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期待する子供像を求めないこと。子育てはプログラミングではなく、粘土かも。

ステレオタイプ、普通、一般的…

親や親戚、ネットの情報などから、子育てはこうあるべきだ、有効な子育て方法はこれだ!という情報がたくさん入ってきて、そうなんだとシンプルに受け入れていました。

我が家には男女の子供がいますが、最初のうちはいろんな情報を仕入れてきて、どうやって育てようかと考えたこともありました。

男の子は「しまじろう」のように素直で、頑張り屋さんで、活発な子供になると思っていた。

女の子はドラえもんの「しずかちゃん」のように、可愛らしく、大人しく、聡明な子供になると思っていた。

でも実際は

全然違うやん!

男の子だからといって、おままごと遊びもするし、「は〜い」なんていい返事をしてパジャマに着替えることは皆無。

女の子だからといって、家にあるトランポリンではねまくっているし、恐竜のぬいぐるみと昨日も戦って平和を守ってくれている。

誰かの当たり前は、我が家では非常識。

無知であるがゆえ、ステレオタイプと違うことで焦り、自分を責めてしまう。そして、やり方を変えていくが、上手くいかない時に子供に当たってしまったり、さらに自分を責めてしまう。

答えを求める教育を受けてきたからなのか、何か正解があると信じ込んでいて、その枠に子供と自分をはめようとする。当てはまっていないと不安になってしまう。

結論、

子育ては全部正解!

理由は簡単。子供のために良かれと思ってやっているから。

大事なことは、「子供のために」なんだと思う。世間体やネットの情報に惑わされず、根拠がなくてもいいから、自分が選び、良いと感じたことを子供と作り上げていくイメージ。

一回やってみて続かなくてもいいし、何が子供に反応するかなんてわからない。月齢によっても変わるはず。

大人の扱いやすい子供像がいくつか用意されていて、
それに子供を当てはめる作業が育児ではない。

自分で何かをしたい!と感じた時に、それをフォローするのがパパママの育児かと自分は考えています。

子供に自立と自律をしてもらうだけ。あとは自分で生きて行けよと。

だから、しまじろうやしずかちゃんみたいな子供じゃなくてもOK。というか、あんな奇跡的な美しい子供はいないはず…

あんな予定調和な子供だったら、逆に調子狂うかも…

パパママには、子育てについていろんな葛藤や衝突、試行錯誤、悩みがあって当然なこと。正解がないからそう思って良い!むしろそれが健全。

子育てはプログラミングのコードを書いて動かしているのではなく、生身の人間同士がぶつかり合って会得していくもの。

それを繰り返しながら練り上げていく粘土のような感じですよね。

さあ、今日も娘と一緒に恐竜と戦い、平和を守っていこう!



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