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オープンレター資料として

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2022年2月の記事一覧

オープンレター資料として 6

日本のオープンレターは呉座氏側が名誉棄損で損害賠償と謝罪を求めたのにたいして、オープンレター側も反訴で応じたようです。これについては法廷での戦いとなりましたので、ここから何年かはかかるでしょうね。

今日のツイッターで目を引いたのが、ロシアのオープンレターでした。
プーチンがウクライナに軍事侵攻をかけたのにたいして、ノーというロシア人たちが出したものです。

300人以上の科学者やジャーナリストが

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オープンレター資料として 5

オープンレター勢が最近いいだしているのは、「われわれは呉座氏の解雇を求めたことはない」というものです。呉座氏の日文研のテニュア解雇は、日文研の判断であり、オープンレターにはいっさいの責任はない、としています。

しかし、それは事実でしょうか。
オープンレターの文面にはこうあります。

ここで注目してほしいのは、このフレーズです。

日文研の幹部がこの発言を読んだとしたら、どうでしょう。呉座氏のよう

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オープンレター資料として 4

オープンレター資料として 4

呉座氏を告発したフェミニスト准教授は、以前、「男性皆殺し協会」についての授業を所属大学でおこない、そのことをネットの書き込みで明らかにしていました。ところが、今回のオープンレター騒動のさなかに、それらの書き込みが片端から消されるというおかしな事態が起きました。

「男性皆殺し協会」は1970年前後にアメリカの過激なフェミニスト、バレリー・ソラナスが書いた本からひろがったもので、男は不良品だからすべ

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オープンレター資料として 3

ワシントンポストはワシントンタイムズの誤記ですが。

ワシントンタイムズはあの統一教会がアメリカで創刊した保守系新聞で、ウィキによれば日本版にはディレクターとして渡瀬裕哉氏が参加しています。そして、オープンレターにはその渡瀬氏が署名した、というのがこのフェミニストの主張です。
ところが渡瀬氏は署名したおぼえはない、とのことで、現在は名前が削除されています。

1か月もまえに本人が否定している話(そ

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オープンレター資料として 2

呉座氏のテニュア解雇問題については、労働組合をとおしての撤回交渉にもなっているようです。裁判を起こすとどうじに、日文研の上部組織である人間文化研究機構に申し入れをし、話し合いをすすめているとのこと。
その経緯は、組合のサイトなどで確認ができます。

この文章のなかで、東京からわざわざ6人の幹部が雁首をならべてきたにもかかわらず、誰が交渉の責任者かすら不明だった、とあるのは、労組(新世紀ユニオン)が

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オープンレター資料として 1

墨東氏はオープンレター署名人のひとり。この騒ぎが勃発してからかなり積極的に呉座氏批判をくりかえしていた方です。この文章についてはどなたかが「おまえのためを思うから殴るんだぞ」的なものだと書かれていましたが、まさにそういうおためごかしを感じます。

他人のハンドルネームの趣味趣向は関知しないのですが、「公安委員会」というのは警察を管理する組織のネーミングです。そういうのをつけるセンスは私には理解でき

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