Takehiro Nagi

株式会社ブライトログ創業メンバー←DeNA。ビジネスモデル、スタートアップ、ものづくり…

Takehiro Nagi

株式会社ブライトログ創業メンバー←DeNA。ビジネスモデル、スタートアップ、ものづくりが好き。 地方案件やスモールブランド、webメディアを中心に、新規立ち上げやコンテンツ制作を担当。ものづくりを伝える「セコリ百景」、実験空間「天窓」やってます。趣味はサーフィン。

記事一覧

自分自身の「解像度」を高めること

インタビューの仕事で色々な人の考えを聞き文字にしているのに、自分の考えを文章にする機会が意外と少ない。 だからこそ、考えてることを意識して文字にしていこうと思う…

Takehiro Nagi
3年前

ライターがインタビューする際に準備する事

この5年ほどで、求人記事のインタビューや経営者インタビューなど、ビジネス系をメインに1000件近くインタビューしていると思う。 フェーズも変わってきて、人にお願いし…

Takehiro Nagi
5年前
8

自動運転に一方的に期待し、勝手に失望した話

題名の通りなのだが、新しい技術が好きな僕は「自動運転」に一方的に過度な期待をしていた。何かで読んだのか、誰かにそんな話を聞いたのか定かではないのだが、自動運転が…

Takehiro Nagi
5年前
4

「正義」の敵は「悪」ではなく、「別の正義」

RPAサービスを提供している社長さんのインタビューをしていて、考えさせられた。 RPAでの、業務効率化って会社や社会の側面から見れば、省人化につながるし、生産性向上に…

Takehiro Nagi
5年前
4

「例え話」って、相手の事を知らないとできないよね

コミュニケーションとるときに、複雑なもの、説明すると長くなるものを簡単に伝えようと思ったら、例え話ってすごく便利だなと思う。 で、気付いたのが例え話が、的確にで…

Takehiro Nagi
5年前
2

「夫婦喧嘩」と「抽象化」

1年の同棲を経て結婚して、約6年。 なので、妻と7年近く一緒に生活しているのだが、最初の2年ぐらいはとにかく喧嘩が絶えなかった。 適切な言葉がないので「喧嘩」と書いて…

Takehiro Nagi
5年前
5

インタビューの価値をそれぞれの視点で整理した

僕は、制作会社としてお客さんの仕事をするなかで、年間150−300件程度のインタビューを数年に渡って行っている。 インタビュー対象はスタートアップ経営者、スタートアッ…

Takehiro Nagi
5年前
6

「社長ライター」って職種を考えた

とある打ち合わせの雑談の中から「社長ライター」って仕事を思いついた。「社長秘書」と同じような意味合いでイメージしてほしい。 秘書のように、日々社長と一緒に行動し…

Takehiro Nagi
5年前
5

自分自身の「解像度」を高めること

インタビューの仕事で色々な人の考えを聞き文字にしているのに、自分の考えを文章にする機会が意外と少ない。
だからこそ、考えてることを意識して文字にしていこうと思うようになった。

ここ数年、意識しているのが、自分の考えや気持ちの「解像度」を上げること。
平たく言ってしまえば「なんでこの行動をとったのか」を言語化できるようにすること。

行動の言語化
例えば「このシャツ欲しい」と思ったときに、要素を分

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ライターがインタビューする際に準備する事

この5年ほどで、求人記事のインタビューや経営者インタビューなど、ビジネス系をメインに1000件近くインタビューしていると思う。

フェーズも変わってきて、人にお願いしないと回らない部分も出てきているので、せっかくだからnoteにまとめたい。

半分は備忘録みたいなものだし、一種の引き継ぎ資料だ。

前提の条件取材相手・テーマが一定決まっているビジネス系の取材。
※できるだけ汎用性は高めたいが、グル

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自動運転に一方的に期待し、勝手に失望した話

自動運転に一方的に期待し、勝手に失望した話

題名の通りなのだが、新しい技術が好きな僕は「自動運転」に一方的に過度な期待をしていた。何かで読んだのか、誰かにそんな話を聞いたのか定かではないのだが、自動運転がもし普及したら、

車での移動中に仕事を含め様々なことができる。車移動により「運転の時間」だったものが「自由な時間」になり生産性が飛躍的に上がる。
今後は、社内で過ごす時間を取り合うような世の中になる。

という勝手な幻想をいつしか抱いてい

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「正義」の敵は「悪」ではなく、「別の正義」

RPAサービスを提供している社長さんのインタビューをしていて、考えさせられた。

RPAでの、業務効率化って会社や社会の側面から見れば、省人化につながるし、生産性向上につながるから「良い」側面はある。でも、個人の幸せって考えると、単純作業が得意で、好きで、それで会社に貢献してた人から見ればどうなんだろうね?

と言っていた。

僕は、IT・テクノロジー信者なので、それは世の中全体で見れば「正義」な

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「例え話」って、相手の事を知らないとできないよね

コミュニケーションとるときに、複雑なもの、説明すると長くなるものを簡単に伝えようと思ったら、例え話ってすごく便利だなと思う。

で、気付いたのが例え話が、的確にできても全く響かないケースがあること。

この原因を僕なりに考えてみた。

「例え話」ってそもそもなに?例え話をする際の思考の流れを整理すると、

具体事象 → 抽象化 → 別の具体事象化

となると思っている。

意識・無意識は別にし

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「夫婦喧嘩」と「抽象化」

1年の同棲を経て結婚して、約6年。
なので、妻と7年近く一緒に生活しているのだが、最初の2年ぐらいはとにかく喧嘩が絶えなかった。
適切な言葉がないので「喧嘩」と書いているが、8割ぐらいは僕が一方的に注意を受ける状態。

この「注意」から、30代も半ばのいい歳で「反省」「抽象化」について意識したので言語化しておきたい。

「反省」を調べると、

普通のとらえ方や自分の普段の行動・あり方を振り返って、

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インタビューの価値をそれぞれの視点で整理した

インタビューの価値をそれぞれの視点で整理した

僕は、制作会社としてお客さんの仕事をするなかで、年間150−300件程度のインタビューを数年に渡って行っている。

インタビュー対象はスタートアップ経営者、スタートアップ社員、ものづくりの職人である場合がほとんどだ。掲載メディアの特性上、その人が何を考え、なぜそれをやっているかをインタビューすることとなる。

それだけの回数を経験しても、いまだに「今日は良かった」「なんかうまくいかなかったな」とば

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「社長ライター」って職種を考えた

とある打ち合わせの雑談の中から「社長ライター」って仕事を思いついた。「社長秘書」と同じような意味合いでイメージしてほしい。
秘書のように、日々社長と一緒に行動して、下記のようなことを文章にしてアウトプットできるライターをイメージしている。

【執筆する内容】
・おもしろい雑談
・出せる範囲でのミーティング内容や発言
・社員に対して話したビジョン
・外部イベントなどへの登壇

社内での雑談やミーティ

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