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探究学舎の極意を学ぶ!「プレゼンテーション編」
こんにちは!探究学舎のホッシーです。
現在三鷹校舎で行われている中高生向けのリアル授業の様子をお届けする授業レポート第三弾!
今年1月〜2月にかけて実施した「プレゼンテーション編」の授業の様子をお届けします!
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中高生授業は、毎週水曜〜土曜の19時から三鷹校舎で開催中で、2ヶ月で1テーマを扱う形式(1テーマは合計8回で完結)です。
その他の授業レポートはこちらのマガジンをご覧ください!
探究学舎のプレゼン編とは
みなさんはプレゼンが得意ですか?
ビジネスの現場などでよく使われるプレゼンですが、最近は大人だけでなく、中高生であってもプレゼンをする機会が増えてきています。
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学校の研究発表、入学試験などでの面接、バイトの面接なども広い意味でプレゼンと捉えることもできます。
加えて、生徒たちが自分のやりたいことを見つけ、それを形にしていく時にも、人に自身の考えや想いを伝える技術は重要です。
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生徒たちがそれぞれの未来を創っていくために必要な技術だからこそ、プレゼンテーションに関する授業を作ることを決めたのです。
そんな探究学舎がお届けするプレゼン編では、こうした様々な場面で使えるプレゼンの技法や、想いを伝える技術を学ぶ、、、
だけではなく、探究学舎ならではのプレゼンのポイントを身につけます!
それが、人の心を動かすこと。
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探究学舎の授業を一度でも受けたことがある方ならお分かりかと思いますが、私たちが授業を届ける際に一番大切にしているのが、驚いたり感動したりする気持ちを作り出すこと。
つまり、人の心を動かすことです。
こちらの紹介動画でも語られていますが、「驚いたり感動したりする場面に出会いさえすれば、みんな心に火がついて、自分から学び始めるようになる。」これが私たちが大事にしている考え方です。
心を動かすプレゼンができれば、人の行動を促したり、誰かの協力を募ったり、人の印象に残ったりすることもできます。
だからこそ探究学舎のプレゼン編では、様々な授業づくりを通して私たちが培ってきた、心を動かすプレゼンの極意を生徒たちに伝授します!
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自分の内面と向き合う
では、授業では具体的に何をするのか?第1章ではまず、生徒同士の相互理解を深めたり、自分自身の内面と向き合うアクティビィティを実施します。
それが、ネイティブアメリカンが行っていたとされる火を囲んだ対話。
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参加してくれる生徒の中には、話すことが得意な人だけではなく、人前で話すことに抵抗がある人もいます。
だからこそ、落ち着いた環境下で火を囲んで対話をし、生徒同士の相互理解を深めることで、まずは教室全体の心理的安全性を作り出すことを大切にしました。
様々な定義がありますが、心理的安全性がある状態とは
「対人関係においてリスクのある行動を取っても、『このチームなら馬鹿にされたり罰せられたりしない』と信じられる状態」
のことです。教室全体で心理的安全性を担保することで、生徒一人ひとりが自分らしく表現できるようになり、それが人の心を動かすプレゼンの土台となるのです。
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生徒たちは様々なトークテーマが書かれたカードを順番にめくりながら、引いたカードに書かれた内容について順番に話をしていきます。
カードは身近な話題からスタートし、段々と深いテーマ、その人の価値観などが伝わるようなテーマに変化していくように設計しています。
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また、お互いに話ができた、話を受け止めてもらえたという感覚を大切にして欲しいので、例えば以下のようなルールも設けています。
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こうした対話を経て、最終的には自分の中にある恐れなどとも向き合います。生徒たちが明かしてくれた、プレゼンや人前で話すことへの恐れには様々なものがありました。
「発表した時、笑われたり、恥ずかしい思いをするのが嫌だ。」
「昔、学校で発表した時、自分の発表に対して否定的なコメントをもらったことが少しトラウマになっている。」
「最近なんとなく人に見られたり、目立つのが恥ずかしい」
中高生は多感な時期でもあるので、こうした悩みは多いと思います。何を隠そう、僕自身もそうでした。しかし、こうした恐れや不安は否定されるべきものではなく、自分を守ってくれる大切なもう一人の自分でもあります。
だからこそプレゼン編では、こうした恐れや不安を氷の自分と名付け、その氷の自分も温かく抱きしめるように向き合っていくことを目指します。
恐れや不安を持った氷の自分と向き合い、同時に情熱に満ちた太陽の自分を表現すること。それこそが、心を動かすプレゼンの重要なポイントです。
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このように自分の内面と向き合い、それをお互いに明かし合い、認め合っていく過程で、プレゼン編の土台となる心理的に安全な場が徐々に整っていきました。
プレゼン編の学び方
プレゼンをするための心の準備を終えた後、授業の中盤からは、より実践的なプレゼンの極意を学んでいきます。
こちらが、探究学舎がプレゼンをする上で大切にしている極意です。
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見ただけでは何のことかわからないかと思いますが、それぞれの要素に重要な意味があります。
ただし、極意を座学のように学ぶだけでは、プレゼン力を磨いていくことは難しいです。
そこで!プレゼン編は以下の二つを軸に構成されています。
①インプット=五感を使って取り組む様々なアクティビティ
②アウトプット=生徒自身が実際にプレゼンを作り、全体で発表する
一つ目に重要なのがインプット。授業では、五感を使って取り組む様々なアクティビィティを用意しており、楽しんで取り組みながら、探究学舎のプレゼンの極意を身につけていきます。
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こちらは、姿勢のプロが伝授する「自信に溢れた歩き方」講座。
正しい立ち姿、歩き方を身につけ、まるでランウェイを歩くハリウッドスターのように立ち振る舞うというアクティビィティです笑
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他にも、チームで協力したり、即興演劇的な要素を取り入れたアクティビィティなどが多数登場します。探究学舎の授業史上、最もアクティビィティが多い授業かもしれません笑
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こうした五感を駆使して取り組む体験を通して、プレゼンの極意を深く記憶にインプットします。
中高生たちのプレゼン
①インプット=五感を使って取り組む様々なアクティビティ
②アウトプット=生徒自身が実際にプレゼンを作り、全体で発表する
二つ目に重要なのがアウトプットです。学んだ極意を使って生徒たち自身でオリジナルのプレゼンを作り、最終回で教室のメンバーに向けて発表します。また、発表後はメンバー同士で相互フィードバックも行います。
相互フィードバックをすることで、自分一人では見えない強みや、伸び代をお互い見つけることができ、さらなるプレゼン力の向上が期待できます。
実際に自分でプレゼンをするからこそ、初めて気づくことのできるポイントがあります。生徒の課題感は人それぞれ異なり、アウトプットをすることで、自分なりの課題に向き合い、学びを持ち帰る設計となっています。
最後に、全8回の授業を通して、生徒たちがどのようなプレゼンを作成したのか、いくつか具体例を載せておきます!
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最後に当日の発表の様子も載せておきます!
最終回は、それぞれの生徒が関心のあるテーマでプレゼンを作成し、生徒同士で披露し合う場となりました。テーマについても、十人十色の個性が滲み出ており、そこがまた探究学舎らしいなと思います。
加えて、8週間を通した生徒たちの成長も大変印象に残っています。
人前で話すことに抵抗感があった子が、最終的に発表まで辿り着いたり、観客を感動させるプレゼンを披露した子がいたり、自分の好きなことをイキイキと楽しそうに発表する子がいたり。
生徒それぞれのスタイルで、心を動かすプレゼンを体現していました。
そして何より、自分が関心があること、好きなことだからこそ、プレゼンに情熱や想いが乗っているのが伝わってきました。生徒たちの表現したい!という気持ちから発せられたプレゼンは、心を打つものがあります。
生徒たちの成長ももちろん嬉しいですし、これを機に、人前で表現すること、伝えることの喜びを少しでも感じてくれたら嬉しいなと思います。
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一方で、中にはプレゼン作成が間に合わなかったり、心理的に抵抗があり、発表をしなかった生徒もいました。
しかし、発表をするしない以上に、なんとか直前まで粘ってみたり、勇気を振り絞ろうとしたその過程にこそ学びがあると私たちは考えています。
結果だけではなく、その過程を振り返り、自分と向き合う機会として欲しいと生徒たちには最後に伝えました。
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そして、授業では自身のプレゼンのテーマだけではなく、プレゼンをするのか、しないのかなども最終的に自分で決めます。こちらから促すのではなく、自己決定する機会を意図的に多く設けていました。
責任を持って自己決定する経験は、生徒たちが将来自分なりの道を歩んでいく際にも必要不可欠だと考えています。中高生授業では、知識や技術だけではなく、こうした未来を生き抜いていくために必要な経験も届けていけたらと思います。
今回のレポートで紹介した内容は授業のほんの一部ですが、他にも様々な工夫を散りばめた授業となっております!今後もこうした記事を執筆していきますので、ぜひご覧ください!
そして最後に、三鷹校舎で6月から始まる最新コンテンツのお知らせです!
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最新コンテンツは微生物編!
中学校で登場する生物の分野とも繋がる授業で、私たちの目に見えない微生物の世界を通して、生命の神秘や自然の叡智に迫る最新作です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
(ライター:ホッシー)
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