子育てはワカラナイが当たり前

だって習ってないもん。

この言葉は、小学2年生の息子が使う言葉。

大人だったら「考えろよ」で一蹴されますが、実際に大人でも出くわすことがある。

それが、育児。

知らないないこと、教わっていないことのオンパレード。ディズニーランドもここには勝てない。

人が人を育てるとは、結構大変なものだ。
親の心、子知らずとはよく言ったもの。

そんな悠長なことを言っていられないくらい、激しく時間が過ぎていく。
泣き叫ぶ我が子。イライラし疲弊するママ。オロオロし、逆ギレするパパ…

想像していた笑顔あふれる微笑ましい家族像は、実は瞬間風速。

どうしたらいいのか探るべく、ググってみても、優秀すぎるグーグル先生は回答が多すぎる。

結局どうしたらいいか分からない「まとめサイト」を、妙に真剣に読んでしまい、みんなも困っているねと言う安心感だけを得る。

自分の親に聞いても、出てくる言葉は昔話の苦労編。

事態は好転せず、どうしたものかと困ってしまう。
こりゃ、自分で会得するしかない。仙人のような悟りを切り開き、多くのママは育児に立ち向かっている。ママはすごい。

いや、ママは確かにすごいけど、そこで終わってはならぬ。
パパが実力不足なだけ。覚悟とリテラシーの差だ。
パパの「育児戦闘力 向上委員長」として、カンタンに書いてみます。

1.仲間を大事に

あなたはパパです。こんにちはパパさん。
さぁ、何をする。いきなりオムツ交換?いや違います。

まずは

仲間の体力回復

ここに尽きます。仲間?ママのことですよ。

ママは出産すると、重体患者と同じくらいのダメージがあるそうです。
私は立会い出産だったのですが、確かにあれは見ていても辛そう。

妻曰く、痛いのではなく、

痛っっったい

そうなので、瀕死の状態です。

ほら、そんな時に使ったのは何だ?
薬草?エリクサー?宿で眠る?

とにかく安静にしましょう。お水に触らせないようにしましょう。

その間は、実家で静養ができればやっぱりベスト。里帰り出産は素敵。ここは素直に甘えましょう。

まずはママの体力回復が専決。そのサポートをするのが最初の仕事と言えるでしょう。

その間、パパは何をしたらいい?

パパも寝ましょう。

仕事をするならば、とことん前倒しでやっていきましょう。仕事の貯金を作る時期として捉えましょう。

何でか?

子供が生まれたら、早く帰りたいですよね。帰ろうよ。
でも、寝れないのさ。最初の数ヶ月は。

あっさり書いたけど、大変だから、それに備えましょう。

2.意識高い系になる

里帰り出産から帰ってきたママは別人です。
それは決して小さくなったお腹のことではなく、

意識高い系になっている

かなりイケてる感じです。

もう、夫婦2人で過ごしていた彼女や妻ではなく、ママになっています。
いや、ママになるんだ!と腹決めてるんです。

覚悟を決めたママと、赤ちゃんかわいい〜のパパ。
ここにギャップが生まれます。

パパへ。
あなたは近所の無性に近づいてくるオバちゃんでも、抱っこばかりしたがるオジちゃんでもありません。

パパが体力が回復しきっていないママと、泣くことが全てである赤ちゃんを支える必要があるのです。見物人ではありません。

と言うことで、パパも腹を決めましょう。
実際にどうしたらよいか。

それは、

子供が最優先である&自分のことは自分でやる

パパのお腹が空いた。はい。後回し決定。
ママからすると、超どーでもいい話です。

あ、でも、勝手にコンビニ行くのはダメですよ。ママのトイレタイムが優先です。その間、赤ちゃんを抱っこしていてください。

理解できますでしょうか?この感覚。
優先順位を示すと、

優先順位1:赤ちゃんを抱っこする
優先順位2:ママのトイレタイム(貴重な1人時間)
優先順位3:不足しているものがあれば、買い物
優先順位4:3のついでに、パパの食事でも買えば

こんな感じです。
だから、パパの腹減ったはどーでもいいと言うこと。
ママは、赤ちゃんのためにトイレを我慢していたんだから。

あれ、今までは妻と2人で何を食べようか考えたのに〜。

その時は風と共に過ぎ去りました。

ほら、最初に言ったじゃないですか。ママは意識高い系だよって。
もう、前の考え方とは違うんですよ。
子供が最優先なんですよ。とにかく。

だからそこに合わせないといけない。パパも腹を決めないといけないということです。

3.完ぺきを作り上げない

母乳やミルクをあげることが前提ですが、丈夫に良くできていますよ。ニンゲンって。

もちろん、生まれた時の状態によって異なりますが、自分で生きようとする力がある。それを支えたくなる、感情が湧いてくる。

グーグル先生は優秀だし、育児本を見るといろんなことが書いてある。

こうしなきゃ、これもしなきゃって思ってくる。

そうすると、だんだん息苦しくなってくる。
思い通りにいかないと、イライラしてくる。

完ぺきを作り上げない

これ、大事です。試験に出ます。

ミルクを飲む量が少なくても。なかなか寝つきが悪くても。カンシャクをよく起こしても。
そういう子なんですよ。この子は。

でも、紛れもなくパパの子供です。
この子の特徴や対応方法は、ググっても出てきません。

だからこそ、ママと一緒に考えましょう。その場その場で対応していきましょう。

世界で一番、我が子の対応方法を知っているのは、パパとママです。
それが合っているんです。間違ってなんか、ありません。

困ったら、類似事例を探すくらいのイメージで調べましょう。このnoteでも聞いてみましょう。こっちは参考です。正解ではない。

そうやって試行錯誤していることが、もう立派なパパとママの証拠ですよ。



この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,537件

#子どもに教えられたこと

32,983件

もしサポートをいただけたら、子供のための絵本と、自分へのご褒美としてチョコチップクッキー資金に使います。