見出し画像

中海テレビ、PAC番組運営協議会会長賞を受賞!

「スパイア 蠱毒の妖姫」第一話が、第28回中海テレビPAC大賞にてPAC番組協議会会長賞を受賞しました!

中海テレビPACで放送したのはYoutubeにアップしているものに特殊効果や一部映像の再編集・音声再録を加えた物です。
現在、ご支援いただいた方に限定で公開中しています。

受賞のトロフィー

登壇

主演の才子さん、山岸赤夏さんとで記念撮影

授賞式の様子と、登壇した際のコメントの映像です。


Youtubeショートでの受賞報告動画

今回、受賞できたのは、ご支援、ご協力いただいた皆様のおかげです。
ありがとうございます。二話以降も、期待に添えるよう良き物を制作していきます。

普段、賞レースで勝つのが良い作品とは限らないと言っていますし、それが間違っているとも思いませんが、それはそれとして、いただけると素直にとても嬉しいです(笑)

ちなみに、第20回に「現代妖怪伝」でも受賞しました。
力入れてる映画でそれぞれ受賞できたのは嬉しいことです。前回が8年前かぁ、ちょっと爪を隠し過ぎましたね。


中海テレビ放送では過去にも何回か作品を放送していただいていますが、他で不可とされた表現がある作品や、修正を要求された作品でもそのまま放送していただいておりとてもありがたいです。鳥取県の表現の場の最先端だと思っています。

授賞式のコメントでも言いましたが、我々の様なクリエイターにとって、メディアで作品を公開する機会というのは非常に貴重なので、こういう場はこれからも維持していただきたいですし、盛り上げられるように今後も作品を応募したりなどできることをしていきたいと思います。

名誉ある賞をいただきましたし、嬉しいお言葉もいただけたので、二話以降も完成次第、応募していこうかと思います。

受賞式の後には「インターネットと人権」という講演会が。
講師は今度珠美先生(一般社団法人、メディア研究室代表理事・国際大学グローバルコミュニケーションセンター客員研究員)。

題目の通りネットと人権、AIによるフェイク問題、表現と差別について、等々。
私自身、過去にも触れています通りネットでの誹謗中傷の被害に何度か遭っていますし、最近はAIを学んでいるので大変興味深く勉強になる講演でした。


講演会の後に質疑応答タイム。
私は常々、言うように創作表現の自由を人生の命題の一つとしています。
講演内で表現と差別についてのことがありましたので、いつも主張しているようなことについての意見を聞いてみました。

・差別表現について最近はポリコレなどよく問題になりますが、重要なのは言葉や表現ではなく差別的意図があったかどうかでは?

・自分の作品にハーケンクロイツが描かれていて、勿論、ヘイトではなく、ちゃんと必要な意図があって表現しているが、やはり規制されることが多く、それはおかしいのではと感じる。

講演の内容についての質問を交えつつ、ざっくりまとめるとこんな感じの質疑を。

※参考記事


答えとしてましては、同じ表現でも意図によって差別でない場合も当然ある、ハーケンクロイツに関しては世界的に非常にセンシティブなのでたとえ差別的な意図がなかったり批判の為だったとしても、そこはかなり慎重に判断する必要がある。なので、個別のケースに関して今は良いとも悪いとも言えない、という感じでした。非常に誠意ある回答だったと思います。

面倒くさい人間の面倒くさい質問に、適当に誤魔化すでもなく、頭ごなしに否定するでもなく、とても誠実なお答えをいただけたと思います。
表現問題、皆、こういう風に意見交換できたら平和に解決できるのになと思います。

授賞式・講演会の後、色んな方とお話や名刺交換などもでき、そういう意味でも良い機会でした。
応援してくださった方、協力してくださった方、評価してくださった方の為にも映画制作、頑張ります。


「スパイア 蠱毒の妖姫」予告編


第一話



この記事が参加している募集

映画が好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?