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横浜市社協×サイボウズ、災害支援協定を締結!平時から災害に備えICT活用へ

横浜市社会福祉協議会とサイボウズが災害支援協定を締結し、今月19日、横浜市内で締結式を行いました。

220119協定締結式

この協定の締結については、日本経済新聞でも記事にしていただきました。

災害発生時のボランティアの登録・派遣や寄付物品の受け入れ・配布などの社協業務において、ICT(情報通信技術)を活用した情報共有システムを構築。今夏を目標にシステムの構築・運用を目指します。
平時からシステムを構築しておくことで、災害時に素早く対応できるようにします。
サイボウズ災害支援チームとしても、サイボウズのクラウドサービス「kintone」やこれまでのノウハウを活用しながら、有事に素早く被災者支援に貢献できるよう連携していきます。

協定締結後の24日には、横浜市社協による「令和3年度 区災害ボランティア研修会」がオンラインで開かれ、横浜市内の各区社協だけでなく、神奈川県社協や県内の他の市町社協などから参加者が集まりました。

最初に横浜市社協のICT 推進・災害対策担当課長 原田亮さんから、防災協定締結の発表と協定内容の報告が行われました。

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「社協の行う災害支援活動は、「日常」を取り戻すためのもの。日常につなげていくこと、最終的に日常を見据えた支援が大切」と話し、さらに、
「県を跨ぐ支援ができないコロナ禍で災害が発生した場合、同じ神奈川県内の連携が非常に重要になります。横浜市だけでなく、県内の他の社協と連携し、広い視野を持っていきたい。」とまだまだ続くコロナ禍での支援に焦点を当て、改めて他の社協との連携にむけた意欲を語りました。

それを受け、サイボウズからは災害支援チームのリーダー・柴田哲史が講演。2021年の災害支援現場での最新事例をスライドや動画を使って紹介しました。(柴田のこれまでの研修会についてはこちら

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講演後は時間いっぱいまで、平時からのkintone活用や、実際の詳しいICT活用法についてなど、ご質問をいただきました。

サイボウズ災害支援チームでは、今回の協定締結をきっかけに、有事に備え、横浜市の災害支援について一層密に取り組んでいくとともに、今後も災害支援現場でのICT化をよりわかりやすくお伝えするため情報発信を続けていきます。