見出し画像

『読』んで『書』く、だから『読書』

おはようございます。
今朝の札幌は生憎の雨模様です。
朝型の雨音の煩さに目が覚めて、少し不快な気分で目が覚めてしまいました。

私は朝起きてから、窓を開け、コップ1杯の水を飲んでから、『モーニングページ』を書いています。
起きた瞬間のまま、頭の中にある言葉を一言一句そのまま文字(悪い表現の言葉も全部そのまま)にして書き出す作業なのですが、これが存外スッキリします。
かれこれ始めて数年になります(途中何日も書かない日があったりもしますが)。
起きてから30分はテレビをつけません。
そうして、ただ外の音を聞きながら、自分の内省タイムで過ごしています。




そんな中、読書もたまに家でするんですが(普段は専ら通勤電車の中)、今読んでいるのが樺沢紫苑先生の『インプット大全』。
左開きの横書きスタイルは慣れないのですが、見開き1ページで1つの項目について書かれているので、結構サクサク読めます。

そこに書かれていた『自分の成長に繋がるインプットの方法』でファーストステップで挙げられていたのが、『読書』でした。

樺沢先生がオススメする読書法は、『深読』———本を深く読み込むこと。
それも『アウトプット前提で読む』ことです。

速読や多読が人気を博していた時期もありましたが、そんな中でも私はどうにもその流行が合わず、本を最初からしっかり読みこむ派で時間がかかっていたのですが、その点は樺沢先生曰く合っていそうな感じ。
ただ、足りなかったのは『アウトプット前提で読むこと』でした。

私も時間をかけて読んだ割にはなかなか内容が定着していなくて、せっかくの本とかけた時間が無駄になってしまうのが嫌だったんです。
何とか記憶に定着させる本の読み方はないかと思い、最近は『チャート式読書法』のノートを自分で作ってみたりしていますが、この『インプット大全』を読んでからは「なんか微妙に違うかも……」と思い始め、他に方法は無いかと模索しているところです。
純粋に、読んだ本の感想を書くようにしたらいいのかな。



読書の目的は『学び』と『自己成長』。
そして、その他の効果として『問題や悩みを解決する』というのがあります。
樺沢先生曰く、

「私のところに来る悩み相談の50%は、私が既に出している本の中に答えがあり、残りの45%はさまざまな本に答えが書かれている」

とのことで、つまり悩みの95%は本を読めば解決できると仰っていたのを読んで、「確かに!」と笑ってしまいました。
何故かって?
私、ストレスがものすごく溜まってる時、本屋さんに行って目に留まった本を手当たり次第に買うんですよ(もちろんちゃんと表紙や目次である程度内容は吟味します)。
『自分が想っていることや悩んでいることに対して、答えがありそうな本を探す』
無意識にやっていたことなので、こうして樺沢先生のお考えとマッチしたのがすごく嬉しかったです。

また、単に本を読むことが自己成長になるとは限りません。

手にしたその本が、自分の成長に繋がる本『ホームラン本』なのか、全くためにならない『三振本』なのか。

三振本を50冊読んだところで、ホームラン本3冊読んだ人の学びの深さや自己成長度合いには到底及びません。
本を読むことで何を得たいのか?
自己満足ですか?
それとも自己成長?

大事なのは、
自分にとっての『ホームラン本』を的確に見つけ、
目的(アウトプットする意識)を持って深読みし、
結果どう学びになったのかをアウトプットする。

『インプット大全』はまだ読み始めて第1章に入ったばかりですが、もう既に『アウトプット大全』が読みたくてたまりません。笑

毎度のことながら、樺沢先生の本は本当に面白い!
この『インプット大全』を深読みして、私なりの『学習欲を満たす学びになる読書法』を見つけ、それを身に着けようと思いました。

この記事が参加している募集