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おいしくなる、お茶のニッシ

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おいしさを探している理系の筆者。 気ままに好奇心がそそられるまま実験して、お茶の楽しみ方や淹れ方をぼちぼち書き溜めてます。 基本平日更新!
どうぞ、ぼちぼち、ご贔屓に。
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#ほうじ茶

香りって、その時々で違うんですよね。

香りって、その時々で違うんですよね。

炒りたてほうじ茶をしてみると、香りがだんだん変わることに気付きます。

よかったら、ちょっと炒ってみませんか?

きっと、たのしい香りがしてくるはず。

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茶色い日本のお茶を何といいます?

茶色い日本のお茶を何といいます?

さて、みなさん!
日本の茶色いお茶、このお茶を何と言いますか?

「ほうじ茶」と答えた人。
正解です。

「ばんちゃ」と答えた人。
実は、これも正解なんです。
地域によると「ばんちゃ」というそうです。

どこかで言われているかと言えば、ほら、ここに。

京都府相楽郡南山城村では、日本の茶色いお茶を「ばんちゃ」といううんだそうです。

同じお茶でも、地域で違う言い方をされることがあるんですね。
では

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テイスティングと普通に淹れること

テイスティングと普通に淹れること

最近続けているお茶の味比べ、テイスティング。
ふと、ほうじ茶でもやってみようと、同じティーカップに三種類、茶葉をいれて

お湯を注いでみました。

三種類のほうじ茶の芳ばしい香りが合わさって、とっても深みがありました。

緑色のお茶っ葉の煎茶のときと同じように、スプーンで液体を掬い取ろうとしたんですけど、茶葉が浮いてるからスプーンに乗ってきます。

ちょっと工夫して、何とか味見。

(よかったら、

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よくある緑茶、煎茶でほうじ茶作ってみませんかー

よくある緑茶、煎茶でほうじ茶作ってみませんかー

日本茶というと、緑茶、針状の形状をした煎茶を思い浮かべる人が多いと思います。

お茶っ葉はこんな感じですよね。

さて、ほうろくという炒る道具で、緑茶からほうじ茶を作ることができます。

種ノ箱は、ガスコンロを使っているので、下からガス火で熱をかけて温めて。
丸いところの真ん中にお茶っ葉を投入します。

茎は白くなり、葉っぱは濃いめの茶色になってゆきます。
香りが青いところから香ばしいところまで変

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ほうじ茶の香りに癒されてみませんか?お茶を炒る道具、ほうろく

ほうじ茶の香りに癒されてみませんか?お茶を炒る道具、ほうろく

お茶を淹れるときに使う道具を茶器と言います。
お気に入りの茶器をそろえると、お茶の時間がもっと楽しくなるんです。

今回紹介する茶器は、焙烙(ほうろく)。
緑茶を炒って、ほうじ茶を作るのに使います。

そもそもほうろく。
昔はお家で豆とかゴマとかを炒るのに使われていたんだとか。

筆者は、大阪の蒲生四丁目駅近くの日本茶専門店「袋布向春園本店」で購入した素焼きのほうろくを愛用してます。

さっそく使

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なつかしい「ほうじ番茶」、香ばしい「焙煎大和茶」

なつかしい「ほうじ番茶」、香ばしい「焙煎大和茶」

いつも飲んでいるお茶は「ほうじ茶」です!
という方もいらっしゃると思います。

食事時だったり、一息つくときだったり。。
なんなく落ち着くお茶かなー。

実はほうじ茶でも、大きな葉っぱのものもあれば、煎茶を茶色にしたようなものもあります。

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口に残るは花の香り、花香ほうじ茶、宮﨑茶房

口に残るは花の香り、花香ほうじ茶、宮﨑茶房

二日前に紹介した釜炒り、矢部茶は、熊本県の上益城郡山都町(かみましきぐんやまとちょう)産。
地図で確認したところ、筆者が行ったことのある宮崎県五ヶ瀬町から、西の地区だそうです。

本日は、五ヶ瀬町の茶農家の「宮﨑茶房」さんの花香ほうじ茶をご紹介したいと思います。

五ヶ瀬町は、ワインが作られたり冬はスキー場になったりで、標高の高い雨がよく降る景色の良いところでした。

宮﨑茶房の宮﨑亮さんと現地で

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ちょっと調べたほうじ茶のお話。

ちょっと調べたほうじ茶のお話。

ほっこりするし、飲みやすいし、カフェイン少なそうだし、体が温まる「ほうじ茶」。
集めてみると、まあまあ種類あって、ちょっと見直すというか、勉強になりました。

「おうす棒茶」
お抹茶にひく前のお茶を碾茶というのですけれど。その碾茶の茎の部分を集めて、釜炒りと遠赤外線でほうじ茶にしたんだそうな。
ほうじ茶でもいろんなの飲んだなぁと思っていたのですが、知らない風味でした。

茶産地でほうじ茶を買おうと

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