家事屋のひとり言

元々はエンジニア。 一転、真逆のアナログな家事代行の仕事で独立、家事代行会社を経営して…

家事屋のひとり言

元々はエンジニア。 一転、真逆のアナログな家事代行の仕事で独立、家事代行会社を経営しています。仕事のこと、日常の気づきなど書いています。子どもの諸問題(虐待、貧困問題等)にも興味あり。お酒は日本酒、ハイボールが好き。 https://kajidaikou-service.com

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最近の記事

家事代行会社を選ぶ時に大事なポイント

最近は家事代行を利用する人もだいぶ増えてきましたが、そのほとんどが初めて利用する方ばかりです。 私がこの仕事を始めた約15年前は、同業者(家事代行会社)はそれほど多くなかったのですが、今はいわゆる競合と呼ばれる同業の会社がかなり増えてきました。 私たちサービス提供側からすると厳しい時代(笑)になりましたが、利用するお客様側からすると選択肢が増えてきて、それはそれでよかったと思っています。 そういった良い面がある反面、会社が多くなりすぎ、どこの会社を選ぶかが逆に難しくなっ

    • 掃除や片づけサービスの違いを知って、上手に使いこなす方法

      最近は、掃除や片づけのサービスがたくさんあります。 そして、それらのサービスは、いくつかに分類することができます。 ハウスクリーニング 家事代行サービス 整理収納アドバイザーや収納スペシャリスト 便利屋 など… 作業内容がかぶっている部分もありますが、それぞれ特徴があり、得意、不得意な分野もあると思うので、自宅の状況、どんなことを依頼したいのかで使い分けして、とことんサービスを使いこなしましょう。 ハウスクリーニング ハウスクリーニングはその名の通り、住宅の汚れをクリー

      • 実家の片づけ、そして生前整理について思うこと

        時々、ご依頼いただくのが、実家の片づけの仕事。 ご依頼者は、親のほうではなく、息子さん、娘さんからの依頼がほとんどです。 もう両親が亡くなってしまい、実家を売却、処分、またはご自分たちが移り住むなど理由は様々です。 そして、一様に共通しているのは、荷物、モノが多すぎて、自分たちだけでは片づけられないということです。 私も何度か現場に立ち会ったことがありますが、とてもじゃないですが、ひとりやふたりで短時間で終わる量ではありません。 親が元気なうちからすこしづつ整理をそん

        • オウムサリン事件(1995年3月20日)は、社会を映す鏡

          そういえば、昨日3月20日は、あのオウム真理教による“サリン事件”が起こった日だったことを思い出しました。 1995年(平成7年)3月20日にその事件は起こった 1995年(平成7年)3月20日に起こった死者13名、負傷者約6300名を出したあの恐ろしい事件。 あの日のことは、よく覚えています。 というのは、事件が起こった日の約1週間前の3月16日に結婚したからです。 そして、この事件が起こった3月20日は、ちょうど新婚旅行の途中でした。 新婚旅行は国内だったので、3月

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        • 片付け記事まとめ
          6本

        記事

          求人の採用基準「この人と一緒に働きたいか、どうか?」

          仕事柄、スタッフの求人面接をよくやりますが、“採用する基準って、なに?”とよく聞かれます。 最初からずっと一貫して変わらない基準もありますし、その時々の時期に応じて、徐々に変わってきた基準もあります。 採用基準その1「一緒に働きたいと思えるか?」 ただ、ここ数年ずっと変わらない基準のひとつが、 「一緒に働きたいと思えるか、どうか?」です。 自分がこの人と一緒に働いてみたいと思えるか? 他のスタッフさんたちとうまくやっていけそうな人なのか? 人間性、人柄 それには、

          求人の採用基準「この人と一緒に働きたいか、どうか?」

          片づかないからといって収納用品を買うと、更に片づかない部屋に!

          最近の100均の収納グッズはとても便利 ネットでこんな記事を見つけました。 たしかに、最近の100均には、便利な収納グッズがたくさんあります。 しかし、あえて言います! お部屋が片づかないからと言って、収納用品を買い足してると、更に片づかない部屋になってしまいます! 収納用品を買うと、悪循環の始まり 収納用品を買うということは、当然ですが、収納する場所、スペースが増えることになります。 すると、モノを捨てなくても片づいたと思いがちですが、そこがさらに片づかない部屋に

          片づかないからといって収納用品を買うと、更に片づかない部屋に!

          ES(従業員満足)なくしてCS(顧客満足)なし、従業員の態度は会社の鏡

          先日、同じ日にY運輸とN郵便の両方から荷物が配達されてきました。 この両社の配達の人の対応がとても対照的だったので、感じたことを書き留めておきます。 宅配会社の対照的な対応Y運輸のおにいちゃん、すごいいい笑顔でいい感じでした! それに対して、N郵便のおばちゃん、なんかすごい機嫌が悪そうな顔。 ハンコを押すと無言で立ち去っていっていきました。 イヤ~な雰囲気で、なんか後味の悪い感じがしてしまいました。 社風って、こういうところに感じられます。 私自身もサービス業の仕

          ES(従業員満足)なくしてCS(顧客満足)なし、従業員の態度は会社の鏡

          【片付けられない人へ Part3】片付ける時間がないという人の共通点

          今までいろいろなお客様のお宅に伺っていて、わかったことがあります。 片付けの仕事で、「時間がなくて片付けができないというお客様」には、ある共通点があることに気づきました。 片付けをまとめてやろうとしないそれは、”片付けを含めた家事をまとめてやろうとしている”ということです。 きっとそのほうが、効率が良いと思っているんだと思います。 小さいお子さんがいたり、ペットがいれば、片付けた傍から散らかります。 また、普段仕事をしていれば、なかなか時間も作れず、やっと時間ができた時

          【片付けられない人へ Part3】片付ける時間がないという人の共通点

          【片付けられない人へ Part2】片付けない人の心理 ”片付ける理由がわからない”

          こんにちは。 前回の記事 「片付けられない人へ PART1片付けはどこから始めれば、何から始めればいいのか」に続く、片付け編の第2弾です。 前回記事 ↓ 片付ける理由、片付けない理由世の中には、様々な理由で、“片付けられない人”というのが存在します。 そして、片付けられない理由は、人によって、それぞれ違います。 また、そもそも片付ける気など、まったくないという人もいます。 私は、この家事代行の仕事を始める前まで、どちらかというと片付けは苦手で、部屋の中は散らかってい

          【片付けられない人へ Part2】片付けない人の心理 ”片付ける理由がわからない”

          【片付けられない人へ Part1】片付けは、何から、どこから始めればいいのか?

          巷には片付けや収納の本が溢れていますが、それでも片付けられない人は世の中に一定数います。 たくさんの片付け本が次から次へと発売されるのも、出せば出すだけ売れるからというのがその理由だそうです。 片付けられない理由かくいう私も、子供の頃から片付けが苦手で、子供の頃の成績表には「整理整頓を心がけましょう」の一言が、いつも添えられていたと記憶しています。 片付けられないのには必ず、理由があります。 ・片付け方がわからない。 ・片付ける理由がわからない。 ・片付ける時間が作れな

          【片付けられない人へ Part1】片付けは、何から、どこから始めればいいのか?

          ”子育ての街”・・・千葉県流山市は本当に子育て世帯が多い街

          先日、久しぶりに千葉県流山市のお客様へ訪問してきました。 流山市は、近年”子育てにやさしい街”としてとても有名になりました。 ”母になるなら、流山市” それを象徴するように、流山市のホームページ(https://www.city.nagareyama.chiba.jp)のキャッチコピーは、 ズバリ ”母になるなら、流山市” そのため、市の人口も、年々右肩上がり。 人口増加率は県内で1位。 こちらのグラフを見れば、一目瞭然ですが、年々伸びています。 そして、年齢別でも

          ”子育ての街”・・・千葉県流山市は本当に子育て世帯が多い街

          「経験に優るものなし」 「百聞は一見にしかず」は、本当だなと思うこと

          この家事代行の仕事を始めて、かれこれ約15年弱になります。 前職が全くの異業種(エンジニア)だったので、この仕事を始めるにあたって、この業界のこと、競合他社のこと、仕事内容のこと、お客様のニーズなど、事前にいろいろ調べました。 それなりに理解、わかったつもりでいましたが、実際始めてみると、想定外のことばかり。 「へー、そうなんだ!」 「え、そうなの?」 ということばかりで、事前に調査していたにも関わらず、まだまだ気づかなかったことが次々と…。 やはり、知識としてわか

          「経験に優るものなし」 「百聞は一見にしかず」は、本当だなと思うこと

          道路や橋などのインフラも大事だけど、これからは子育てのインフラも大事。

          いつもチェックしているソーシャル経済メディア”NewsPicks”で見つけた、こちらの記事。 【超便利】子育てのインフラ「動く授乳室」 https://newspicks.com/live-movie/314 これは、男性である自分には、まったく気づかなかった視点というか、ある意味、目に鱗でした。(ちょっと大袈裟?) 子育てをしている女性からすれば、「そんなの当たり前でしょ、今頃気づいたの!?」と言われそうですが、これを見た時、「あー、たしかにそうだよな」と思ったのが率

          道路や橋などのインフラも大事だけど、これからは子育てのインフラも大事。

          お風呂の床のピンク汚れの正体は酵母菌。その防止策は?

          お風呂の床やタイルにこんなピンクの汚れがつくことはないですか? 擦れば、一旦はすぐ落ちるのですが、しばらくするとまた出てくるので、ちょっと厄介です。 お風呂の床のピンク汚れの正体は?その防止策は? 実は、これ、単なる汚れやカビではありません。 このピンク色の正体は、ロドトルラという酵母菌です。 擦ると落ちますが、菌がまだ残っているので、またすぐ出てきてしまいます。 そこで有効なのが、エタノール! (薬局やドラッグストアで買えます) このエタノールで除菌してみましょう

          お風呂の床のピンク汚れの正体は酵母菌。その防止策は?

          【時短家事】掃除や料理の時短は、一に段取り、二に段取り。

          家事代行の仕事には、掃除をはじめ、片づけ、洗濯、料理など、いろいろな依頼があります。 そして、家事を手早く、時短で終わらせるには、なんといっても”段取り”が一番大事だなって感じます。 この段取りは、わたしたちのように仕事として家事をやるのはもちろんのこと、みなさんがご家庭でやる場合にも当てはまります。 段取りとは・・・ では、段取りとは?・・・あらためて調べてみると、 だん どり 【段取り】 1. 事を運ぶための順序。事がうまく運ぶように、前もって手順をととのえること。

          【時短家事】掃除や料理の時短は、一に段取り、二に段取り。

          これからの時代は女性の力。「母親っていう仕事は、世界一優秀なアマチュアだよ」

          約10年ほど前に放送していたドラマ「問題のあるレストラン」 ネットでたまたま見つけたので、久しぶりに観てみました。 主演は、真木よう子さん。 実は私は真木よう子さんのファンなんです。 と、そんなことはどうでもいいんですが、数年前、不倫問題でかなりバッシングされていた東出昌大さんの他、二階堂ふみさん、高畑充希さんらが共演していたドラマです。 母親っていう仕事は世界一優秀なアマチュア このドラマの中で、印象に残ったセリフがこれ! 「母親っていう仕事は、世界一優秀なアマチ

          これからの時代は女性の力。「母親っていう仕事は、世界一優秀なアマチュアだよ」