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NPO法人ルネスかごしまがイベントを(しょっちゅう)やる理由(20220618南九州新聞掲載)

私が理事長をつとめるNPO法人ルネスかごしまは、よくイベントをする。
毎年8月に県民交流センターの庭でおこなう「ギネスに挑戦しません!大そうめん大会」は、2019年からおこなっており(2021年は雨予報だったので中止にしたら当日は天気がもってしまった)、知り合いの福祉事業所さんが切ってくださった竹で、直線型のそうめん流しを作り、たくさんの人が同時にそうめんを食べることができる企画で、2019年の開催時には、ご近所の児童クラブの方々や、通りすがりの方、県民交流センターにたまたま用事があってきていたであろう方も含めて200人以上の方が参加する、一大イベントとなってしまった(今年は8月7日日曜日を予定。どなたでも、直接県民交流センターの中庭にお越しいただければ参加できます。無料。なお、そうめんは、揖保乃糸の黒帯を使用)。

今年は冷水町に5月に作った施設のお披露目もあり、7月23日(土)15時くらいから、冷水町の施設の庭で「バーベキュー&手持ち花火大会」を開催予定。ちょうど、直前に近くの小学校で講演をさせていただくことができるかもしれず、そうなると、地域の小学生やその保護者さんたちに、冷水の施設のことを知ってもらって、より深く地域の方々と触れ合えるようになるかもしれないなあと思っているところ。

秋には、バカンスの前でサンマを焼いたり(2020年は60名ほどの参加)、花見は毎年しているし(例年、4月の第1土曜日が姶良市で日曜日が鹿児島市。2023年は4月1・2日です)、南大隅町のマンゴーを使ったかき氷を振る舞う大会もしている(2022年は8月10日)。

通年で毎週土日に開催している「ひだまりカフェ」も水曜日にやっている「フリーコーヒー」も、イベントと言えばイベントであるし。

どうしてこんなにイベントばかりやっているかというと、もちろん1つには「団体の周知・宣伝」の側面があるのだけれど、それよりも大きいのが「子どもたちに(大人も)季節の行事やイベントを楽しむ機会を提供したい」ということ。

私たちの団体が関わる子どもさんは、たとえば学校や地域の活動に参加したくても、様々な事情により参加できない方も多い。そのような方に、人と楽しむことの、季節を感じることの楽しさやめんどくささも感じてほしい。

また、団体に関わる人々が一堂に会し、日頃は人の手伝いとか、したことがない人も手伝ってくださっている姿を見ると、「自分にも何かできることがあるかもしれない」と思っていただけるかもしれないなあということ。

そんなことを考えながら、そうめん大会で毎回おこなうスイカ割りの準備をしていると、「そういえば、寿の桜デパートの駐車場でスイカ割りしなあ」と、「あの準備をしてくださっていた方々は、お元気だろうか」と思ったりするのであります。

お読みくださりありがとうございます。 いただいたサポートは、NPO法人ルネスかごしまが行う「生活困窮家庭・ひとり親家庭支援」に全額使わせていただきます。