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田中ゼミナールの活動(プレゼン発表編)

 田中です。旭川大学に着任してから3年間、大学ウェブサイトにおいてゼミ広報を行ってきました。田中ゼミはマーケティングのゼミですから、外への発信を大切にしたいと思い、地道に続けてきた次第です。そういえばnoteでは紹介していないと気づき、簡単にまとめてみました。

 ゼミ広報の記事は、基本ゼミ生に書いてもらっています(末尾に学年と氏名を示しています)。広報に限ったことではありませんが、ゼミ生に対しては、「誰に仕事を頼んでも大丈夫」という信頼感がありますね。いつも助けられています。

 田中ゼミでは、テキストの報告、グループ研究、学年別ディベート大会、学年合同ディベート大会、フィールドワーク、旭山動物園やICTパークでの学外研修、実務家講演会、オープンキャンパスでのゼミ紹介、就職活動報告会、卒業研究の執筆など多くの学修/行事/イベントを行っています。今回は、プレゼン発表にフォーカスして活動を紹介します。

学外発表 日本学生経済ゼミナール大会

 日本学生経済ゼミナール大会(インター大会)は、全国の経済学部、経営学部、商学部の学生が集まる学術大会です。60年以上続く歴史ある大会で、討論部門とプレゼンテーション部門の2部門によって構成されています。田中ゼミは、グループ研究の成果をプレゼン部門で発表しています。

2020年度

研究テーマ「サブスクリプションの社会的広まりと地域産業への活用 ー旭川の農産物を事例としてー
 サブスクリプションサービスの仕組みを旭川市の代表的な産業である農業に取り入れることができないか検討しました。

2021年度

研究テーマ「北海道東川町の魅力の源泉 ーまちの寛容性に焦点を当ててー
 適疎を実現している東川町について、クリエイティブ・クラスの枠組みを用いて考察しました。フィールドワークとインタビュー調査を行い、そこから得られた分析結果を発表しました。

2022年度

研究テーマ「温泉地におけるペルソナマーケティング ーペルソナに基づくPR動画の作成ー
 層雲峡温泉と芦別温泉という2箇所の温泉地へ足を運び、フィールドワークを行った上で、温泉地におけるペルソナマーケティングの有効性を示しました。また、設定したペルソナへのPRとして動画作成を行いました。

 今年度は、分科会16(マーケティング分野)で予選3位入賞することができました。やった〜!学生がやりたいテーマでのびのび活動して、結果までついてくると大変嬉しいです。

学内発表 経済学部ゼミナール活動報告会

2020年度

2021年度(代替大会)

2022年度

 先述したインター大会は、この3年間予選がオンラインで行われています。オンライン上でのプレゼンと対面でのプレゼン、両方できた方がいいだろうという考えで、対面で行われる学内発表会にも参加しています。インター大会は秋に開催されるため、学内発表会に出ると、年度の最後まで研究をブラッシュアップできる点もいいと思っています。

 3年間プレゼン発表会に出場してみて、「大舞台に上がると学生が成長するな〜」と感じました。毎年、発表の時のゼミ生の輝きがすごくてびっくりします。強い光。言うまでもなく研究のプロセスが大事なのですが、発表が設定されていることで、もう1段階研究が進む印象があります。

 また、「テーマが全てだな…」というのも毎年感じていることです。学生が楽しく取り組める、愛着を持てる、それでいて審査員やオーディエンスにも面白がってもらえるテーマを探し出すのはとても難しいです。来年度も面白いテーマが見つかりますように。

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