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“ラグジュアリー”とは何か

ぼくが生まれ育った家庭は決して裕福ではない。

前々回の『建築を生み出す【概念を設計する1】』の記事の中でも、ぼくが幼い頃に住んでいた実家の図面を紹介した。

五右衛門風呂、井戸水、靴を脱ぎ履きして部屋を移動など、とにかく時代と逆行する不便な家だった(笑)

裕福ではない家庭に育つと、お金に対して憧れを抱く。
お金のある暮らしにコンプレックスがあったのかもしれない。
今ではきちんと仕事に打ち込んで、富豪には程遠いかもしれないが、昔はあんなに悩んで買っていたバスケットシューズくらいは値札を見ることなく買えるようにはなった。
「お金があれば豊かなのか?」という問いの答えはまだわからない。

ただ、心のどこかでは「お金だけじゃないよな」と思う部分がある。

noteのマガジンやオンラインスクールのChangerでは「お金のことは勉強した方がいい」とお金に関する考え方や資産運用について語っているのだが、一方で「お金がなくても暮らせるよね」とも思っている。

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建築家(suppose design office 代表)、起業家。 tecture、絶景不動産、TECTURE、DAICHI、Yado …

公には出来ないけれど、ここだけで書くことが出来る情報も含めて、皆さんに共有出来ればと考えています。 建築業界の凝り固まった環境を見直しながら、新しい働き方や、経営方法、ブランディングについて綴っていきます。