頑張っている人を見ると元気が出る

田中裕之と申します。IT企業でキャリア自律支援をしたり、職場の人間関係づくり・コーチングなどに取り組んでいます。

私の勤務している会社は、現在新人研修期間中なのですが、何故か新人研修期間中って職場が明るくなりませんか？

新人がいるだけで、元気が出てきたり、初々しさに笑顔になったり、何となく自分の挨拶する声もハキハキしたり。廊下ですれ違うだけでもエネルギーをもらいます。

加えて、私の場合は新人向けのキャリアワークショップもやらせてもらったので、直接新人と接する機会があり、圧倒されるほどの元気をもらいました。

新卒だけでなく中途もそうですが、新しい人が入ってくると、不思議と元気が出てきます。それは何故なのか。

人によって理由は違うと思いますが、私にとっては人は変われるということを実感できることが大きいです。

新しく入った方を見ていると、目の前のことに真剣で、没頭し、悩みながら乗り越えていくように感じます。

日々日々成長していく姿も見れますし、どんどん変わっていく。その姿を見ていると、自分にも大きな可能性がある、頑張ろうと思えるのです。

また、自分の新人時代をうっすら思い出している自分もいて、初心を思い返すことで、心機一転頑張ろうという気持ちにもなります。

そんな風に1人が感化され、その感化された1人に感化され･･･と伝播していくことで、チームや組織・職場が明るくなっていくんだろうなぁと思っています。

言い換えると、自分1人が変わることで、チームや組織全体が変わっていく可能性がある、ということです。

自分だけが頑張っても仕方ないと諦めてしまうこと、自分だけが損をしていると言う気持ちになること。私自身よくあります。

ですが、まず自分が変わること、自分が働きかけることが大切である。それがチームや組織を変えていくんだ。そんなことを思い出させてくれた新人研修でした。