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【取材】種子島を好きな理由vol.5

20代 女性 Iさん 西之表市上西地区在住

――出身はどちらになりますか?種子島に来る前はどちらにお住まいでしたか?
東京です。種子島に来る前は千葉に住んでいました。

種子島へ移住のキッカケ

――種子島に移住したいと思ったキッカケは何ですか?また他の地域への移住を選択しなかったのはなぜでしょうか?
種子島の星空に一目ぼれしたことです!
もともと宇宙が好きで、星空を求めていろんな場所を旅しましたが、国内外問わず、住みたいと思ったところは種子島だけでした。
なぜ他の場所ではなかったのか・・・一目ぼれなので説明できません(笑)――旅行での思い出話、あったら聞かせてください。
種子島には2回旅行へ来ました。目的はもちろん星を見ることでしたが、1回目は台風と重なり見ることが出来ず、2回目も悪天候でこのまま帰るのか・・・と思った最終日の夜、晴れてきれいな星空を見ることができました!念願の星空を見たその感動が忘れられず、移住したい!と思うようになりました。
――場所は関係なく、移住したい考えは以前からありましたか?
いいえ、全く!本当に一目ぼれから移住を決意して動き出しました。

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写真:旅行でロケットセンターに行ったとき

移住の準備!

――移住の準備で最初に始めたことはどんなことですか?
職探しです。
移住を決意してから「種子島_求人」を頻繁に検索していました。
林業の仕事をしてみたいと思っていたタイミングで、今の職場の求人を見つけることができました。
――移住先を決定するにあたり、ご家族の反応はいかがでしたか?
移住以上に、転職することに驚いていました(笑)
――移住するにあたり、移住前準備等でどのようなことが大変だと感じましたか?
家探しです。
初めての一人暮らしということもありましたが、インターネットからの情報も少なく、気軽に内見しに来られる距離でもなかったので、一か八か・・・と割り切っていました。
初めての1人暮らし、何を基準に選べばいいか悩みました。たまたま親戚が見つけてくれて今のアパートに決めました。職場からも遠すぎないのでラッキーでした。
――移住を進める中、これをしておいてよかったなと感じることや場面はありましたか?
ものを増やさないことです。
引っ越しシーズンだったこともあり、引っ越しは業者ではなく、段ボール数箱を郵送しました。
物を最小限にしすぎて、引っ越しして1週間は寝袋で寝ましたが(笑)

移住してみて、感じた話

――移住してから、種子島に降り立ち最初に感動したこと、驚いたことを教えてください。
星空です。
移住して数ヶ月経ちますが、いまだに感動は薄れません!

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写真:種子島の星空

――種子島にきて驚いたことはありますか?
風が強いことです。台風以外でも風が強い日があることに驚きました。
――移住後の生活面では、困ったこと大変だと感じたことはありますか?
特にありませんが、強いて言えば、日差しが強いことです。毎日日焼け止めを塗るようにしていますが、だいぶ黒くなりました。もはやどのくらい黒くなれるか楽しみです。
車が必須というのも、住んでみて感じました。今まで車がなくても生活できていたので、ペーパードライバーで運転も不安でしたが、仕事上トラックを運転することもあるので、少しずつ頑張っています。
――島暮らしで、チャレンジしてみたいことなどありますか?
マリンスポーツをやってみたいですね。あと、ロケットも見たいです!他にはスポーツも何か始めたいです。

仕事の話。私が林業を選んだワケ

――仕事について、前職とは異なる仕事でしたか?
全く異なる仕事で、前職ではシステム運用に携わっていました。
24時間365日気の抜けない仕事でしたが、日本の国際競争力強化に貢献する、とてもやりがいのある仕事でした。
――移住の際、なぜこの仕事を選択しましたか?
移住とはあまり関係ありませんが、一次産業に興味があったことと、デスクワーク・フィールドワークどちらもできる働き方をしたいと思っていました。
一次産業の中でも、林業は海外で優秀な投資先であることから興味がありました。また元々、登山が趣味だったので山の環境は大好きで、仕事で森に行けるということが決め手でした。
――仕事の面白さ、又は楽しいと感じたことを教えてください
修行中の身ではありますが、海外にも目を向けつつ、日本の林業・種子島の林業のために何ができるか考えるというのが私の密かなテーマです。
なぜアメリカでは森林投資が良いビジネスになるのか、森林面積が日本の半分以下にも関わらず、木材生産量が3倍もあるドイツとは何がどう違うのか、机上の知識だけでなく、日本の林業の現場を実際に見られるのはとても勉強になります。
あとは、天気のいい日に外に出られることも、個人的にはうれしいポイント。まさに理想通りの仕事です!
――最初、森林組合さんから就職を断られたと聞きました。本当ですか?
そうなんです。元々ハローワークの求人にあり、以前から興味を持っていたので申し込みましたが、採用担当からは「難しいと思うから辞めたほうがいい」と断られました。これは、知らない土地で重労働の林業、女性には体力的にも続かないだろうという組合の方の優しさもあったからだと思います。それでも諦めきれず、採用担当が困るくらい粘った結果、無事仕事に就くことができました。
――どのような人がこの仕事は向いていると感じますか?
まだ転職して日が浅いので、向いている・向いていないは何とも言えませんが、前職と比較して感じることは、体力は必須だということです。

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写真:林業の現場では、測量やトラックを運転することも。

――体力つくり的なことは、何かしていますか?
特にはしていませんが、通勤は毎日30~40分かけて歩いています。またその流れで通勤時は、職場より少し先の日ポ公園(にっぽこうえん)まで歩き、釣り人の釣果を見ているのは面白いです。港を歩いていたら、漁師の方と知り合いになれないかな?という期待も込めています(笑)

最後に種子島を好きな理由を教えてください。

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【インタビュアーよりひとこと】
星や宇宙が大好きなIさん。種子島で初めての1人暮らしは、不安も大きかったと思いますが、大好きな星空を毎日見ることができる生活環境や、興味のある仕事を楽しそうに語っている姿が印象的でした。
「種子島への移住」と聞くと、サーフィンやマリンスポーツを趣味にされている方が多い印象をもたれますが、種子島を好きになる理由はこの方のように様々あります。
種子島・西之表市で見つけた「好き」を「もっと好き」になっていただけるように、移住支援情報等で住宅の情報や“ハローワークくまげ”では月に2回お仕事情報を更新しています。気になる方は是非アクセスください☆☆~

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