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5月のトキメキ

先月に引き続き、今月ときめいたものを記しておく。



🎞️作品編

先月あれほど韓国ドラマを視聴したのに、今月はゼロ。極端すぎる自分。
熱しやすく冷めやすい自分だからこそ、この「今月のトキメキ」にその時のブームを記しておくことは本当に大事だと実感。
今月は日本の作品を少しばかり楽しみました。 

ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』

かねてから気になっていた作品ではあったが、杉咲花さん&若葉竜也さんの報道を機に見始めた(軽率)

正直、医療ドラマはそこまでハマらないんだよなぁ〜と勝手に決めつけていたが、そのような先入観を持つべきではないと反省した。
期待を遥か超える見応えがあった。
そもそも、これは医療ドラマという枠なのか。
そこから問いたくなるようなヒューマンドラマだ。
医療ドラマは良い意味で大袈裟に演出するというイメージがあったが、本作品はリアリティがある。
医療の緊迫感やドラマ的展開は守りつつも、等身大の人間が映し出されており、リアルな質感が感じられる。(さらに、所々映画のような重厚感もあるから不思議だ。)
それは、杉咲花さんと若葉竜也さんお二人の演技力、内側から滲み出るような人間としての魅力が生み出したものだろう。
表情、目線、仕草、会話における間のとり方、相手の話の聞き方、
様々な演技で魅了しつつも、それはとても自然で素直で、、、こうして今この文を書いていても、演技という言葉を使うのが正しいのかとさえ思えてくるのだ。
前々から杉咲花ちゃんは好きな女優さんの一人でもあったが、今回更に深みが増した彼女を見た気がする。更に好きになった。


映画『街の上で』


アンメットを見て当然のように若葉竜也さんにも興味を持ち、出演作品を調べてみると、これまた「気になってはいるけど、再生へのあと一歩を踏み出すきっかけが必要な作品」(長いけどよくあるやつ)の一つであった『街の上で』で主演を務めていることを知る!
あのポスターに写る本を読んでいた彼は若葉さんだったのですね…!

Filmarksに書いたレビューをほぼそのまま↓
現実の世界で自分が出会うようなタイプの人々ではないけど、すぐそこにいそうな誰かの人生を覗き見しているかのようで、独特の良さがあった。

役者さんがみんな自然体で、会話も噛んだのをそのまま使ったり、表情も過度でない絶妙な感じだったり、演技してる感がない。

「作られた」感がない。

ドラマチック過ぎないのもこの作品のミソだと思うが、くすっと笑えるシュールな場面もいくつかあって、ニッチなお笑い芸人のショートコント総集編を見ているかのような気分にもなった。
 
今日も下北沢のどこかで彼らが生活をしているのではと思ってしまうよ。


🎧音楽編

昔の音楽

何か素敵な音楽に出会いたいな〜〜と思って、あえて昔の音楽を漁ってみたりしたけれど、自分の知識の乏しさを思い知るだけだった。
せいぜいビートルズの中で好きな曲を久々に聞いてみることしかできなかった。
もっと色んなアーティストやジャンルについて勉強しないと…と思って探すのは義務感を感じてかえって楽しいものではなくなるので、アルゴリズム(YouTubeのおすすめにポンッと現れて自分好みの音楽に出会えるやつ。好き。)を頼るなどしてゆっくり出会っていこうじゃないか。

音楽の出会い方は色々あるけれど、一つ挙げるならば憧れる人の好きな音楽を聞いてみること。
(憧れる人ってそんなロマンチックなことではなく、単純に好きなアイドルとかのことですけど…)

先月初めてときめき、今月もときめき続けている、BOYNEXTDOOR。私的に今最も注目しているKPOPグループだ。推しこそ決められない。メンバー一人一人に外見にも中身にも各々の魅力があって、推しを一人に絞るのは至難の業。 

そんな中、昔の音楽にもっと触れてみたいと思わせてくれるのはテサン。
彼の感性、そして彼自身が自分の感性に自信を持っていることが伺える言動がとても素敵だなと思う。

曲を何曲も作ってきたという彼の音楽の趣向が分かるインタビューを読みこれまた感心。

ニルヴァーナ、カーペンターズ、リチャード・サンダーソンのような僕の世代ではないアーティストの音楽も父が薦めてくれて好きになりました。トレンディーな音楽ができるようになるためには、一時代に最高と言われていた昔のアーティストの音楽もちゃんと理解していなければならないと思って、昔の音楽と最新の音楽を並行して聴いていて、ジャンルも選びません。

https://magazine.weverse.io/article/view/775?lang=ja&artist=BOYNEXTDOOR

彼らの宿舎生活に密着した動画で、自室のレコードプレイヤーでカーペンターズの「Top of the world」を流しメンバーと共に音楽を楽しむ様子を見た時には、もうなんか「良い!!!!」が溢れた。まるでアメリカのティーン映画に出てくる登場人物たちの日常を切り取ったような光景。

https://youtu.be/VmmcqC-MO14?si=KlcHKMzhUYHROp0R?t=11m17s

 

そんなこんなで、カーペンターズの曲を聞いてみたくなった。名前は知ってるけれど、曲自体はそこまで知らない…という程度だったので。 

中でも「Close To You」がとても気に入った。

そして、本家に次いで藤井風カバーも同じくらい惚れ込んでしまった。


長くなってしまったが、まとめるとBOYNEXTDOORにすごくハマっていて、彼らのお陰で色んな音楽を聞こうと思えたということです。
(BOYNEXTDOORについてはまた別でnoteを書こうかな。)


五月雨/&TEAM

そしてそして、

5月の曲と言ったらこれは外せない!!

&TEAMの「五月雨」

グローバルグループではありながらも日本発の彼らだからこそ出せた一曲だと思う。
「五月雨」って言葉、松尾芭蕉の俳句でしか聞いたことない。
(五月雨を あつめて早し 最上川)
松尾芭蕉か&TEAMか、という話になってきましたね。(聞いたことない並び)

この美しい歌詞を母国語として直接堪能することができると、日本人として誇らしくなるね。

数々の韓国アイドルを見ていて、たとえ歌詞の意味が直接分からなくてもパフォーマンスで圧倒されるから、そこまで言語の問題は大きくないと常々思っているけれど…
やはりこうして日本語という言葉の美しさによって魅力をを感じられることはかなり嬉しいものだ。


Wave to Earth

これまた出会ってしまった!!という高揚感。
前提知識ゼロで初めてbadという曲を聴いた時は欧米のバンドかと思ったら韓国のバンドだった。
オールイングリッシュで、英語の発音が綺麗…。


晴れの日にも、雨の日にも聴きたくなる。
激しくもなく、静寂でもなく、
水が流れるように穏やか。
そして、どこか懐かしさがある。

そんな曲が多いように感じた。



📚小説編

数は少ないが、今月はまあまあ読書できたのかなと。一時よりは読む時間が減ってしまったけれども、少しでも読書習慣が戻ってきたのは嬉しいこと。

先月恋愛ドラマを沢山見て、自分は意外と恋愛モノをまだ楽しめるのかと気づく。
そこで読書でも避けがちだった恋愛小説を積極的に手に取った。

考えてみると、それぞれの出版年が
ブラームスはお好き→1959年
水曜の朝、午前三時→2001年
アパートたまゆら→2021年
と、かなり幅広かった。名著から最近の作品まで幅広く楽しみました。

読書記録は👇https://www.instagram.com/mwxy_17 




以上、今月はこんな感じでした。
来月はどんなトキメキに出会うかな〜


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