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自己紹介〜中学生時代②〜

落ちこぼれのまま中学校生活を終えてしまうのか。あんなにキラキラしていた小学生の時が嘘だったかのような中学生時代。「負けたくない」その思いが消える事はなくどうにかしようと思い3年生の時に文化祭の主役に挑戦した。ここから目標に向かって楽しく過ごせる日々が始まった。

「大丈夫?主役だし演技力が重要なんだけどあなた演技力…….ないよ?」
私は演技力がない。文化祭の主役をやることができたのはやりたい人がいなかったからであって選ばれた訳ではない。むしろやらせてくださいという僕の熱い気持ちに先生も仕方なくといった感じで受け入れてくれた。野武士と三次とちょっぺいとという劇で主役の野武士役を私が演じ準主役の三次とちょっぺいを女の子二人が演じたのだが、この女の子二人はというと演技力が抜群にありいつも二人に圧倒されながら稽古していて今思うとよく続けられたなと思う。そして本番を迎えたがしっかり稽古した甲斐あって劇は盛り上がり無事に終わった。あれだけ心配していた先生も劇が終わると笑顔で良かったよと言いながら少し涙目になっていたのを見て大変な思いをさせてしまったなと申し訳ない気持ちになった事を覚えている。

小学生時代は担任の先生がきっかけを与えてくれてただ楽しく過ごせたが中学生時代は自分で考えて行動しやりがいを持って楽しく過ごせた気がする。 ”成長”できた出来事だった。文化祭の次の日からこれまでとは違う学校生活が始まった。また楽しく過ごせるようになった、やりがいを持って….違うそんなことではない。

「あの人ほんとかっこいいよね」「文化祭の時の人だ」「こんにちは」
観覧していた1、2年生の女子から大人気になってしまう。

ここから私の中学生生活のラストスパートが始まる。

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