となります。この部署に所属している別の社員のインタビューはこちら。

製品開発、販売を一貫して自社で行っているタンスのゲンには撮影スタジオもあり、カメラマンも在籍しています。

撮影スタジオの写真。

タンスのゲンのカメラマン、錨さんへのインタビュー

タンスのゲン錨さん

(以下インタビュー内容です)
主な業務内容は実際にお客様に見ていただく商品ページを制作することです。ネット通販の為、実際に商品を触れることがないお客様にとって、商品ページの内容は商品を買う為に必要不可欠な情報になります。足りない情報はないか、他にお客様が気になるところはないか、構成を精査しながら制作にあたっております。また、最近はカメラマンとして撮影業務にも挑戦しています。商品の魅力を可能な限り写真で伝わるよう先輩方にアドバイスを頂きながら撮影を行っております。少し工夫を加えただけで写真が劇的に変わることもあるのでそういった面白さもあります。

仕事のやりがいは、やはり自分がページ制作を担当した商品をお客様に買っていただいた時に感じます。ネットショップにおいてお客様は必ず商品ページを見て商品を購入します。先輩にアドバイスを頂きながらも自分が試行錯誤して作ったページを見てお客様が商品を購入したと思うと「頑張った甲斐があった」ととても嬉しい気持ちになります。撮影業務においても、同様に自分が撮影した商品が売れるととても嬉しくなります。

実際の撮影の様子。部屋を作って撮影することが多いです。

カメラマンとして意識しているのは、「使用イメージが浮かびやすい部屋作り」と「商品の強みを最大限伝えられる写真」です。
「使用イメージが浮かびやすい部屋作り」は、商品のカラーや使用シーン毎に壁や床を交換し、部屋の雰囲気を出していきます。その際に、色の種類を多く使わないことと物を置きすぎないことを特に意識しています。もし、意識せず部屋作りをしてしまうと商品がどれか分からなくなり、写真がごちゃごちゃしてしまうことでお客様に商品の良さや雰囲気が伝わらなくなってしまいます。スッキリした雰囲気と色の統一感を意識してお客様が商品を購入する際に使用イメージが浮かびやすい部屋を作っています。

「商品の強みを最大限に伝えられる写真」は、お客様がその写真を見ただけで強みや機能が一瞬で分かることです。その為には、商品の細部までボケや白飛びせず、ピントの合った写真を撮ることは勿論のことですが誰よりも商品の知識が必要となります。商品企画者、ページ作成者と話し合いを行い、商品の特徴や強みを確認することでモール内の競合他社の商品と比較し、推しポイントを探して撮影を行います。商品について理解した上で「商品の強みを最大限に伝えられる写真」を撮ることができます。

まとめ

今回は、タンスのゲンで活躍するカメラマン、錨さんへのインタビューを掲載しました。今後もより良い販売ページを実現していきます。

↓タンスのゲンコーポレートサイトはこちら

https://tansu-gen.co.jp/


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