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言語化能力

今日のインプット内容は言語化能力についてです。

インプット先:

前回取り上げた共感の話の中で出てきた「言語化能力」について分解していき、どうしたら身につけることができるのかを自分なりのアウトプットしていきたいと思います。

言語化能力とは(※再掲)

頭の中で思っていることを整理し、表面化させる能力。
思考の発生 → 思考の整理・連結 → 表面化という一連の流れを「言語化する」行為とする。

言語化能力を分解すると、
「思考の発生」
「思考の整理」
「思考の表面化」

の3つに分けられます。

「思考の発生」と「思考の表面化」は、前回のnoteで扱ったように、思考力と発信力につながるところだと思っています。
なのでここで重要になってくるのは、「思考の整理」かと考えられます。

そもそも、「思考の整理」はなぜしなくてはならないのか。→誰かに何かを伝えるためです。

思考の発生で思考が生まれて、それをそのまま誰かに伝えようとすると、ぐちゃぐちゃで「あれこの人は何を言いたいんだ?」「要点でまとまっていないからわからない。」などの感情を相手に抱かせてしまい、コミュニケーションが取れません。自分でも話しているうちに何を言おうとしていたのかがだんだんよく分からなくなることはありますよね。これでは得たい共感も得ることは難しくなります。

考えられる思考の整理をできていない原因として下の2つが挙げられます。
・語彙力がない
何かある事象に対して、不快感や違和感を感じた時に正しく具体的に言葉で表現できていない場合があります。これは、このふわっとした不快感や違和感をしようにも、自分の中に言葉がないので、表現のしようがありません。故に語彙力不足と考えられます。
・考えられていない
これは思考の発生と関連するのですが、そもそも自分の中で独自のフィルターがない状態です。
例えば、ある映画を見た時に感想を急に尋ねられた時に何も考えておらず、「面白かった」の一言で終わってしまう状態です。ちゃんと考えられている状態というのは、「OOのシーンでAさんがOOしたのってOOだと思うんですよ。Aさんの気持ちが丸わかりのところがワクワクして面白かった。」というように、より具体性のある説明且つ、自分がどこに面白みを感じているのかを把握できています。

これらの原因に対して打ち手を持つと、


とにかくインプットを増やし、メタ認知により「自分はどう感じるのか?また、それはなぜなのか?をより具体的にアウトプットする」ことが良いと思われます。

思考の整理に対して正しい型を持ち、繰り返すことでその型が自分の身体に染み付いてきます。
野球の素振りが同じ要領で成り立っていて、何回も素振りをして、打てるようなフォームを手に入れて本番で打てるようになります。

以上 言語化のお話でした。

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