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3ヶ月で記事30本を書いて気づいたこと

「今年の夏は発信量を増やそう」ーーそう心に決めたのが6月初めのこと。それから3ヶ月。「1ヶ月に記事10本を書く」と決めて、3ヶ月が経過し、合計30本の記事を書きました。

記事の掲載先はnoteに加えて、経営しているWaris社のブログや、連載させていただいている講談社の「mi-mollet(ミモレ)」、キャリアデザインセンターの「Woman type(ウーマンタイプ)」、アンバサダーをしている「日経xwoman Terrace(クロスウーマンテラス)」などです。

私はもともと出版社で10年以上編集記者をしていて、フリーでライター・編集をしていたこともあります。そんな私にとって「書く」ことはとても身近なことではあるのですが、それでも現在はライター専業ではないので、ほかの仕事があるなか「1ヶ月に10本記事を書く」ことはチャレンジではありました。でも「書く」ことで見えてきたことがあります。

①つながるインプットとアウトプット

日々を過ごすなかで、いろいろと思うこと感じることがあったとしても、「そのうち書こう」だとなかなか(私の場合は)書けないんです。そうこうするうちにずるずる日にちがたってしまう…のがこれまでのパターンでした(書くこと自体は好きなんですが…)。

でも「1ヶ月に10本書く」とアウトプットの数量的な目標が決まっていると、自然と意識的に書くためのネタ(=インプット)を探すようになります。そしてネタ探しのためにさまざまな情報にふれることで思考が深まり、アウトプットの欲求も高まっていきます。インプットを増やすには、最初からアウトプットの場所や量を決めてしまうのも手だな、と思いました。

②書いて「デトックス」

「書く」ことの「デトックス効果」も感じた3ヶ月でした。「書く」ためには人に伝わるように自分の思考を整理し、言語化し、文章化しなければなりません。この一連のプロセスを通じてなんともいえない「スッキリ感」が得られるんですよね。

何かの出来事や情報に接して感じたり、考えたりすることってだれでも日常的にあると思うのですが、そのときの思考や感情って自分のなかにモヤモヤとうずまいていて、言語化しないとそのままそこに滞留してしまう気がしています。

それらの思考や感情を「書く」ことで手ばなせたり、自分自身の理解が深まったりすることで「スッキリ」できたのは発見でした。

③「書く」ことで人とつながる

書く量を増やし、それらをTwitterやFacebookを通じてさらに発信することで多くの方とつながれたのも3ヶ月の財産です。仕事でふだんからお付き合いのある方から昔ながらの友人知人、そしてSNSを通じて初めて出会う方まで記事内容についてコメントやアドバイスをいただき、つながれたのはとてもうれしかったですし、励まされました。純粋に楽しい時間でもありました。

新型コロナウイルスの影響でフルリモートワーク生活になり、生身の人との接触が減るなか、オンライン上ではあるものの、たくさんの方と交流できたのは本当に心の支えになりました…。なかにはイベント登壇に声をかけていただいたり、メディアの方が記事を読んで取材していただいたりもしました。

そんなわけであらためて「書く」ことの力を感じた3ヶ月でした。今後も「意識的に書く」ことは新たな習慣として続けていきたいです。


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